放浪映画人

独断と偏見による一言映画評

2011年06月01日 | めっちゃ!おもろい!(^_-)-☆

監督:片山修 2011年公開(日本)

石塚真一氏原作で、漫画です。

私はコミック本を毎度かかさず買っては読んでいます。

実写映画になると聞いた時に、主人公の島崎三歩を誰が演じるのだろうか?

すごく楽しみにしていました。

で、小栗旬さんが島崎三歩役に抜擢された事を知り、正直にショックでした・・・。

漫画では三枚目なんですよね・・・二枚目が演じる事にどうも抵抗を感じてしまう。

実際、映画を見ていても、キャラが違うなぁと思っていました。

でも、ストーリーが素晴らしかった!

すべての欠点を凌駕するほどの脚本の良さ!

これはまさに「岳」そのものです!

泣けます!すごく泣かせられます!

幅広い年齢層で観賞が可能です。

ぜひとも、ご家族で観て頂きたい作品です。

 

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毎日かあさん

2011年03月02日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)

監督:小林聖太郎 2011年公開(日本)

 

私は大の「毎日かあさん」ファンで、原作本はすべて読破しています。

ただ、TVアニメ版に関しては、原作本から大きくずれているので見ていません。

で、今回の劇場版ですが、子供向けのTVアニメ版とは違い、原作を基本としているという事なので、観に行きました。

いざ、劇場に入ると子供を連れた家族の方が多い事・・・。

この親達は、事前にリサーチしたのだろうか?この作品は子供向けと違います。

きっと、子供達、退屈するだろうな・・・可哀想に・・・。

作品の方ですが、アルコール中毒患者の夫に翻弄されながらも、家族がひとつになっていく様がうまく描かれています。

適度な笑いがあり、涙が出るほどの感動もあります。

実際、私の隣に座っていた子供連れのお父さん、号泣しておりました。

劇場で、あんなに号泣する男の人をみたのは初めてです。

でも、それぐらい感動できる作品です。


GANTZ

2011年02月01日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:佐藤信介 2011年公開(日本)

私は、この作品の原作マンガが好きで、すべて読破しています。
で、この作品ですが、原作を知っている者には、かなり不満ありありの作品です。
原作と比べると、とにかくスケールが小さい!
あまりにストーリーを割愛し過ぎている!
今回は3つのミッションが描かれていましたが、どれも内容が中途半端。
ひとつのミッションをじっくりと描いた方が絶対に良かったと思います。
これはもう脚本がダメダメですね!
後編の予告を見る限りでは、原作以上のスケールの大きさを期待出来そうに無いですね。


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SPACE BATTLESHIP ヤマト

2010年12月01日 | めっちゃ!おもろい!(^_-)-☆
監督:山崎貢 2010年公開(日本)

言葉に出来ないぐらいに素晴らしい作品です。
CG特撮も桁違いに凄いし、あの長い物語を、これほどうまくまとめたのは見事としか言いようが無い。
演じている役者さん達が全員カッコよく思えるのは、監督の腕の凄さですね。
ネタばらしはしません!ぜひ、観賞して下さい。

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ソウ ザ・ファイナル 3D

2010年11月12日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:ケヴィン・グルタート 2010年公開(USA)

今作はシリーズ初の3D作品です。
あのグログロシーンが3Dで飛び出すとなると、怖さが倍増するのかなぁ?と、思っていたのですが、期待する程では無かった。
ただ、作品は悪くないです。
ストーリーのテンポも良いですね。
ただ、「ファイナル」と言っておきながら、あのラストシーンは頂けないなぁ…。

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バイオハザードIV アフターライフ 3D(吹き替え版)

2010年10月13日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:ポール・W・S・アンダーソン  2010年公開(USA)

前作はダメダメな作品でしたが、今作は面白かった。
ストーリー冒頭は東京の渋谷が舞台。
作品全体の流れから言うと、この東京のシーンは無駄話ですね。
ですが、「バイオハザード」発祥の国として、リスペクトの意を込めて、この東京のシーンがあるのでしょう。

それはさておき、今作はなんと言っても3D効果が良い!
3D公開を前提にして作りこまれたのがよく分かります。
また、飽きさせないストーリーに加え、ウェントワース・ミラーの登場で、まるで「プリズンブレイク」を彷彿とさせる演出は「プリズンブレイク」ファンの私にとって嬉しかった。(声優も同じ方でした)
スーパースロー撮影を取り入れたアクションシーンも見応えがあり、CGの取り入れ方も良い。
ただ、窮地を共に脱出しようとしているお連れの方達が、あっさりと死んでいくのはどうかと思う。
でも、面白かった!
次作も期待したいですね。

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THE LAST MESSAGE 海猿 3D

2010年10月01日 | あかんわ。(ーー;)
監督:羽住英一郎 2010年公開(日本)

案外、期待はずれな作品でした。
というのは、脚本が手抜きですね、これは。
ストーリーの流れが前作と何ら変わりない。
「こんな感じにしておけば、客が入るだろう」という安易な考えで出来た作品としか言いようが無い。
結構な制作費がかかっている筈なのに、前作と同じような作品を作るとは…。
残念な作品です。

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Colorful

2010年09月02日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:原恵一 2010年公開(日本)

とても良い作品だと思います。
一度死んだ人間が、また人生をやり直すというストーリーですが、なかなか奥が深い…。
「家族」のあり方や、「Colorful」という言葉に秘めた思い…。
この作品は大人に観てほしい作品です。
人間って長所や欠点があり、それを包み込んだり許したりする事で、人生を歩んでいけるのかなぁ…と思ったりしました。
うん…良い作品です…。


