Route 136

国道136号線―セラピストの日記

赤ちゃんのアレルギー3 母乳は産後ダイエットになるが…

2015年05月08日 | 妊娠・出産・育児
「産後、母乳をあげると赤ちゃんが乳首を吸う刺激で骨盤が締まり痩せる。。。」と聞いていました。
妊娠中は運動量も減り、筋肉量も落ちます。
それにプラスして赤ちゃんの栄養となる脂肪をため込むため、当然体脂肪も増えます。

これが出産後、骨盤が締まっただけでなぜ痩せるのか?ということが正直疑問でした。

自分が妊娠してわかったことなのですが、骨盤て臨月を迎えてもそう広がらないんですよね。
世では出産後、骨盤を締めろ締めろと騒がれていますが… 大きくなるのはお腹であり、骨盤は広がるのではなくて出産に備えて弛むだけ。。。開いても数ミリ単位なのだということがわかりました。
だからローライズのズボンやレギンスでしたら妊娠前のものでも意外と履けちゃうんですよね… プラス10kg以上増えなければですけど、はい

ですので数ミリしか開かない骨盤が締まったところで、それが直接的な理由で痩せるとは考え難い。
骨盤が開くから太るのではなく、骨盤が不安定になるから太ると考えた方が納得がいきます。
妊娠・出産はリラクシンという女性ホルモンの関係で関節が弛みますし、動けないぶん、下半身の筋力が相当落ちますので、骨盤がかなり不安定になります。
骨盤が不安定になれば歪みも強くなり、変なところに脂肪がついたり、代謝も落ちてしまいますよね。
ですので弛んだ骨盤をベルトで締め、安定させて正しい筋肉をつけることが産後太りの根本解決につながると考えます。

骨盤が直接的に関係ないのなら、なぜ母乳育児が痩せるのか?
その答えはアレルギーを勉強していてみつけることができました。

母乳100mlの中に約4gの脂肪が含まれていると言われています。

この脂肪、どこからくるかお分かりですか?
そう、お母さんが妊娠中に蓄えた体内脂肪からなのです。

つまり母乳をあげればあげるほどお母さんの体内から脂肪が出ていくことになります。
母乳育児が痩せるメカニズムはここにあったんですね。

ですが、それと同時に衝撃的な事実も知ってしまいました
今日の本題はここからです。

この体内脂肪にはお母さんが摂りこんでしまった様々な化学物質が溶け込んでしまっているということ。
肺や肝臓、腎臓といった臓器や筋肉内だけに溜まっていくものだと思っていたのですが、脂肪に溶けて蓄積されていってしまうんですね。
まさにアロマテラピーで植物をオイルに浸けこんで香り成分を抽出する浸出油の原理と一緒です。

では脂肪に溶け込む(=脂溶性)化学物質とはいったい何でしょうか?

環境ホルモン化学物質や環境汚染化学物質です。
現代社会に住んでいればいろいろなところに存在し、口や肺から摂りこまれていきます。

化学物質の具体的な名前を上げればきりがないので、それらがどこからやってくるのかを知れば、どんなものなのか想像がつきやすいと思います。

 ◎食品
農薬類 防腐剤・着色料・乳化剤等の食品添加物 女性ホルモン剤(←牛乳やお肉から)

 ◎室内
たばこ 防虫剤 建築資材のホルムアルデヒド・有機溶剤の揮発 合成樹脂 化粧品

 ◎大気
ダイオキシン 排気ガス 農薬の散布 産業廃棄

 ◎合成洗剤
歯磨き粉 シャンプー リンス 台所用洗剤 漂白剤

 ◎川・海・土壌
ダイオキシン 酸性雨 排気ガス 農薬 水道水の塩素やトリハロメタン 産業廃棄&排水 ゴルフ場の排水

特に注目したい化学物質がこれです。
 
 ◆有機リン系殺虫剤
輸入穀物(とうもろこし・大豆・小麦等)を輸入する際の防虫剤として使用(ポストハーベスト)
輸入穀物は直接私たちの食べ物となるだけでなく、牛・豚・鶏・お魚さんのえさにもなっています。

 ◆ダイオキシン(有機塩素化合物)
ダイオキシンそのものは製造されず、農薬の製造や、塩化ビニル、塩化ビニリデンなど塩化プラスチック系の物質が燃焼する際、有機物と反応して発生する化学物質。ゴミ焼却場の煙が空気や水、土に溶け込み、食物連鎖の鎖の中で濃度が上がり、生き物たちの油脂(体脂肪)に蓄積

そしてやっかいなのが脂肪と脂溶性化学物質の特性。

脂肪は生物にとって生存するために欠くことのできない大切な栄養素なので、体内に取り入れるしくみは発達していても排泄する機構は持ち合わせていないということ。これは飢えとの闘いの中で獲得してきた身体の機能です。

そして、いったん脂肪に溶け込んだ化学物質は溶けにくいという性質があるということ。

このような脂肪の性質から、環境汚染化学物質が脂肪に取り込まれてしまうとなかなか体外に出すことができないのです。

私たちの食生活をよくよく振り返ってみると、脂肪分の多い食品をほぼ毎日食べていることに気がつきます。
そしてこの脂肪にはいったいどれくらいの汚染化学物質が含まれているのでしょうか。。。

