お城、時には真田。

お城や真田ゆかりの地を訪ねる旅。たまに美術館も巡ります

新発田城

2017年07月17日 | お城

2017年6月中旬、用事があり新潟市に行ったついでに新発田城に行って来ました。

新発田駅は新潟駅からJR白新線で38分。

徒歩だと時間が掛かりそうだったので、レンタサイクルで新発田城へ向かいました。

地図を見ながらだいたい10~15分くらいで着いたでしょうか。

新発田は忠臣蔵で有名な堀部安兵衛の出身地。来るまで知らなかったです。

お城に行く途中に生誕の地がありました。

辰巳櫓(復元)。

安兵衛の父・中山弥次衛門は当時この櫓の管理責任者でしたが、失火の責任を負って浪人となりました。

この櫓が燃えなければ、安兵衛は新発田藩のいち藩士として一生を終えたかも知れないんですな。

そう思って見ると感慨深い物があります。

江戸時代から現存する表門(重文)。ここにボランティアガイドさんがいて、百名城のスタンプを押してくれます。

表門から旧二の丸方面を見る。「切込はぎ」という技法で積まれた石垣が美しいです。

こちらも江戸時代から現存する旧二の丸隅櫓(重文)。格子状に見える部分が海鼠壁。

三階櫓。忠実に復元された新発田城の事実上の天守です。

最上階に3匹のシャチホコが載っているのが見えます。これは全国でも新発田城だけなのだそうです。 

違う角度から見ても3匹ですね。

もっと近くで見たかったのですが、三階櫓のある敷地は陸上自衛隊の駐屯地になっていて入れません。

明治初めに本丸と二の丸の敷地の半分が陸軍に接収されたまま現在に至るのだとか。

たしかに辰巳櫓に登ると自衛隊の敷地が見えて不思議な感じです。

桜の季節は格別でしょうね~。

周辺も綺麗に整備されていて地元の方に大事にされているのが伝わりました。

新潟に行った時は少し足を伸ばして、新発田城に行ってみてはいかがでしょうか。


初夏の松本城

2017年07月01日 | お城

2017年6月初旬、日帰りで長野県松本市に行ってきました。

2日前に思い立ってのノープラン旅。2度目なのでなんとかなるだろうと(笑)

まずは松本城へ。前回見えなかった北アルプスが見られてうれしい。

この角度もいいですね。昨年は改修中だった月見櫓も見えるようになりました。

やはり晴れてる方が橋がよく映えますね。

 

今回は本丸の見学はせずに、太鼓門の正面にある松本市役所に向かいました。

市民でもないのになぜ市役所か?それは…

松本市役所展望室から望む松本城と北アルプスです。

まだ雪が残ってるんですね。詳しくないので山の名前がわかりません(笑)

本当に良い眺めでした。ちなみに無料です。市役所さんありがとう。

ただ、とても狭い展望室なのでたくさんの人数で行くのはやめましょうね。

 

このあとパワースポットと噂の四柱神社に参拝し縄手通りをぶらぶら。

駅前に丸善があったのを思い出し、本を物色。さすが、北アルプス関係の本が充実してました。

 

帰りは篠ノ井線としなの鉄道を乗り継ぎ、上田から新幹線に乗り帰宅。

滞在時間は3時間くらいでしたが、充実した旅になりました。