このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

スティーブン・キングの8つの悪夢「アムニー最後の事件」

2012年08月03日 | 映画・DVD
S・キング原作の短編小説を原作とする8つの話からなる
アンソロジー

アムニー最後の事件」はその3作目。
第1作目第2作目はこちら。

怖いかと聞かれると怖くないし、ホラーかと聞かれると
ホラーじゃないと思う

短編アンソロジーを集めると、どうしてもこういうのが
数本は入ってくるものだろう

アメージングストーリー系

ダブル主人公。
1938年LA。主人公アムニーは腕利きの探偵。
ある日突然目の前に見知らぬ男が現れる。見たこともない
靴を履き、見たこともない装置 (ノートPC) を携えて。
しかし彼こそはアムニーを生み出した小説家で、アムニー
は彼によって作られた仮想世界の住人だった…
という話。

子供を亡くした小説家が、自分の作った世界の、自分が
作った理想の (?) 人間と入れ替わろうとするが…。

小さな我が子を亡くして悲観に暮れる親の心理を描いた
ホラーとしては、邦画では「らせん」が有名だけど、
テーマが重過ぎてこういう話は軽々と「ホラーだから」
と流して観れないよなぁ。

この小説家役の役者さんは、やはり雰囲気風貌をS・キング氏
に被せているんだろうねぇ



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。