紅娘的日記

日ごろの日記

安藤選手、優勝おめでとう(その2)

2011年05月01日 01時53分39秒 | スポーツ
フィギュアスケートは選手の安定した実力と陣営の政治的な力が得点に表れる摩訶不思議なスポーツです。

実力があっても政治力がないか審判に気に入られていなければ得点は伸びません。
世界選手権でも日本選手権でもそうしたえこひいきがまかり通っています。

安藤選手はスケートの天才的な能力だけでなく、その両方を非常な努力でつかんでいる、希有な存在だと思います。
売れっ子コーチの心をしっかりと自分一人だけに向けさせた彼女の努力は、日本では時に否定的に見られることが多いのですが、私はもっと評価すべきだと思います。
英語が堪能なスポーツ選手はめずらしいですし、一時は日本の他の女子シングルの選手と取り合いしていましたから。
キスクラでモロゾフコーチと二人で口をとがらせていたのがとても印象に残っています。
コーチとの良好な関係を続けることが競技生活を続ける上で何よりの力になるでしょう。

浅田真央選手は今季はもともと次の五輪への調整のシーズンとして位置づけていたので、本来の成績でいえば、世界選手権に出られる成績ではなかったのですが、それではテレビの視聴率が取れませんから、スケート連盟も、国際大会でさんざんで全日本でも優勝できなかった彼女を、総合的に成績の良い鈴木選手を下げてまでして、出場させたのですが、それでもやはり、自分の心にも審判にも、悪いイメージがつきすぎてしまったようですね。

浅田選手には今は一番休養が必要だと、私は思います。
彼女が壊れてしまわないかと、少し心配になります。

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