脂の多いお魚や魚卵(たらこ・すじこ・かずのこ等)、肉の脂、家畜の肝臓(レバー)、牛乳、チーズ、バター等の乳製品、卵及びその加工品、植物性油脂(大豆油・コーン脂等)等

今の時代、化学物質を取り除いた食材など手にいれることは難しいので、せめて脂肪の摂取量だけでも減らしたいですよね。

一番脂肪がつきやすい食事パターンてどういうものかご存じですか?
脂肪と糖(炭水化物)をセットで食べてしまうこと。
ご飯にお肉、トーストにバターなど。
甘い揚げ菓子や生クリームたっぷりのケーキはかなりデブまっしぐら。

お肉に野菜とかご飯に脂の少ない焼き魚とか漬物ならOKなのです。
ご飯が太るのではなくて、ご飯と何を組み合わせるかが結末を変えてしまうのです。

脂肪に蓄積された汚染化学物質は生態系を通して濃縮され、さらにお母さんの体内でも濃縮され、そして母乳になるともっと濃縮され… 
母乳を介して赤ちゃんが体内に取り入れてしまうダイオキシン類などの濃度は、大人が日常的に食べる摂取許容量の7~15倍にもなるといいます。

一年間授乳すると、母親の体脂肪に溶け込んだダイオキシン類は約半分に減ることがわかっています。
お母さんの身体は脂肪も環境汚染化学物質も出ていってキレイになるけど、その分赤ちゃんが被害を受けることになるんですね。。。

それがアトピー性皮膚炎や様々なアレルギー反応として出るわけです。

母親の初産年齢が高いと蓄積される化学物質も増えるので、高齢出産の第一子は特に汚染の影響を受けやすく(だから流産も増えるのかな~)、第2子、3子になるとその影響は少なくなるといいます。
そう考えるとやはり出産は早い方がいいかもしれませんね。

では、これらの環境汚染化学物質が身体に対して何をしてしまうかというと

 ⇒体外と体内の境界線となり、異物の侵入を防ぐ皮膚・消化管粘膜・気道粘膜などの働きを攻撃し壊してしまう。

 ⇒環境に適応するために内分泌・神経・免疫(アレルギー)がホルモン・サイトカイン・神経伝達物質などの化学物質を出して、恒常性を保っているが、それをかき乱してしまう(伝達化学物質による細胞間の信号のやりとりを阻害)。

アレルギーっ子を抱えているお母さんなら誰しも体験していると思いますが、以下のような反応が起こります。

いったん痒みが始まると止まらなくなり、皮膚をかき壊してアトピー性皮膚炎を悪化させる、吸いこんだ異物を排泄しようと咳が始まると止まらなくなり気管支喘息になってしまう、吸いこんだ異物を出そうとくしゃみ・鼻水が始まると止められずアレルギー性鼻炎を起こす…。

痒みが止まらなくなる姿だけでも見るとけっこうパニックになりますよね。
これは体験したお母さんでないとわからない

ですが、勘違いしてはいけないのはアレルギー反応はもともと身体にとって必要な生体機能だということ。
暴走してしまうことが問題であり、現代人は暴走しないための抑止力が弱まっているらしいのです。
それは環境汚染化学物質の影響かもしれませんし、先日NHK特集で清潔過ぎる環境が引き起こしているとも言っていました。
原因はいろいろあるので、特定することなく、様々な可能性を考慮して改善に取り組んでいったほうがいいですね。

ここまで読んでしまうと自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
私も反省しました。
ですが現代文明と人間社会の中で住むには避けられない「しょうがない」原因もあります。
大事なのはこれからです。

そして、環境汚染化学物質の影響は免疫機能だけでなく、遺伝子や生殖、内分泌、神経、ガンにも及ぶので、アレルギーのない方でも配慮していった方がいいと思います。

では次回は対処法です

赤ちゃんのアレルギー2 アレルゲンは肌から

2015年04月20日 | 妊娠・出産・育児
ステロイドとプロペトを使い初めてから約一ヶ月、症状は時々繰り返しますが、皮膚の状態はかなりよくなり、ステロイドのランクも下がりました。

痒みがなくなると、夜もよく寝てくれるし、不機嫌な時間も少なくなるし、こんなにも変わるもんなんだ、と実感しました。

もしこの痒みのストレスが長ければ長いほど、精神の発達だけでなく脳にも影響するのではないかとも考えるようになりました。
ハイハイが始まっていろいろなモノに好奇心をもって動き回りたい時期に、痒みを抱えている子は周囲に関心をむける余裕がなく、自分の体に何が起こっているかもわからずに「痒み」と闘っているわけです。
精神的に良いわけありません。
手にはかきむしらないようにミトンを着けていますので、5本の指が思うように使えません。
つかみたくても思い通りにつかめない姿を見るのはけっこう切ないですね~
指は脳とのつながりの強い場所ですし、8~9ヶ月は著しく脳が発達するので大事にしたい時期。
本来ならいろいろなものを掴んで何でもおかしくてキャッキャ笑いたい時間が痒みの時間では本当にかわいそうです。

