放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

小さき勇者たち/GAMERA

2006年09月10日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:田崎竜太 2006年公開(日本)

昨年、初めてこの作品の、ガメラの画像を見た時、かなりガッカリしました。
アメリカのアニメ「ミュータントタートルズ」に似た容姿は、往年のガメラの容姿とはかけ離れていたし、ストーリーも「アンパンマン」のような感じになるのではないか?と危惧していました。
ですが、この映画を観た時、すべての不安は解消されました。
この作品は、往年のガメラのテーマだった”子供の味方”というテーマを全面に出した事によって、素晴らしい怪獣映画に仕上がっていました。
スピルバーグ監督の「E・T」の怪獣版と言った所です。
怪獣映画の基本は、子供達が観賞しやすい作品である事だと思います。
この作品を観賞していて驚いたのは、周りに子供の観客が多かったにもかかわらず、あまりざわめく事が無かったという事です。
ほとんどの子供達が、この作品を真剣に観賞し、エンディングロールが流れても、早々に席から離れる人が全くいませんでした。
それだけ、この作品が魅力的なものだったという事でしょう。
あと、この作品に出てくる悪役怪獣が、かなり良い味を出していました。
ジーダスという名前ですが、その容姿はハリウッド版ゴジラ(ジラ)に似ていると思ったのは俺だけでしょうか(笑)?
とにかく、人間を食べるし、ガメラをいたぶる姿が本当に憎らしく、悪役怪獣としては満点のキャラでした。
本音を言うと、もっと暴れてほしかったですね。
まあ、何はともあれ、怪獣映画らしい怪獣映画を観賞出来た事に喜びを感じています。

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1 コメント

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はじめまして。 (ガメラ医師)
2006-09-16 17:11:09
 突然のコメント、誠に恐れ入ります。

私は下記にTB致しました「ガメラ医師のBlog」管理人のガメラ医師と申します。映画「小さき勇者たち~GAMERA~」関連情報の収集Blogを更新しております。

 拙Blogでは「勇者ガメラ」の感想エントリーをまとめており、こちらの記事をご紹介させて頂きましたので、ご挨拶に参上致しました。さしつかえなければ、拙Blogもご笑覧頂ければ幸いです。

 長文ご無礼いたしました。これにて失礼します。
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