こんにちは!
高島平分園のランドです
最近急に気温が下がりましたが、皆さん体調を崩したりしていませんか?
また30℃を超える日もあるようなので、体調に気を付けて元気に過ごしたいですね
さて今回は、昆虫公園で見られるそっくりさんたちの紹介をしたいと思います
では早速そっくりさんたちを見てみましょう!
どうでしょう?なんとなくちょっと似ていませんか??
大きく分けるとどれも同じコガネムシ科ですが、それぞれ特徴が違う別の虫です
それでは、一種類ずつ紹介していきましょう!
まずはこちら、 「シロテンハナムグリ」 。
名前の通り、背中に白い斑点があるのが特徴です。
花に潜って蜜や花粉を食べるため「花潜り(はなもぐり)」→「ハナムグリ」
と呼ばれるようになったと言われています。
面白い特徴がもう一つ。ハナムグリの幼虫はなんと・・・
背中を使ってウニョウニョと背面歩行をします
なんとも奇妙な動きなので、幼虫が苦手でない方は是非検索してみてください(笑)
次はこちら・・・
樹液が大好き 「カナブン」 です。
体の形はハナムグリにやや似ていますが、白い斑点はありません。
カナブンは前翅(ぜんし/外側の硬い羽)を閉じたまま後翅(こうし/前翅の内側にある薄い膜状の羽)
を伸ばして飛ぶことができます(ハナムグリも)。
ハナムグリは越冬することができますが、カナブンの成虫は夏の間の一ヶ月程度しか生きられないため、
今の時期、だんだんと姿を見かけなくなってきました・・・
最後はこちら・・・
緑色が鮮やかな 「アオドウガネ」 。
アオドウガネは幼虫の姿で越冬します。
ハナムグリやカナブンより体や頭の形が丸く、お腹に毛が生えているのが特徴です。
成虫は植物の葉、幼虫は根っこを食べるので、害虫とされてしまうこともあります。
ハナムグリやカナブンとは違い、前翅を開いて飛びます(カブトムシも同じ飛び方です)。
カナブンは見かけなくなってきてしまいましたが、ハナムグリやアオドウガネは
昆虫公園内でまだ活動中ですので、是非見つけて見比べてみてくださいね
そして・・・スタッフと虫探しができるイベント、ガイドツアーのお知らせ!
*日にち* 9月6日(土)
*時間* 13:30〜15:00くらいまで(当日13:00から受付開始)
今回のテーマは『秋の虫を見つけよう』です!
どんな虫が見つかるかな・・・? 参加お待ちしています
おまけ
カマキリの抜け殻発見!!
写真だとちょっとわかりにくいですが、
カマも触覚もものすごくキレイに抜けててビックリしました(笑)