そういう意味でも思いきってステロイドを使って良かったのかな、と思いました。
いろいろな不安はありますが

自分の食事制限も続けています。
卵、乳製品、小麦、豆類、ゴマ…
この効果もでているのではないかと思いました。
最初は大変でしたが、慣れてしまえば意外といける(笑)
少しずつですが制限を解除できるものは解除していっています。納豆とか小豆とか。

また、この機会が食品の安全性を見直すきっかけにもなりました。
やはりできるだけ国産に越したことはありません。
大学で農業を勉強していたのでポストハーベストのことはよく知っていたのですが、目の当たりにすると受け止め方も全然変わりますね
知識と実践は本当に別物。
輸入小麦はいろいろなところで使われていますが… これ、一番注意した方がいいなと思いました。
パン、麺類、お菓子、その他加工品。。。家畜の飼料にも使われているので間接的にも摂取していることになります。
どんなかたちにせよ、食べる頻度が高ければ小麦を通してかなりの農薬や添加物が身体に蓄積されるはずです。
それがアトピーの原因となる医師・専門家もいます。
これはまた後日取り上げたい内容です。

ですが、前回のブログでもお伝えしましたが、食物アレルギーは口から入るものだけでなく、肌から入るものも防がなければいけないということ―
口から入るものは認識しやすいのですが、肌は?というと、これが盲点になっていました。
次から次へとアレルゲンがやってくるような気がしていたのは、自分が神経過敏になっていたからではなく、私以外のところに原因があったのです

私がお家で卵料理をしたとしましょう。
私は当然食べませんし、卵を触った手もよく洗います。
ですが、その卵料理を夫が手でつかんで食べ、その破片が服についた状態で赤ちゃんに触り、抱っこしたとしたら…しゃべりかければ卵入りの唾液も飛びます… 
アレルゲンの卵様 皮膚に接触
そういうことだったのです。

ですのでアレルゲンの除去は家族ぐるみでやらないとダメだということがわかりますた。。。

これはけっして神経質になっているわけではなく、アレルギーの本を読むと以下のようなくだりがあり、確信が持てたのでした

「食事療法は、アレルギー児本人だけでなく、周囲の人たちも実施する必要があります。他院で卵や牛乳の食物アレルギーを診断され、食事療法を開始したものの一向によくならず、次から次へと食品を除去し、食べるものがなくなって来院する例が目立ちます。家族も含めて食物日記をかいてきてもらうと、患児以外は牛乳も卵も多食しています。家族の食事からアレルギーが強い卵と牛乳を除いてもらい、室内への持ち込み、室内での調理をやめてもらうと、すぐに症状は改善します。ほかの食物のアレルギーと思っていたものが、実は家族が食べていた食品に接触することで起きているのです。」

「本人だけでなく、家族、特に母親の食生活を食事療法の中に含めることの重要性を実感しています。触ってしまうことだけでなく、焼いた煙、湯気、粉状である小麦は吸いこむことでアレルギーを起こしてしまいます。」

焼いた煙、湯気までは思いつきませんでした

最近、我が子はホフク前進をして台所に侵入してくるのですが…
時々疲れると床に顔をつけ、時には舌を出して床をなめている時があります。
そうなると直後ではなく、数時間後に顔や首が赤くなり…

最初はこれもわからなかったのです。時間差があったため、私が食べた何かで発症したのかと思っていたのですが、肌から入るものを意識しだすと台所の床に落ちていたアレルゲン(小麦粉とかフライパンからはねたごま油とか…)だということに気がつきました。

先日NHKスペシャルでアレルギーの最新治療について特集していましたが、アレルゲンは口からより肌から入ったほうが将来アレルギーになりやすく、耐性もつきにくい…ピーナツアレルギーは小さい頃ピーナツを食べていた人の方がなりにくく、ピーナツオイルを保湿剤として肌に塗っていた人のほうになりやすいという統計結果がでたそうです。
ですからアロマテラピーで使う植物オイルも赤ちゃんに使うのはやはり注意した方がいいかもしれません。
前回勧めたパックスベビーのボディクリームもマカダミアナッツが原料ですので、アレルギーテスト済みとなっていてもアレルギー体質の赤ちゃんに使う時にはよく吟味してからということで。

アレルギーについてはまだまだわからないことだらけですが、我が子を観察して思うのは
 ○色白
 ○極度の乾燥肌
 ○産まれてからずっと下痢っぽい
  離乳食が始まり、アレルゲンも除去していますが、ウンチが硬くならない。他の子はもう硬いウンチがでている。。。
 ○手足が異様に冷たい
こういう子はアレルギーになりやすいのかな?と思いました。
少し色黒の子や手足の温かい子はアレルギーになりにくいような…。
これを読まれた方どうでしょう?
もし良かったら情報をお待ちしております

