ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

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今日の1冊 新ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論 小林 よしのり (著)

2012-09-11 10:56:54 | 今日の1冊
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

■■■
新ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論 感想。

新ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論 小林 よしのり (著)


面白かった頃の小林よしのり先生の漫画。

元々小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」は週刊spaで連載してたがオウムに命を狙われてから雑誌を移籍。
元々この漫画って「身近にある笑える腹の立つ事」ばかりがネタだったので誰が読んでも楽しく読めた漫画だったわけですが、オウムに命を狙われてからいっきに急展開。
今では、

政治


な、内容ばかりに。
正直、「野生の勘」がある人にしてみたら読まなくて当たり前な内容になっていきました。
今、「ゴーマニズム宣言」を読んでる人ってのは中身はアレ。
普通の生活をしてる人にしてみたら、

まともな人は読まない漫画

になっている。
なぜかというと、いくら日本人とはいえ韓国、従軍慰安婦、政治、台湾、沖縄、など・・・。
正直、毎日毎日そんな事ばかり考えているのはおかしい。
政治家じゃないんだから、日常生活で精一杯だよ。

で、この本は「面白かった頃の最後のおなら」みたいな内容です。
薬害エイズ問題、まるごと一冊書き下ろしなんだけども。


血液製剤によってエイズになった人と国の対決を漫画にしている。
だが、問題は大学生だとか子供が集まって無理やり運動をしている。
そこで小林は「同情」だけで漫画を使い協力するが、さすが子供の集まりなだけあってどうしようもなさが描かれている。

国が薬によってエイズになった連中に対し、謝った段階でガキどもは解散すればよいものを、「自分の居場所」「勉強したい」とかわけわからん事を言い出す始末で小林よしのりは「さっさと就職しろ」と当たり前な事を言っている。

そもそも大学生が国を動かすなんてのは誇大妄想もいいところで、実社会で何の役割も果たしてないのにおこがましいにもほどがある、てな内容。
子供を叩いてるわけではなく、子供が運営する組織はどうしようもないというのが描かれている。

そもそも、「人の役に立ってる」とか「自分は必要とされている」とか「困ってる人をなんとかしたい」なんて思ったとこで大学生の子供には無理に決まっている。

ようは居場所の問題にいきつくんだろうけども。

■■
この問題を描いたあと、小林よしのりの漫画は急激に変わっていく。
そして残った読者やあらたな読者もはっきりいえば「おかしい人」ばかりだと思います。
今現在若いヤツラにさらに売れてるらしい。


天下国家を語る若いやつにろくなやつはいません。

そもそも、政治に興味もつなんて子供は充実してないか、自分を頭よくみせたいだけなわけです。
年齢重ねていくと政治も身近なんだけど。



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2 コメント

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Unknown ( )
2013-01-10 04:56:05
小林よしのり氏はネトウヨに否定的です、むしろ叩いてる方向です
よしのり氏のHP行けばすぐわかるでしょう
あなたは「ヤツラ」と書いてますが私の推測でその人たちでしょう

脱正義論の学生左翼も、戦争論以後のネトウヨも、一緒です
周りが勝手に自己顕示欲を出すだけで
小林よしのりは変わっていませんよ

戦争論以後「も」あまりにも戦後日本で旧日本兵が不条理に叩かれてるから書いただけです
よしのり氏はいつもその時の「不条理な弱者」に見境なく本当の目を向けられる人です

左翼や右翼どちらかに浸されてる人は、すぐ右とか左とか転向したとか、そういう変な目を持ってしまうものですがね

また小林氏のゴーマニズム宣言をよく読んでましたが
若者に対してはそんな偏見を持ってるわけでもありませんが
確かに、ただ「働け」ですね
小林氏の思想漫画の弟子を目指してくる人たちにはいつも
自分の漫画をまず書いて売れっ子になれと言って追い出すそうです
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なるほど (管理人本願寺月光蟲)
2013-01-10 15:08:43
こんにちは。
ああ、、確かに。
でも私が思ったのは超身近な社会問題以下のような問題を描いてたほうが感情移入しやすいし物語やエッセイとしてもわかりやすくて面白かったかと。
戦争、イアンプ問題等も大事な事かもしれませんが、やはり平和ボケと言いますか、興味がもてません。
知的好奇心のアンテナの問題なのかもですが・・・。

ギャグがどんどん少なくなっていったのも悲しいです(笑)
凄い作家さんだからこそ応援したいとこなんですが・・・。
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