和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束 茶源郷ガイドの会からのお知らせ

2017年09月29日 23時57分14秒 | 日記
2017年11月4日(土)・5日(日) 茶源郷まつり2017 

今年も和束 茶源郷ガイドの会が茶畑ツアー4つのコースをご案内します
事前申し込みはこちらから ⇒  受付


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和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 2017年9月14日(木)

2017年09月28日 19時55分07秒 | 日記
京都三大学(京都工芸繊維大学・京都府立大学・京都府立医科大学)の研修

近年、多くの学生さん達が和束町を研修の場とし訪れて下さる事があり、うれしく思っている昨今です。
さて、9月14日は、京都工芸繊維大学・京都府立大学・京都府立医科大学三校の大学生が来られました。
京都三大学は平成26年度から教養教育共同化事業を展開されていて、今回学びの場として和束町を訪問されました。
京都府内の市町村に赴き、地域課題を実際に体感する事を通して学生生活や研究課題に役立てる事を目的としています。
2日間に渡る研修の1日目のガイドを午後1時過ぎより和束 茶源郷ガイドの会が担当しました。
茶畑景観のガイド、農家民宿、茶工場への誘導、弥勒磨崖仏を見学して、最終の茶摘体験の茶畑に到着したのは、
なんと5時前でした。
 
学生さん達の熱心な学習ぶりに、時間も忘れるほど。
茶摘みを笑顔でされている様子を見て、半日の疲れが取れる思いがしました。
茶摘みを楽しみにしている学生さん達も大勢いて、絶景の眺めの茶畑で風に吹かれながらの茶摘みは気持ちよさそうでした。
学生のさん達の学びのガイドが出来て私たちもうれしく思います。
歩きながら交わした言葉にも学生さん達の素直な気持ちが伝わりました。
和束町での学びが皆さんの役に立ちますようにと願っています。

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和束 茶源郷ガイドの会 番外編 8月7日

2017年09月23日 21時05分17秒 | 日記
                     渡邊一族のお参り

8月にお盆のお墓参りが終わったかと思えば、9月は秋彼岸のお墓参りがあります。
田んぼの畦の赤い彼岸花がお彼岸の時期を教えてくれています。
お盆や彼岸というとすぐ思い浮かぶのが先祖を偲んでのお墓参り。
さて、今日は御先祖にまつわる話題をお伝えします。
お盆やお彼岸にお墓参りをされる方はたくさんいらっしゃると思いますが、そのほとんどはご自分の家のお墓だったり、
実家だったり親類のお墓だったりと想像します。
しかし、一族のお参りとなると数は絞られてきます。
お墓ではありませんが、その一族の碑にお参りをされている方々が、和束町の中にいらっしゃいました。
渡邊さん一族です。石碑は和束町で唯一残る勧請縄を張られる近くにあり、家のお墓とは離れたところにあります。

石碑には寛平7年8月7日、「元祖源融公碑」と印されています。
同じくこの石碑の側面に大正3年8月建立渡邊一族と刻まれています。
渡邊一族の御先祖が源融(みなもとのとおる)公で、大正の時代に渡邊一族の方々が石碑建立を賛同され、
ここに碑を建てられたそうです。



毎年8月7日には一族の方が碑の前に集まられお参りされます。
今年は天気が悪く雨模様。それでも、何の力か毘沙門寺の住職さんがお参りをされる頃には雨もやみ、
みなさんが見守られる中お経が始まりました。
毎年竹筒は新しいのを準備されます。
長い竹筒の中の色鮮やかな花々、数々のお供物。和紙で巻かれた蝋燭の炎が風に揺られ、
お線香の煙に渡邊一族の方の思いを乗せ、寛平7年(896年)の古にお経が届いて行くようでした。
この日の諸々の準備は今年の当屋(とうや)の方がされました。
公碑の横には多くの地蔵さまが見られました。この地蔵さまを皆さんは渡邊地蔵さんと親しみと敬意をもって呼ばれています。

石碑建立当時、渡邊一族は16軒あったそうですが、今では当時より軒数は少々減っているものの、
皆さんで大事にこのお参りを続けておられます。
皆様の最後に私も線香を分けて頂いてお参りさせて頂きました。
今回は町や区を離れての取材でしたが、和束町にある隠れた宝にまた出会えた日になりました。
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和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 2017年9月8日(金)

2017年09月11日 22時21分31秒 | 日記
         宇治観光ボランティアガイドクラブ交流会

前日の雨から一転、晴れ渡った秋空のもと、バス2台に分乗して宇治市観光ボランティアガイドクラブの有志38名が高橋に到着。
先ずは高橋から石寺・撰原の茶畑景観へ、坂道が続く中を心地よい風を感じながらのウオークです。