あとアレルギーの勉強をしていて、母乳の子はアレルギーになりにくいというのが通説ですが、そうでもないことがわかりました。
お母さんが食べたものが上手に消化されず、高分子のまま(アレルギーを起こしやすい形のたんぱく質)腸に吸収されると、その状態で母乳に移行してしまうため、赤ちゃんが消化できず、異物とみなして体外に出そうとアレルギー反応が起こるのだそうです。
母乳の方が防衛反応としてアレルギーが強くでるようです。(←それでもやはり母乳で育てたいです。身体の反応には意味があると思い… 自分の食事制限も授乳期間だけですし…がんばるぞ~。)
ですので
 よく噛み
 よく煮込み
 発酵の力を利用

し、できるだけアレルギーの起こしにくい分子状態(低分子化)にすることがアレルギーを防ぐことになるのだそうです。
甘いものは腸の動きを緩慢にするので同時に控えなさいと

卵・ミルク・小麦はもともと日本では食されていなかったものなので、日本人には消化しずらい食べ物のようです。
それに加え発酵食品をあまり食べなくなったことも消化不良の一因です。
アレルギーの背景には食生活の変化があるようです。


我が子のアレルギーと数カ月つきあってペースがつかめてきたので、心に余裕もでてきました。
初めは何もわからず、情報も少なく、あたふたしていて、その時が一番大変でした。
情報や知識があるのとないのとでは心の持ちようも全然変わります。
このブログの記事が少しでもお母さんたちのお役に立てますように。

最後に最近気づいたことを列記します。ご参考になれば幸いです

○赤ちゃんの手足は冷たくて大丈夫、体幹が温かければ問題なし。汗をかきやすいので厚着をしないほうがいい… とよく言われますが、下半身が冷えて青黒いのはよくないのかな、と思いました。下半身が冷えると大人でも内臓の働きが悪くなります。
整体では脚は腸から飛び出たものと考えますので、やはり脚が冷えていると腸の働きも悪くなるはずですし、赤ちゃんなので内臓の発達にも影響する可かも!?
ですので、下半身はお腹まで覆うタイツやレッグウォーマーを履かせて様子をみています。梅雨寒の時期まではこうしたほうがいいかもしれません。これで下痢っぽいいウンチが解消されるかも。

○顔の皮膚が弱くなってしまったのは生後1~2カ月ぐらいの時(9月)に脂漏性乳児湿疹(軽度)になり、お風呂に入れた際(夫が担当)、ガーゼでこすって皮脂を落としすぎたこと、あと、その摩擦が強くて皮膚を傷つけてしまったことも原因の一つかな、と思いました。
そのタイミングで皮脂の分泌が下がる月齢(生後4カ月以降)と乾燥の季節が重なってしまったため、急激に悪化した可能性も。
ですので産まれた季節と月齢にあったお肌の対処法を把握しておくといいですね。
脂漏性乳児湿疹はガーゼでこするのではなく、お湯で洗い流すくらいでも余分な皮脂は落ちると思います。ひどい場合はベビー石鹸を泡だてて、皮膚をこすらず、皮脂を浮かすように洗顔することをお勧めします。

○一般的にアレルゲンとしてメジャーなものは母子ともに気をつけたほうがいいかもしれません。卵・ミルク・大豆・小麦・ごまの他に、そば、さば、えび、イカ、ナッツ類、ピーナッツ、一部の果物。
食べて反応を見るの繰り返し。
盲点になっていたのがサバでした。離乳食にサバとカツオの混合出しを使っていたのですが、食べたその夜から次の日にアレルギー反応がでたような気がしたので、カツオか煮干しの出しに変更。

あと缶詰も。私がツナ缶やサバ缶を食べた後も悪化したような気がしたので食べるのを中止。
金属に反応(金属アレルギー?)したか、缶づめの缶を加工する際の添加物に反応したのかわかりませんが。

○退院後、2カ月くらいの食生活がかなり偏っていたかもしれません。
納豆に卵、お味噌汁、お菓子はカロリーメイトを食べていたので、何気に高タンパクになってしまったかもしれません。大豆・卵に強く反応してしまうのはそのせいなのでしょうか???
もっと周囲の協力をあおり、野菜を買ってきてもらえば良かったと思っています。
母親(実母ね)は経験者とはいえ、けっこう鈍感で何もやってくれません。
第一子はわからないことだらけで本当に大変なので、遠慮せずにご飯だけは作ってもらいましょう。(←愚痴

○エリのある服やボタンのある服を着ると摩擦で皮膚が赤くなってしまうので避けた方がいいと思います。いったん赤くなるとそこから炎症がおきて痒がります。頭からかぶる服は多少めんどうですが、皮膚のことを考えると乾燥も防げるしお勧めです。

○帝王切開だとアレルギーになりやすいという研究結果も。
逆子体操は27週位からやって下さいね(笑)


○参考にしたサイト
 おでびびはうす
  お母さんからの視点のアレルギー・アトピーっ子の育児ブログ。かなり緻密に書かれています。これから出産される方も読んでおくといいですよ!

