朝日新聞の偏向報道に疑問

14日の朝日新聞の愛知版・山口版、兵庫版で、各選挙区の候補者を紹介する特集がありました。

ところが、「出馬予定者一覧」から幸福実現党の候補者は、名前すらも見事にはずされてしまいました。
リストからはずした理由も書いてありますが。。。。そこまでしなくても。
愛知の無所属の銭上さんだって、当然載せるべき（辞退でもしたのでしょうか？）。

愛知の例だけ、参考に掲載します。
山口と兵庫も同じような書き方です。

-----------ここから


朝日新聞愛知版　8/14より転載

【８区】
伊藤　忠彦４８　自前（１）党国対副委員長〈公〉
伴野　　豊４８　民［前］（３）党環境副大臣〈国〉
※本当は幸福実現党の三丁目伸哉氏と無所属の銭上良夫氏が立候補しています

【９区】
海部　俊樹７８　自前（１６）〈元〉首相〈公〉
岡本　充功３８　民［前］（２）医師〈国〉
※本当はもう１人、幸福実現党の板谷紀美子氏が立候補しています

【１０区】
江崎　鉄磨６５　自前（４）党副幹事長〈公〉
杉本　和巳４８　民新　〈元〉銀行員〈国〉
※本当はもう１人、幸福実現党の中村秋則氏が立候補しています

【１１区】
土井　真樹４９　自［前］（１）公認会計士〈公〉
古本伸一郎４４　民前（２）トヨタ社員〈国〉
※本当はもう１人、幸福実現党の中根裕美氏が立候補しています

（註：※赤字は筆者）

-----------引用おわり

◆ボイコットの言い訳比較

＜愛知版＞
おことわり
幸福実現党は１３日、衆院選の候補者擁立を再検討する、と発表しました。そのため本日付では、同党の立候補予定者の掲載を取りやめました。

＜兵庫版＞
幸福実現党は１３日、衆院選で全小選挙区に候補者を擁立する方針を見直すことを明らかにした。県内の１２選挙区についても、同党本部は朝日新聞の取材に対し「現時点では未確定」としている。

＜山口版＞
幸福実現党県本部は県内４小選挙区で候補擁立を発表していましたが、１３日の取材に対し、「今後、衆院選の候補者の数や選挙区については調整がある」と説明しました。このため、確定するまでの間、同党の立候補予定者の紙面への掲載を見送ります。



うーん、そんなに神経質にならなくても。

確かにちょっとゴタゴタはしましたよ。
でも公示前なのだから、どの政党だって正式な立候補ではないわけで
不確定だという意味では同じじゃないかと思うのですが。(-_-;)

同じ朝日新聞でも、14日の記事でリストにはちゃんと掲載している地域もあります。
ということは、リストからもはずすかどうかは、朝日の各エリアの責任者の判断ということでしょうか。


他の新聞（特に五大紙）はどうかと検索してみると、
他紙は14日の報道でも、記事のボリュームでの不平等感は多少残るものの、
公開討論の結果や各候補の動向などは、公平に掲載を続けてくれているようです。
テレビで予定どおり放送している所もありました。

立候補者リストからも名前をはずして報道するというのは、
立候補している事実すらわからなくなってしまいます。
ちょっと行き過ぎじゃありませんか？

朝日新聞の購読者の「知る権利」はどうなっているのでしょうか。





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千葉版も、ちょっとひどい。
自分のようにいろいろな新聞を見比べなければ気がつかないと思います。


＜朝日新聞の偏向報道例２＞

-----------ここから

朝日新聞　千葉版　8/14より引用

「小選挙区は定数１。そこでは自民党、公明党に政権から退場してもらう１票を投じてください」。柏駅東口前で７日、街頭活動に立った柏市の共産市議が呼びかけた。
　共産党は、柏市（旧沼南町を除く）と我孫子市からなる千葉８区で、新顔で元県議の加藤英雄氏（５６）を比例重複で擁立する。だが、この市議は「国民は政権交代を望んでいる。複雑な思いはあるが、民主中心の政権になるという前提で、共産党の『建設的野党』の役割を訴え、比例票を伸ばしたい」と話す。
　同選挙区の主な立候補予定者は、加藤氏のほかに、自民前職の桜田義孝氏（５９）、民主元職の松崎公昭氏（６５）がいる。

-----------引用おわり

　ｅ国政　立候補者一覧　で確認しましたが、千葉８区の立候補予定者は４人。
ところが「立候補者は共産党の他に、自民、民主がいる」、そこで終わり。
幸福実現党の森さんの存在を知らせていません。
「立候補者」の前に「主な」をつけて読者をごまかしています。


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＜朝日新聞の偏向報道例２＞

千葉2区の報道でも同じです。　朝日新聞千葉版　8/12

自民党の山中氏を中心に追った記事ですが、

千葉２区の主な立候補予定者は、山中氏（自民）のほか、民主新顔の黒田雄氏（５０）、共産新顔の小倉忠平氏（４８）。県議４期目の黒田氏は２年前に公認内定を得てから、自転車で選挙区内をくまなく回ってきた。小倉氏は前回と選挙区を変えての挑戦となる。

この選挙区も、立候補しているのは
自民、民主、共産、幸福実現の４人ですが、「主な立候補者は次の３人」として
４人目の存在を読者に知らせていません。
（まるで子供のいじめと同じレベル）


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千葉４区についての朝日の報道も同じです。

同選挙区の主な立候補予定者は、野田氏、藤田氏、共産新顔の斉藤和子氏（３４）、みんなの党新顔の野屋敷いと子氏（５８）。

千葉４区の立候補予定者は、本当は５名です。　「e選挙」参照
なのに、４人目まで名前を紹介して、５人目の存在すら知らせていない。

しかも千葉２区と４区の記事は8月12日朝刊の記事だから
幸福実現党のドタバタ劇より前。
千葉の場合、リストにも載せないのは「お決まり」で、
どうやら13日の件とは関係ないようです。(^^;)