自分では買わず、図書館で本借りて読んでいる、読書嫌いの感想になっていない読書感想??

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生まれる森  島本理生

2012年11月12日 18時16分29秒 | 作者  さ
生まれる森  島本理生

恋人に別れを告げられた痛手から、自棄になっていた主人公の「わたし」。友だちの部屋を借り、期間限定の独り暮らしを始めたが、いつまでも失恋の記憶は拭えないままだった。そんな主人公に新たな風を送ってくれたのは、高校時代の同級生キクちゃんと、キクちゃんの家族だった。ガテン系の父、中学生の弟、そして主人公の悲しみを知ったうえでそれを受け止めてくれる兄の雪生。本当の家族のように親しくしてくれる一家に見守られ、終わった恋を整理しながら、次第に主人公は癒されていく。 (Amazon より)

2004年01月30日  第一刷発行

P165

講談社


あまりいい事書いてません。ファンは読まないで・・・




























前読んだ【ナラタージュ】が良かったので、借りました。

・・・・・・・・う~~ん・・・・・・・

どういったらいいのでしょう・・・

この作者は、先生と生徒という構図がお好きなのでしょうか?
って、まだこれで2冊目なので、そう決断してはいけないのだが・・・

ただ、この方の書く男性? は優柔不断・・・と言った感じではあるが、まあ、男性とはこうだろう。
変に生生しい?かな?? そういう描写は全くありませんが。

「好きだけど、この人と一緒に居たら疲れてしまう」という感情は解ります。恋愛っていい事ばかりじゃないしね。苦しい恋もある、という事です。

最後まで進むにつれて「え?もう直終わりだけど・・・」と思いながら、終わってしまった・・・と言った感じ。中途半端的感は否めない。
し、
読んでいて、「面白い」と思えなかった。(【ナラタージュ】は良かったのに)

主人公野田に想いを寄せる雪生さん、病気になった彼女を見舞うが、そこで見つけた睡眠薬を勝手に解釈し勝手にトイレに流す・・・という行為が・・・・・・・あの・・・あれだけの量で致死量って事絶対にないのに・・・。眠れない時薬を頼ってはいけないというのか?
なんかな・・・・・・・・・
行動ではなく、言葉で窘めるとかして欲しかった・・・
それまでとても優しい人だったのに、そういう事を無理強いする男、というのが、ちと、残念であった。