 
 Skywalker院長のブログ アレルギー・スキンケアのカテゴリー
  小児科の先生のブログ。考えが偏らないためにもこちらの視点も必要かと。 

 アトピー攻略ブログ
  この方のブログは面白い。経験談が豊富&かなり専門的な内容も。非常にわかりやすいです。


○参考にした本
アレルギーっ子の生活百科 環境汚染からみたアレルギーとのつきあい方」
 アレルギーの人でなくても読んだ方がいいかも。「食」や「ダイエット」に関心のある方にはかなりおススメ。

9割の医者が知らなかった正しいアトピーの治し方
 リバウンドを考えるとやはりステロイドは使わない方がいいのかなとも思いますが、脱ステ・脱保湿をするにはやはりそれを専門とする先生が傍にいないと難しいかも。
ステロイドがなぜ良くないのかを理解するには必要な本です。


赤ちゃんのアレルギー1 ステロイドを使うか否かの葛藤

2015年03月21日 | 妊娠・出産・育児
3月の半ばから仕事を再開しようと準備をしていたのですが、今まで順調だった赤ちゃんにアレルギー症状がでてしまい、もう少し産休を延ばすことにしました。
ステロイドは最終手段にしたかったのでいろいろ試し、アレルゲンとなるものは徹底的に除去してきたのですが、良くなったり悪くなったりの繰り返しで限界を感じ、評判のいい皮膚科にかかり、治療に専念することにしました。
月齢的にアトピーなのかアレルギーなのか判断がつかず、とりあえずステロイドとアレルゲン除去で様子を見ることに。

ネットでいろいろ調べると先生によってそれぞれの考え方があり、治療方針が違うようですね。
小児科の先生、アレルギー科の先生、皮膚科の先生によっても捉え方が違いますし、脱ステロイド・脱保湿を貫く先生も。
強いステロイドを使って短期間で治しちゃいましょう、いやいや弱いものから使って、できるだけステロイドのランクを上げないように治していきましょう、とか、
食事のアレルゲン除去に関しては、母乳中には食べたものの成分がちょっとしかでないから、母親の食事制限は栄養が偏るし必要ない、いやいやできるだけ除去しましょう、とか、
食品のアレルギー検査は正確ではないからあまりお勧めはしない、いやいややった方がいい。
アレルギー検査は血液検査になるのですが、赤ちゃんからけっこうな血液をとってしまうため私の先生はやりませんでした。検査で陽性反応がでたとしても実際に食べて平気なことがけっこうあるようです。またその逆も。
離乳食の時期を遅らせましょう、いやいや通常通り少しずつ食べさせていって慣らしましょう…
本当にそれぞれで。
ということはまだまだわからないことだらけというのが現状のようです。
赤ちゃんの個人差もあるので、そこが難しいところなのだと思います。
どの方法を選択するかはネット上の声だと「自己判断しないで先生の指示に従う。悪化させることが一番危険。」「セカンドオピニオン&納得のいく先生をみつける。」
う~ん。
現在の主流となる治療法はとにかく保湿&ステロイド。
お肌が乾燥して肌のバリア機能が崩れると、そこからアレルゲンが入っていろいろなアレルギーやアトピーの原因になってしまうのでそれを防ぐため、そして炎症を抑えるためです。
アレルギーはダニやほこり、ペットだけでなく、アレルゲンとなる食べ物が肌から入っていくことも徹底的に防がなければならないのだそうです。だから保湿なんですね。

ただいま我が子は7カ月なのですが、冬になってエアコンをつけ始めた頃(4か月くらい)から急にお肌の状態が悪くなりました。
冬場の乾燥、月齢的に皮脂の分泌が下がる時期でもあり、条件が重なったただの乾燥肌かと思っていたのですが、乾燥肌にしては赤みの出方が独特だったのでおかしいな?とは思っていました。
そしてある日、口周りと耳の上が急にただれ、かきむしり始めたのです。
原因は私が食べた生卵とゴマ油でした。
母乳の成分にでるのはごくわずかと言われていますが、それに反応したのです。たぶん。
遅延型といって、時間をおいてでるアレルギーだったので最初は原因がつかみにくかったのですが、いろいろなものに疑いを持ち始めてから傾向がつかめてきました。
生卵やゴマだけでなく、たぶん小麦、乳製品、大豆もNG。
症状が出始めた頃、予防接種のついでに小児科の先生に相談してみたのですが、母乳に出るのは本当にわずかだから、よっぽど反応的な子でない限り反応しませんと言われました。
が、どうなのでしょう???
だったらアルコールやカフェインOKになっちゃいません???
これらは赤ちゃんが体内で分解できないから少量でも控えるべきとされています。
何かを食べて表立った反応(=アレルギー反応)が出るのであれば、やはり分解できていない証拠。
内臓機能が発達するまで同じように除去していったほうがいいのではと思ったりもしますが…やはりいろいろな考えがあるようです。
私が辛いものをちょっと食べただけでも赤ちゃんの肛門は赤くなります。
こんなにデリケートなのです。
母乳は血液から作られていて、母親が食べたものが体内でいろいろな濾過をうけて作られるので安全だと言われていますが、濾過されて微量になったとしても赤ちゃんにとっては多量になるので、やはり症状の出る子には慎重になるべきではないかと思います。

