空港で、まもなく到着する便を、きくさんと待っています。
きくさんは、パンダの柄の袋の中から、生茶パンダパペットを取り出しました。
なんと、見晴さんとお揃いのもので、待ち合わせの目印に使おうという約束とのこと。
そして、もうひとつの小道具は、きくさんお手製の「パンダツアー」の旗。
画用紙と割り箸でできています。
フリーハンドで切ったというラインまでもが、かわいい旗です。
その旗をパペットで持って、お迎えしようという計画です。
ぱっとつかむことができるその姿。
これは相当稽古を積んだに違いありません。
「これでいいかなぁ」
「こんなかんじ?」
あう。かわいらしい。かわいすぎる。
そうこうして最後の練習をしているうちにも、見晴さんを乗せた飛行機は到着したらしく、たったひとつの出口に向かって、ぞろぞろと人が出て来ます。
あ。小室等。。。金沢でライブあったっけ。ちょっとラッキー♪誰も気づいてないし。
きくさんは、旗を持つパンダさんを、はりきって持っています。
5人にひとりは、パンダさんと目を合わせて通り過ぎてゆきます。
でも、ちらっと見やると行ってしまうので、それは見晴さんではないのです。
きくさんが叫びます。
「あ!あそこ、パンダいた!袋からパンダの頭みえた!」
「違うかなぁ。モノトーンなバッグだったのかなぁ。」
その女性が出口に向かってきます。
「あ、やっぱりそうだ!ほらあ。パンダだよお。」
わたしにも、このへんでやっと見えました。
見えるよりも前に、まっすぐにわたしたちのほうへ向かってくる女の子がいたので、そのことに気づくのが先だったのですけれども。
パンダパペットがふたり揃います。
ああ。わたしがいなければ、きっと、パンダさんとパンダさんの会話が繰り広げられたに違いないです。
こんなに簡単に見つかるなら、わたしはきくさんの真後ろあたりに隠れていてもよかったなぁ。
見つけやすいように、と、わたしも頑張って目立とう作戦を繰り広げていたのです。
「なんだか、きっと、見たらすぐにわかっちゃう。
もったいないから、なるべく出口のほうを見ないようにしていました。
パンダいなくてもきっとわかりました。」
という見晴さん。
じーんとしています。
見ると、きくさんもおんなじ顔してます。
ふたりとも、なんか、すごく、ない?
次は「ありとなし編」へ...いっちゃう?
きくさんは、パンダの柄の袋の中から、生茶パンダパペットを取り出しました。
なんと、見晴さんとお揃いのもので、待ち合わせの目印に使おうという約束とのこと。
そして、もうひとつの小道具は、きくさんお手製の「パンダツアー」の旗。
画用紙と割り箸でできています。
フリーハンドで切ったというラインまでもが、かわいい旗です。
その旗をパペットで持って、お迎えしようという計画です。
ぱっとつかむことができるその姿。
これは相当稽古を積んだに違いありません。
「これでいいかなぁ」
「こんなかんじ?」
あう。かわいらしい。かわいすぎる。
そうこうして最後の練習をしているうちにも、見晴さんを乗せた飛行機は到着したらしく、たったひとつの出口に向かって、ぞろぞろと人が出て来ます。
あ。小室等。。。金沢でライブあったっけ。ちょっとラッキー♪誰も気づいてないし。
きくさんは、旗を持つパンダさんを、はりきって持っています。
5人にひとりは、パンダさんと目を合わせて通り過ぎてゆきます。
でも、ちらっと見やると行ってしまうので、それは見晴さんではないのです。
きくさんが叫びます。
「あ!あそこ、パンダいた!袋からパンダの頭みえた!」
「違うかなぁ。モノトーンなバッグだったのかなぁ。」
その女性が出口に向かってきます。
「あ、やっぱりそうだ!ほらあ。パンダだよお。」
わたしにも、このへんでやっと見えました。
見えるよりも前に、まっすぐにわたしたちのほうへ向かってくる女の子がいたので、そのことに気づくのが先だったのですけれども。
パンダパペットがふたり揃います。
ああ。わたしがいなければ、きっと、パンダさんとパンダさんの会話が繰り広げられたに違いないです。
こんなに簡単に見つかるなら、わたしはきくさんの真後ろあたりに隠れていてもよかったなぁ。
見つけやすいように、と、わたしも頑張って目立とう作戦を繰り広げていたのです。
「なんだか、きっと、見たらすぐにわかっちゃう。
もったいないから、なるべく出口のほうを見ないようにしていました。
パンダいなくてもきっとわかりました。」
という見晴さん。
じーんとしています。
見ると、きくさんもおんなじ顔してます。
ふたりとも、なんか、すごく、ない?
次は「ありとなし編」へ...いっちゃう?
かなこさんを見つけだす自信もかなり満々だった私です。
各方面(?)でいろいろとリサーチしてありましたので、
かくれていてもきっと見つけだしたですよ♪(こわいよ、見晴…)
おふたりの目立とう作戦にはかなり感激しましたです。
一生自慢しちゃいます♪
小室等がいたなんて、私はつゆほども気づきませんでした。
まいあがっていたんだなぁ。
わたしは「見晴さんってどんなだろう…」って思って、男性であろうが全員の顔チェックしていたので気がついたのです。
見晴さんが男性かも、と思ってはいなかったけれどもね。