石寺の茶畑と撰原の茶畑のビューポイントからは、澄み渡る青空に溶け込む緑鮮やかな茶畑景観に感心することしきり。
宇治のガイドでも茶畑景観の希望があるけど、望まれているのはここのような景色なんですよ・・・との発言も聞かれました。
 
当初の計画では弥勒磨崖仏から緑泉コースを予定していましたが、雨の影響で足元が悪いため、
17歳で早世した悲運の皇子を祀る安積親王陵墓に変更、対面する釜塚の茶畑景観を楽しんでいただきました。
  
お待ちかねのお昼御飯は人気の恋茶弁当。
お茶を様々な形で「食べる」ことを提案する「恋茶グループ」のお茶づくし弁当に舌鼓を打っていただきました。
午後は私たち和束 茶源郷ガイドの会の活動報告、和束風土記やガイドポイントの紹介の後、
お茶栽培に携わって60年のガイドの会メンバーによるお茶の語り部の時間、
ビデオやスライドを交えながらの講座でお茶づくりの研鑽を積んでいただき、
意見交換の時間では数多くのお茶に関する質問が出て、目新しいことも多かったと好評を得ました。
    
交流会の最後のメニューは、場所を和束茶カフェに移して、日本茶インストラクターによる「美味しいお茶の淹れ方」の体験です。
宇治観光ボランティアガイドクラブのみなさん・・・日本茶の魅力を感じていただけましたか。
   
交流会がお開きとなり、皆さん和束茶や地元和束の新鮮野菜などをお土産に帰路につかれました。
同じボランティアガイドという立場の方達との交流は学ぶことも多く、今後も親交を深めていければと願っています。
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和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 2017年9月3日(日)

2017年09月04日 23時53分27秒 | 日記
茶源郷ガイドの会 秋の企画  五光の滝ツア-

9月3日(日) 晴れ。原山地域の鷲峰山(じゅぶざん)の山中にある五光の滝に参加者19名をご案内しました。
滝に向かうコースの途中には、茶畑景観の一番の人気である円形茶園を望める所があり楽しみも重なります。
原山のバス停から民家、茶畑を通り過ぎ五光の滝へと往復約5、4Kmを歩くコースです。

山の入り口辺りでは、葛(くず)の赤紫色の花がたくさん咲いていて甘い香りが漂っています。
一時足を止めて皆さんはその甘い香りを楽しまれました。
民家や茶畑の辺りまでは坂が続きますが、山中に入ると道は平坦になり地道を歩く気持ち良さが味わえます。
靴底から優しい感触が身体に伝わってきて、程良い木漏れ陽の中を皆さんはリラックスした表情で歩いているように見えました。
ここ鷲峯山の山頂と、東方斜面は京都府の歴史的自然環境保全地域に指定されています。
東方斜面は特別地区、野生動植物保護地区で、五光の滝はこの斜面の下方に位置します。
さて、滝までは4か所の橋を超えていきますが、3つ目の橋を超えると道は細くなり山肌に添って歩きます。


4つ目の橋からはさらに道が細くなり、踏み外して下の川へと滑り落ちる危険を避けるため、前日からロープを張って手すりの準備をしました。
五光の滝はすぐそこですが、川のせせらぎを聞きながら、足元に注意を払いながらロープづたいに最後まで気を抜かないで歩きます。
原山のバス停を11時20分に出て12時40分に到着。目の前に一枚岩の滝が堂々とした姿を現わしました。
滝では3名のガイドの会のメンバーと滝つぼの水の中で仲よく並んだ2個のスイカが皆さんを迎えました。
大玉のスイカの運搬は男性メンバーにとっても重く、大変な作業でしたが、良く冷えたスイカは本当に甘くて美味しく皆さんにも大好評でした。

そして今日のサプライズ、ガイド会員によるドローンでの写真撮影。
空中を自由自在に飛び、半日蔭の滝の周辺で白い姿をしたドローンが赤や黄色の光を放っているのを見ていると童心にかえりワクワクしました。

滝を後に帰りは養生の芝の茶畑に囲まれた中で、和束にお茶の実を植えられたという鷲峰山山麓の説明や
和束町の歴史に関わりのあった後醍醐天皇の話を聞いて皆さんは原山のバス停へと向かいました。

怪我なども無く無事ウォークが終わり良い一日となりました。
残暑厳しい日は、涼しかった五光の滝を思い出して下さい。
ご参加ありがとうございました

コメント (1)
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