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インセプション

2010年08月01日 | めっちゃ!おもろい!(^_-)-☆
監督:クリストファー・ノーラン 2010年公開(USA)

押井守ばりのストーリー展開で、なかなか面白い。
現存している世界が夢なのか現実なのか…。
一見、複雑なように思えるストーリーですが、一本筋が通っていて理解しやすいです。
作品の最初から最後まで、思いっきり楽しめました。
渡辺謙さんも、他のハリウッドスターに引けをとらない活躍をしていましたし、特撮も凄く良かった。
特に無重力空間でのアクションシーンは凄かったですね。
あと、ラストシーンも完璧です。
回転している駒の動きひとつで、先が読めそうだったラストの展開が、読めなくなりました。
あっぱれですね。

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THE COVE [ザ・コーヴ]

2010年07月28日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:ルイ・シホヨス 2010年公開(USA)

和歌山県太地町のイルカ漁を取上げた作品です。
ドキュメンタリー作品としてはなかなか良く出来た作品だと思います。
入ってはいけない場所に潜入するシーンなどはスパイ映画のようですしね。
ただ、茶番劇である事も確かです。
「命がけ」というセリフが時折出てくるのですが、何に対して命がけなのか理解しがたいのです。
漁師達が潜入されたからって、撮影スタッフを殺害する訳が無いですしね。
あと、作品の冒頭で「イルカ漁に反対も賛成もしていない」と言う事がテロップで流れてましたが、この作品は完全にイルカ漁反対の作品です。
そもそも米国人は何を持って命の基準を決めているのだろう?
殺しても良い命、殺してはいけない命…、基準は何処にあるのだろう?
まず、その基準をはっきり言ってほしいですね。
とりあえず撮影スタッフには、広島平和記念資料館にでも行ってほしいわ。
あんたらの国はイルカどころか、戦争のどさくさで民間人をたくさん殺しとるやないか!
しかも、まだ核兵器もっとるし!
よその国の事をごちゃごちゃ言う前に、核兵器をなくす運動しろよ!

あと、太地町の漁師達の対応ですが、「文化」を主張するなら、もっと堂々とイルカ漁を行えば良いと思います。
「マグロ漁するのもイルカ漁するのも一緒や!」と言えば良いのです。
こそこそと漁をするから、アホな米国人にスパイゴッコをされるのです。
もっとオープンに漁をすれば良いのです、それに対しては批難されるかもしれませんが、きっと賛同してくれる国もあるはずです。
もう、こそこそと漁をするのは止めましょう!
このバカな作品の為に、全世界に知られてしまったのだから…。

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エアベンダー 3D

2010年07月21日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督: M・ナイト・シャマラン 2010年公開(USA)

悪い作品では無いと思う。
ストーリーも解りやすいし、特撮もすごい。
ただ、マンネリな作品って感じ…。
3Dも「アバター」と比較すると、あまり効果が生かされていない。
2Dで観賞する方が正解だと思います。
あと、続編の公開を前提としたようなラストシーンは、今、流行りなのかなぁ…。
作品にもよるが、あまり好みではないです。

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借りぐらしのアリエッティ

2010年07月21日 | めっちゃ!おもろい!(^_-)-☆
監督:米林宏昌 2010年公開(日本)

宮崎駿監督以外のジブリ作品では、この作品が私の中では現時点でベスト1です。
最初から最後まで楽しませてくれる作品です。
小人の世界観がうまく描写されている事も、この作品を面白くしています。
アリエッティとその家族の健気な生き様と、心臓に病を患っている少年のやさしさが、しみじみと心に伝わってきます。
ラストに近づくと涙が込み上げてきます。
悲しくて泣ける作品は数多くありますが、やさしさで泣ける作品は数少ないと思います。
この作品は”やさしさ”で泣けます。

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プレデターズ

2010年07月11日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:ニムロッド・アーントル 2010年公開(USA)

地球上から優秀な殺人者を集め、狩場(何処かの星)で、その者たちを狩るというコンセプトは大変良かったのですが、演出がイマイチ。
監督に腕が無いとしか言いようが無い。
もっと腕のある監督が演出していれば、第一作目のプレデターやエイリアンの域に入っていたと思います。
あと、日本人も作品の中で頑張っているのですが、あの演出はないと思います。
せっかく良い素材があるのに、料理人が下手な為に不味い料理になった作品です。

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踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!

2010年07月11日 | ボチボチかな。(^^ゞ
監督:本広克行 2010年公開(日本)

ドラマから持っている雰囲気は、そのまま継続されています。
ですが、青島刑事を含め、それぞれのキャラクターが大人しいような感じがしました。
ストーリー等もそんなに悪くは無いのですが、作品全体のノリがいまいち悪い。
少しマンネリになった感も否めないですね。
ただ、そんな中でも光っていたのは小泉今日子さんですね。
なかなかの演技でした。

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RAILWAYS -49歳で電車の運転士になった男の物語-

2010年07月01日 | なかなかやるなぁ!(・へ・)
監督:錦織良成 2010年公開(日本)

40代の私にとってはこの作品に共感できる部分が多く、この作品を観る事で、妙な冒険心が沸いて来ました。
この作品の主人公は49歳で大手電器メーカーの重役を辞め、自身の夢を叶える為に電車の運転手を目指します。
よくあるストーリーではあるが、終始考えさせられる事の多いストーリーでした。
映画としての完成度も高いと思います。
中井貴一さん、本仮屋ユイカさんの演技もなかなか良かったです。

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