そうなると…世に出ているほとんどのものが食べられない…
ですが、お米、お肉、お魚(生は控え目に)、お野菜、発酵食品のしょうゆやみそは大丈夫。
たんぱく質が発酵で分解されていれば影響が少ないのだそうです。
が、納豆は微妙なラインでした。
ある意味健康的 脱欧米化?!
お買いものの際は常に成分表とのにらめっこです。
ノンアルコールビールも小麦・大豆が入っているため中止し、炭酸水に切り替えました。
食べ物だけではありません。
実家に猫2匹、そして家自体も古いのでハウスダストがすごい
そこに住む親もアレルゲンを身にまとっている感じになるので、しばらく出入り禁止に。
仕事を再開したら親に赤ちゃんを預けようかと思っていたのですが、そんな環境なので実家に預けられず、逆に、すぐ隣なので我が家に来て見てもらおうかと思ったのですが母が抱っこしたらアレルギー反応開始
服にコロコロをやり、靴下も履き換えてもらったのですが、ダメですた…
というわけで、親には預けられず… 
仕事再開が無理になってしまったわけです。

ですので一日でも早く再開できるよう、今は徹底的に治療に取り組むことにします。

乾燥の季節も終わり、我が子の月齢もあがり、内臓機能が発達してくればアレルギーも出にくくなる可能性があるのでそれに期待して。
いろいろな方から再開のお問い合わせをいただいたのですが、あいまいなお返事しかできずすみませんでした
目途がつき次第、ホームページトップに再開のご連絡をいたしますのでどうぞよろしくお願いいたします

いろいろ調べるとアトピーやアレルギーで悩まれている方ってすごく多いんですね。
その方達のブログやホームページの情報がかなり参考になりました。

自分も経験してわかったのですが、皮膚を病むと本当に大変です。
夜になると痒みが強くなり、かきむしるので常に寝不足。朝になるとかいたところがただれ、お布団や服が血やリンパ液で変色。
私も一晩中我が子の手を押さえたり、かゆみ止め(ベビームヒが効く)を塗ったり、内輪であおいだり、抱っこしたり…
昼間は昼間でイライラした時や、授乳後、眠くなる時などもかゆみが強くなるらしく、暴れ始めます。赤ちゃんてけっこう力が強いんですよねエビ反りを始めたり、首を左右に高速に振ったり(なので後頭部がすれて禿げています)、持っている方も大変で
時々腱鞘炎チックや首がヘルニアチックに。
アレルゲンを触ったかも?と思うとその度に石鹸で手を洗うので、あ、角質層が、手荒れが

寝不足、体が壊れ始める、そして精神的にゆとりがなくなり、アレルゲンにも過剰反応。
こうなったらやはり方法論を変えた方がええのです。踏ん張らなければいけない時もありますが、偏りすぎるのはダメ、意地になってもダメなのだす

自分が自然療法にこだわりすぎていました。
アロマテラピーで何とかしようとしていたのです。

何より痒がり泣きじゃくる赤ちゃんが一番かわいそう!
それでもステロイドを使うかどうかとの葛藤

いろいろな所に無理が出てきた時にはやはり考え方を改めて、無理を正しながらバランスをとっていったほうがたぶん上手くいくのです。偏った考え、頑なな考えは心の柔軟性を欠き視野を狭くします。そして、たぶん上手くいきません。

方法論を変えるきっかけは夫のこの一言でした。
「このままだと顔に傷が残っちゃうよ~。」
言われた直後は正直イラっとして、悔し涙がでてきました。 ←ばれないように一時部屋から撤退。

なぜステロイドを使いたくないかわかってる?と言い返したくなりました。

 使い続けると皮膚が薄くなる。
 治らないとステロイドのランクがどんどん上がって「最強」になったらその後がない。
 体に蓄積される。
 リバウンドが怖い。
 ステロイドでおさえると何が本当の原因かわからなくなってしまう。
 皮膚に出てきたものは体が出したいものだからそれをおさえこんで、100%きれいなお肌にすることが果たして自然で正しいことなのか?

季節が変わるまで、身体のつくりが成長してくるまで、あともう少しだからどうにかして自然療法で引きのばそうと思っていたのですが、夫の一言に過剰反応した自分に無理がきているな~、と気づき、これが切り替えるタイミングなのだと思いました。

皮膚科に行って10日後に初めて強いステロイドを塗りました。
やはり炎症がおさまってきて、皮膚の状態が変わっていく様子がわかりました。
お医者さんで処方されたものは強く、ピンポイントでせめるので、即効性と持続力があります。
皮膚が完全に回復する状態を早くつくってあげること。
これが今は必要なのだと思いました。

自然派のものも確かに効きます。
ですが、押さえこむ力が弱く、即効性と持続力がないため、アレルゲンにすぐに反応→かきむしる→皮膚が炎症→そこに新たにアレルゲンが入る→もっとかきむしる→さらに炎症→かゆみがとまらずジュクジュクするまでかきむしる→皮膚がただれ一向に再生されない=皮膚のバリア機能ができない→アレルゲンにすぐに反応…という悪循環が起こってしまいます。
さらに寝不足と痒みによるストレスで自然治癒力も低下します。

