ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

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高円寺の円盤というお店の

2014-02-08 01:21:02 | 音楽
本願寺月光蟲です。


音楽雑誌が売れないみたいです。ネットの影響だとかで。
まあ、広告でインタビュー載せるとかそういう仕組みもみんな知ってる時代なわけで音楽雑誌はそりゃなくなるよなあ。
私も昔はいっぱい目を通してたけど最近は特集によって買うとかそんな感じに。
ですが最近というか高円寺のお店【円盤】で店主の田口さんが作って売っている、

三ツ沢通信

は必ず読んでます。




茶封筒に色々入っているんですが私が読みたいのは店主田口さんの文章だったりします。
この店の面白いところは、遊ぶ 事に対して真剣なとこだったり。
ネットが苦手でもないようだし、嫌いでもないみたいですが、寝転んで読めるというか気軽に読めるように設定されています。

2013年の最後の号なんですが色々とおまけがついていながらも文章も相変わらず面白いです。

歌謡曲からノイズまで詳しい店主の田口さんですがレコードコレクターでもありまして変なレコードや味のあるレコードの評も昔から健在ですね。



田口さんは結構前に神奈川に引っ越したようで、神奈川の美味しいお店の紹介なんかもしてます。



しかし去年の円盤のチャートが凄く面白いんだよな。
これはネットでわざと出さないようにしてるみたい。
この手作りの雑誌でしか読めないんだよな。



そして一番読みたいのは田口さんの評論よりも日記的な文章だったりします。



ネットで色んなものを観る事は可能だしテレビもまたしかりなんですがそれはある意味錯覚だったりします。
ですが、日常に埋没しているとそんな簡単な事を結構忘れたりします。
店主とかが何を考えてるのか?とか最近面白いバンドいないか?的な事を調べる場合ネットが便利なわけですが円盤の場合は「だったら遊びにきなよ」的な感じです。

閉ざされた空間というよりも逆に誰に対しても開いてる空間なのだけれども「自分でみつけよう」的な感覚なのかもしれませんね。
こういうお店ってたえず経営だのお金だのの前に敗れていくわけですが、なんか貧乏にも見えないんだよな~。
そこらへんのバランスも素晴らしいのかもしれないね。
ちなみに自分の店に置いてるバンドだからといってひいきをする文章を書いてないのも面白いと思って読んでたりします。

こういう店潰れないでほしいな。



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