事実上の決勝戦。サッカーファンの誰もが待ち望んだこの一戦【ミラン対バルセロナ】第一戦はミランのホーム、サンシーロで行われた。
試合前からスタジアムはミランのチームカラーの赤、黒、白で鮮やかにに彩られミラニスタは最高潮に盛り上がる。
●両チームのスターティングメンバー●
〈ミラン〉
GK:ジーダ
DF:スタム、ネスタ、カラーゼ、セルジーニョ
MF:ピルロ、ガットゥーゾ、セードルフ、カカ
FW:シェフチェンコ、ジラルディーノ
〈バルセロナ〉
GK:ビクトル・バルデス
DF:オレゲール、マルケス、プジョル、ファンボルンクホルスト
MF:エジミウソン、ファンボメル、イニエスタ
FW:ジュリ、ロナウジーニョ、エトー
ミランはインザーギが扁桃炎の為、代わりにジラルディーノが入り右サイドにスタムが復帰。
一方のバルセロナは出場停止のデコに代わりイニエスタ、負傷のメッシ、ラーションのポジションにジュリが入り最終ラインにマルケスが復帰した。
〈前半〉
予想通りホームのミランが積極的に攻撃を仕掛け、隙があればバルサもカウンターを仕掛ける展開。シェフチェンコ対プジョル。ロナウジーニョ対ガットゥーゾという両チームの攻守のスペシャリスト対決にも注目が集まった。
最初のチャンスはミラン。14分、コーナーキックをジラルディーノがトラップで反転してシュート。これは惜しくもポストに嫌われてしまう。
更に続く15分、左サイドからセードルフが絶妙なスルーパス。シェフチェンコが飛び込みヘディングでゴールを狙うがGKにはじかれ得点ならず。
立て続けてピンチを耐えたバルサがその後じわじわと攻める。
30分、イニエスタからのスルーパスがフリーのジュリへ渡るかと思われたが、GKジーダの判断の良い飛び出しで防がれる。
38分、バルサ得意のパス回しから最後はジュリのシュート。しかしこれはジーダの正面。
激しい展開が続き、あっという間に前半終了。
前半のスタッツもほぼ同じで両チーム凄まじい猛攻を見せる大迫力の前半だった。
〈後半〉
立ち上がりは、ややバルサペース。
しかし最初のチャンスはミランに訪れる。6分シェバのスルーパスにカカが飛び出し、ゴール前へ詰めるジラルディーノへ、しかしシュートはわずかに枠を外す。
【12分】再び迎えたロナウジーニョ対ガットゥーゾ。闘犬ガットゥーゾがロナウジーニョに噛みつかんばかりにボールを奪いに行くが冷静にロナウジーニョがかわしジュリへピンポイントでスルーパス、これをジュリが左足で見事に叩き込み先制(0―1)アウェーのバルサがロナウジーニョの天才的なプレーで貴重な得点を挙げた。
アウェーゴールを奪われてしまったミランも同点ゴールを狙い前掛かりに攻める。しかし19分、バルサのカウンターからロナウジーニョがネスタを巧みに交わしシュートを放つが左ポストに跳ね返されてしまう。
その後もバルサのカウンターは続き、21分、イニエスタのパスを小柄なジュリが体を張ったポストプレー、再びイニエスタに渡りシュートを放つ。
一方的に攻められ続けたミランも30分、カカの高速ドリブル突破からシュートを放つも枠外、更に36分、カカのスルーパスが途中交代のアンブロジーニにフリーで渡る絶好機も力んでしまい大きく外してしまう。
42分、CKのチャンスでマルディーニがニアサイドからヘディングで狙うがGKバルデスにキャッチされる。
44分、カカが再びドリブルで仕掛け股抜きからシュートを放つ、しかしボールは枠に飛んでくれない。
耐えに耐えたバルサが最後は得意のボール回しで試合終了
まさに壮絶で瞬きする間さえ無いような90分が終わった。この試合の立役者は見事なアシストのロナウジーニョもそうだが、デコの代役で出場したイニエスタだろう。すべてのプレーにミスは無く、好調さをアピールした。ミランはジラルディーノが不発でインザーギ不在が大きく響いてしまった。
勝者のバルセロナは大事なアウェーゴールを手土産にホームのカンプ・ノウへ。敗者のミランは何としても得点が必要。恐れることなくバルサディフェンスに立ち向かうことができるか。
2nd.Legは4月26日、ファイナリストの称号を手に入れることができるのは果たして!