夜間痒がるとまさに地獄絵図です。
暴れ方が半端ないです

皮膚を回復させるためにはとにかく痒みを止めることだと思いました。
痒みは痒みを産み、炎症を悪化させます。
炎症が治まってきて、またかいてしまえばゼロのスタートがマイナススタートになってしまうのです。
普通に考えて、私たちが傷を負った時に消毒をしたり冷やしたり、まず炎症を抑えることをしますよね。
かきむしってただれてしまっているところは傷と一緒なので、それを自然治癒力や自然のものだけでどうにかしようとするのは建設的ではないと思いました。

炎症には炎症止め=ステロイドを。
炎症を早く鎮め、皮膚の再生を促し、アレルゲンの侵入を防ぐことが痒みを止める近道なのだと。
これ最近知ったのですが、皮膚がカサカサしているところや赤みのあるところはすでに炎症が起きているということ。
ですので、この段階から手を打っておけば弱いステロイドや自然派のものでもたぶん対処できます。
(↑アレルギーをもっている子の場合。アレルギーをもっていない子なら放置かちょっと保湿で大丈夫だと思います)
ですが、症状が悪化した時には薬を使ってできるだけ短期間で治すこと― これも一つの方法なのだと思いました。
長期になる可能性もありますが…やってみないことには。


このように考えを切り替えることで、自分の中のステロイドに対する解釈も変わりました。
あ~、自分偏っていたな~、と思いました。
おい、大丈夫か?自分。

ということで長くなってしまいましたが、お医者さんのいうとおりのことを2週間やって様子をみます。

強いステロイドのロコイド(顔)&リンデロン(体)+ 保湿剤のプロペト
 ※ステロイドはプロペトと調合してあるものです。

あと今までどおりのアレルゲンの除去 ←このアレルゲン除去、どうして次から次にやってくるんだろうと過剰反応していた自分もいましたが、他にも物理的な原因があることを本を読んで知りました(笑)それは次回に。

この2日間、いつもよりぐっすり寝てくれたので、精神的にも、肉体的にも正直自分がラクでした。
妊娠から卒乳までいろいろな制限をうけ、なかなか息抜きができません。
ケーキやコーヒー、お酒、温泉、喫茶店でゆっくり読書。。。恋しい~
ゆとりもなくなってきます。
さらに我が子が何かの病気をかかえていれば心配は絶えず、自分の時間ももっとなくなり、本当にいっぱいいっぱいになってしまいます。
そういう方、多いのではないでしょうか。
がんばりましょうお母さん
「おい、大丈夫か?自分 」となったら、方法論を見直して、いつもと逆の発想も取り入れたりしていろいろなバランスを立て直す。。。
私は今回のことから学びました

まだアトピーかどうかはわかりませんが、アトピーのこと、アレルギーのこと、自分がなったことがなかったので手つかずの分野でしたが新たに勉強していきます。

以下はお医者さんにかかる前に実践してみたことです。
それなりに効果はありましたが、さっきも申しあげたように即効性と持続力がないので、症状が重い時にはおすすめしません。自己判断でお願いいたします。ご参考になれば幸いです。


 ◎保湿のためお部屋を加湿 ←初期はこれでかなり良い状態を保てました。
  エアコンをやめ、デロンギに。ハイブリッド式の加湿器使用。湿度を常に60%以上に。電気代倍になりますがしょうがない

 ◎お風呂は3日に一度くらいに。逆に入れすぎないのもお尻がただれます。せっけんは使わず熱すぎないお湯で汚れを洗い流します。ガーゼ等でこすらない。フェイシャル用のパフが何気にお勧めです。夏や皮脂の分泌がさかんな1~2ヶ月のころは毎日入れてもいいと思います。ベビーソープはお肌の状態をみながら。毎日使わないほうがいいと思います。

 ◎痒みがでた時にはディフューザーでパチュリかサイプレスを焚く。パチュリは少々お臭いですが、サイプレスより効果がありました。パチュリには抗アレルギー作用が、サイプレスには交感神経と副交感神経それぞれに働きかける作用があります。即効性がないので、痒みが治まるまでがお互いが大変ですが、ある時を境にピタッと止まります。そしてzzz。夜は助かりました。よかったらこちらをご参考に→「花粉症にパチュリ!?

 ◎クレイパック。私が卒業したアロマテラピーの学校から出しているクレイがジュクジュクしているお肌によく効きました。クレイには抗炎症作用と保湿作用があります。クレイ後はクリームで保湿。これで一時はかなり良くなりましたが持続力がないため、完治する前にまた悪化の繰り返しになってしまいました。あとじっとできない赤ちゃんにつけるのは本当に大変です。クレイ塗布後、上からラップします。5~10分後、ハケでとり、パフを使ってぬるま湯で拭き取ります。 →モンモリロナイト

 ◎保湿。ドラッグストアで売っているものはダメでした。ママ&キッズ製品はカナロアで使っていたので試してみましたが保湿力が全然足りませんでした。パックスベビーというマカデミアナッツオイルで作られたクリームもけっこう良かったのですが、持続力がありませんでした。症状が軽ければこれでいけるかもしれません。マカデミアナッツオイルは皮脂の成分に近いパルミトオレイン酸が含まれているだけあって、塗ると皮はむけるのですが、その下から皮膚が再生されている感がありました。 →パックスベビー

