月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

65.播磨の鬼あれこれ(月刊「祭」2017.3月)

2017-03-02 21:49:34 | 民俗・信仰・文化-伝承・信仰-

冬から春は播州では鬼の季節。
今回はその中のいくつかの鬼の祭を紹介します。

⚫︎長田神社追儺式
播磨の鬼と言っておきながらいきなり、摂津国の神社です。播州名所巡覧図会に記載のある神社なのでお許しを。毎年2月3日に行われるそうです。
写真は長田神社追儺式の最後の餅を割る式です。鬼さんが現れて十二か月を表す餅を割るまで、一時間ほどかかっていました





⚫︎三木市口吉川町蓮花寺鬼踊り前には?



↑こんな感じで鬼踊りがなされるのですが、その前にはリンク先のような読経こが行われます。アコーディオンのようですね。

⚫︎三木市志染町御坂神社
播磨の鬼はいい鬼と言われていますが
矢で射られるべきとも考えられていたみたいです。鬼の的を射る神事は神戸市淡河八幡神社にも伝わっています。




⚫︎編集後記
少し遅れましたが、なんとか許容範囲ということでご容赦ください。
最近、階級闘争史観でものを語るのはよくない、云々の話をよく聞きます。
ですが、最近、格差拡大固定社会が統計的にも体感的にも如実に現れてきています。
バブルで豊かだった時代には階級闘争史観は必要ないかもしれませんが、今はその必要性が大きくなってきています。立場のあるかたや、「一応」有識者と呼ばれる方がこんなことを発言しているのを聞くと、世も末だと感じます。





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