試合前からスタジアムはミランのチームカラーの赤、黒、白で鮮やかにに彩られミラニスタは最高潮に盛り上がる。
●両チームのスターティングメンバー●
〈ミラン〉
GK:ジーダ
DF:スタム、ネスタ、カラーゼ、セルジーニョ
MF:ピルロ、ガットゥーゾ、セードルフ、カカ
FW:シェフチェンコ、ジラルディーノ
〈バルセロナ〉
GK:ビクトル・バルデス
DF:オレゲール、マルケス、プジョル、ファンボルンクホルスト
MF:エジミウソン、ファンボメル、イニエスタ
FW:ジュリ、ロナウジーニョ、エトー
ミランはインザーギが扁桃炎の為、代わりにジラルディーノが入り右サイドにスタムが復帰。
一方のバルセロナは出場停止のデコに代わりイニエスタ、負傷のメッシ、ラーションのポジションにジュリが入り最終ラインにマルケスが復帰した。
〈前半〉
予想通りホームのミランが積極的に攻撃を仕掛け、隙があればバルサもカウンターを仕掛ける展開。シェフチェンコ対プジョル。ロナウジーニョ対ガットゥーゾという両チームの攻守のスペシャリスト対決にも注目が集まった。
最初のチャンスはミラン。14分、コーナーキックをジラルディーノがトラップで反転してシュート。これは惜しくもポストに嫌われてしまう。
更に続く15分、左サイドからセードルフが絶妙なスルーパス。シェフチェンコが飛び込みヘディングでゴールを狙うがGKにはじかれ得点ならず。
立て続けてピンチを耐えたバルサがその後じわじわと攻める。
30分、イニエスタからのスルーパスがフリーのジュリへ渡るかと思われたが、GKジーダの判断の良い飛び出しで防がれる。
38分、バルサ得意のパス回しから最後はジュリのシュート。しかしこれはジーダの正面。
激しい展開が続き、あっという間に前半終了。
前半のスタッツもほぼ同じで両チーム凄まじい猛攻を見せる大迫力の前半だった。
〈後半〉
立ち上がりは、ややバルサペース。
しかし最初のチャンスはミランに訪れる。6分シェバのスルーパスにカカが飛び出し、ゴール前へ詰めるジラルディーノへ、しかしシュートはわずかに枠を外す。
【12分】再び迎えたロナウジーニョ対ガットゥーゾ。闘犬ガットゥーゾがロナウジーニョに噛みつかんばかりにボールを奪いに行くが冷静にロナウジーニョがかわしジュリへピンポイントでスルーパス、これをジュリが左足で見事に叩き込み先制(0―1)アウェーのバルサがロナウジーニョの天才的なプレーで貴重な得点を挙げた。
アウェーゴールを奪われてしまったミランも同点ゴールを狙い前掛かりに攻める。しかし19分、バルサのカウンターからロナウジーニョがネスタを巧みに交わしシュートを放つが左ポストに跳ね返されてしまう。
その後もバルサのカウンターは続き、21分、イニエスタのパスを小柄なジュリが体を張ったポストプレー、再びイニエスタに渡りシュートを放つ。
一方的に攻められ続けたミランも30分、カカの高速ドリブル突破からシュートを放つも枠外、更に36分、カカのスルーパスが途中交代のアンブロジーニにフリーで渡る絶好機も力んでしまい大きく外してしまう。
42分、CKのチャンスでマルディーニがニアサイドからヘディングで狙うがGKバルデスにキャッチされる。
44分、カカが再びドリブルで仕掛け股抜きからシュートを放つ、しかしボールは枠に飛んでくれない。
耐えに耐えたバルサが最後は得意のボール回しで試合終了
まさに壮絶で瞬きする間さえ無いような90分が終わった。この試合の立役者は見事なアシストのロナウジーニョもそうだが、デコの代役で出場したイニエスタだろう。すべてのプレーにミスは無く、好調さをアピールした。ミランはジラルディーノが不発でインザーギ不在が大きく響いてしまった。
勝者のバルセロナは大事なアウェーゴールを手土産にホームのカンプ・ノウへ。敗者のミランは何としても得点が必要。恐れることなくバルサディフェンスに立ち向かうことができるか。
2nd.Legは4月26日、ファイナリストの称号を手に入れることができるのは果たして!