 ◎洗濯石鹸は界面活性剤が入っていないものに。界面活性剤は皮膚の天然保湿因子を剥ぎ落としてしまうので注意。「さらさ」は界面活性剤が入っていたので、最近石鹸系の洗剤にきりかえました。

 ◎服は綿製品に。

ホホバオイル・アプリコットカーネルオイル・マカデミアナッツオイル
ローズウォーター・ラベンダーウォーター・手作りのビワの葉ウォーターで試してみたことは長くなりそうなのでまたの機会にしますね。
先に申し上げると、ネット上で営業的に売り込まれている文言を鵜呑みにしないほうがいいです。
安全性は不確かです。人の経験談(生の声)が一番参考になります。
どんなものにもアレルギーがあり、不純物が含まれます。
そういう意味では石油を精製して作ったプロペトは純度がかなり高いので安全という見方もできます。石油は『長い時間をかけて植物から取られた油』。元が古生代から中生代にかけての植物プランクトン(あるいは植物)と考えるとある意味自然なのかも。

リップクリーム

2015年02月06日 | 心・体
この時期リップクリームが欠かせないのですが、去年あたりからリップクリームを塗ると口の横が割れるようになってしまいました。
口唇炎というらしいです。
はちみつを塗ると一晩で治るのですが、割れて→塗って→治っての繰り返しでは、痛いし、皮膚も黒ずんできてしまうので、良いリップはないかなぁ~と探しておりました。

 低刺激・無添加のものでも、高いものでも、割れる時は割れる…

唯一割れなかったものは

マミーシリーズのリップクリーム

でした

ちなみにハンドクリームも良かったです。
仕事柄ハンドクリームも欠かせないのですが、なかなか納得のいくものがなく…

このクリームはサラッとしているのにそれなりの保湿力があるので、何度も塗り直さなくてもいい感じです。
軽めのパックリでしたら一晩で治りました。
ただ食品成分を使っているとはいえ、シトラスの香りがちょっとキツイかな。

完全にバリア機能が崩れた皮膚、つまり、表皮がボロボロと剥がれていたり、パックリいってしまったお肌にはオイルマッサージで使うオイル(=油脂)ではダメなんですよね。
油脂は皮膚に蓋をするだけで潤いは与えてくれません。
ですので冬の乾燥で粉を吹くようなお肌にいきなりオイルを塗るのではなく、一度化粧水で水分を与えた後にオイルを重ねて塗っていった方が本来ならいいです。
皮脂線が少なく、いろいろな刺激を受けて水分も油分も極度に失ってしまう手の場合、水性油性両方の性質を兼ね備えたクリームが理想です。

マミーシリーズ 巷の薬局にも置いてますし、お手頃ですし、かなりおすすめです

授乳中(完母)の風邪

2014年12月27日 | 妊娠・出産・育児
一昨日の朝、起きると同時にお腹が気持悪く、昨日食べたシャケが当たったのかな?と思いました。
授乳中なので薬は避けたいところ。
春ウコンは殺菌作用があるから効くかもしれない、と思い、とりあえず飲んでみたのでした。
時間がたつとお腹は少しずつラクになってきたのですが、今度はだんだんと目の奥が重くなり、鈍い腰痛がでてきました。
これは食当たりではなく、明らかに風邪の症状でした。
今まであまりひどい風邪をひいたことがなく、喉や鼻にきても胃にきた経験はありませんでした。
とにかく心配なのは赤ちゃんにうつしてしまうこと。
抗生物質はできるだけ飲みたくなかったので、いつもと違う感じの風邪だけど大丈夫かな?と思いつつ、私なりの定番の方法で対処してみました。

 ◎ティートリーをディフューザーで焚く。部屋に充満させてしっかり嗅ぐ。
 ◎マスク着用
 ◎ローズヒップティーにはちみつ&無農薬レモンがたまたまあったので輪切りにして入れたものを数杯飲む。
 ◎首元を冷やさず早めに就寝。この時もティートリーを焚きます。

夜に熱がグッと上がってきましたが、次の日の朝には胃痛が治まり身体の重さもだいぶなくなっていました。

お~、効いたど~

寝る時は授乳もありますのでもちろん赤ちゃん(只今5か月)と同じお部屋。
芳香浴なら赤ちゃんでも大丈夫です。ただ強い作用のある精油は使用しない方がいいですね。

まだ少々胃の痛みはありますが、喉にも鼻にもきませんでした。

テレビのとある番組で、何人ものお医者さんが風邪の対処法について共通した意見を述べていらっしゃいました。
引き始めにしっかり対処すればインフルエンザでもすぐ治る!と。
「風邪の引き始めに葛根湯」は有名ですが、この葛根湯を飲むことを勧めていました。
葛根湯なら授乳中の方でも大丈夫のようですが、常備していなかったので、今回もアロマテラピーで対処しちゃいました。

授乳中の方と言わず、お薬はちょっとという方にもお勧めの方法です。
ポイントはひき始め。

あとは昨日のブログに書いたように亜鉛摂取もいいかも
そしてティートリ―の代わりにユーカリ・ラディアータでも赤ちゃんに使えてオーケーです。

でも症状が重い方は必ず受診して下さいね!


では良いお年を
来年も皆さんにとってステキな一年となりますように。