タコカレ海を渡る

2010年6月より青年海外協力隊として活動中。10ヶ月のブルキナファソ生活、5カ月の日本待避生活を経て今度はマラウイへ!

What is LOVE?

2010-04-02 22:00:37 | 世界の問題を考えてみる
先日、札幌三越の10階で開催されていた「マザーテレサの世界展」にいってきました。

20世紀の天使と人々に慕われたマザーテレサ。

今年はマザーテレサの生誕100周年にあたるのだそうです。

十字架に仕える身のマザーテレサですが、そこには宗教を超える何かが宿っているような感じがしました。


マザーのメッセージ、いつも心にとめておきたいです。

募金

2010-02-13 07:10:23 | 世界の問題を考えてみる
報告遅れましたが、ハイチ救援金、昨日名古屋で振込完了しました。

皆さんからの協力と自分の出資合わせて2000円。
ちっさい金額かもしれませんが、チリも積もれば!

何かの役に立ってくれると思います。



今度はさやちゃんへの募金。

ご協力、よろしくお願いします!!

義援金

2010-01-19 10:07:27 | 世界の問題を考えてみる
ハイチ地震への義援金集め。

スポンサーリンクをクリックして得られる報酬を義援金に回してしまおう!という思いつきで始めた企画です。

呼びかけに応えてくださっている方、ありがとうございます!!

1円でもいーや等と言っておりましたら、すでに200円くらい集まってます。

たかが200円、かもしれないですけど・・・善意の200円。

重い重い!



集まったお金は日本赤十字社を通して寄付しようと思います。

日赤では、義援金は国内の被災者向けの言葉だそうで、海外向けには救援金と呼ぶのだそうですが、、、大勢に影響ないですね。


日赤での救援金受付期間が2月12日までなので、こちらもそれまで受け付けます~!!

引き続き、ご協力よろしくお願いします。

(PCサイトのみでモバイル版は対応しておりません)

被害状況の写真(日赤HPへジャンプします)

ついに12月

2009-12-01 06:28:16 | 世界の問題を考えてみる
今年も残りわずか1ヶ月。
いろいろ振り返る時期ですね~!

1月はまだ3年生で、仕事をやめることもアフリカにいくことも決まっていなかった。
そう考えると人生はどこで何がおこるかホントわかりません。
だから面白いんでしょうなァ。

12月1日、世界エイズデーですね。

地味~ですが、気張らずちょっとだけTAKE ACTIONしてみません?

○レッドリボンをつけてみる
○HIV検査にいってみる
○友人知人との会話で世界エイズデーをネタにしてみる

などなど!

ぜひぜひ!!


8.地球規模のパートナーシップ

2009-11-25 07:57:32 | 世界の問題を考えてみる
MDGsも8つめ。最後の目標です。
これは細かくわかれたターゲットが6つもあるので、タコカレ的にまとめてみましょう。

ターゲット8-A,B,D★国際的なシステムの見直しにより、途上国の債務問題を解消する。

国家間規模の債務取り消しから民間レベルの取引方法に至るまで様々ありますが、財政支援関係の話がここに含まれます。
フェアトレードなんて言葉もよく聞くようになりましたよね。
(↑こんなHPもありました)

安く良いものが手に入るのは喜ばしいことですが、フェアトレード関連の資料を見てから「安い裏にどういうシステムが隠されてる?」と考えるようになりました。もしかして、途上国の人が泣いてるのかな、と思ったら何となく気乗りしない自分がいたりもします。
人的な労働力を安く買い上げることは、目先の利益は生むかもしれないがサスティナビリティはないというのがタコカレの意見。
合理化・効率化で生産コストをさげるのはいいとしても、人手がかかった仕事にはそれなりの対価を支払うべきだと思います。
そうしないと最終的には先進国でも労働の価値がどんどん下がり、自分達の首をしめるのが落ちなんじゃないでしょうかねぇ?

ターゲット8-c★地理的制約の多い国には特別配慮。

ブルキナファソもそうですが、内陸国やたくさんのちいさい島からなる国は地理的に不利な面が多いので、配慮しましょうということになってます。

ターゲット8-E★製薬会社との協力の下、必要な薬の供給が出来るようにする。

マラリアやHIVなどが対象になります。

ターゲット8-F★民間セクターとの協力の下、情報・通信技術支援をする。

今アフリカでは携帯がすごい勢いで普及しているそうです。
現にアフリカからもブログは更新できますし、ネットカフェとかもあるんだそうですよ。
情報格差っていうのは貧富の格差に直結するような気がします。
インフラ整備はもとより、使いこなす技術的な面までトータルな支援が必要であるような気がします。



7. サスティナブルな世界

2009-11-24 10:37:38 | 世界の問題を考えてみる
MDGs特集、第7弾。

ターゲット7-A★各国の政策は原則的に持続可能な開発とし、環境資源の喪失を減少、回復させる。

ターゲット7-B★生物多様性の減少を2010年までに減少させる。

ターゲット7-C★安全な飲み水と基礎的な衛生設備を常に使うことができない人々を2015年までに半減させる。

ターゲット7-D★2020年までに、スラム居住者1億人以上の生活環境を大幅に改善させる。


細かくターゲットが設定されていますが、どれも複雑に絡み合っていますね。
環境問題は日本でも取り上げられますが、1次産業従事者が多い途上国においては気候変動が直に打撃になりますし、そうやって貧困がすすめばますます地球環境が悪化する事態を招きかねません。

以下は特に根拠のないタコカレ論ですが、、
環境問題における持続可能性、サスティナビリティという言葉には大きく2つの側面があるように思われます。

1つは地球全体規模での環境の話。これは先進国で今盛んに取り上げられている話題です。
チームー何%になるのか現状微妙なところですが、とにかく今は一つの流行のように「環境」が話題にされてます。
要は地球というシステム全体が破綻しないでサバイブできるようにってことですかね。

サスティナビリティのもう一つの側面は、読んで字のごとく、その地域で無理なく持続していける方策という話。
まぁ時に痛みを伴うこともあるのかもしれないですが、、。

後者は環境に限らずの話!
今私がフランス語と奮闘中であるのも、ブルキナファソでのサスティナブルなリハを模索する下準備ですから、、
サスティナブルなポジティブスパイラルを作れたら、、こんな素敵なことはないなぁ!!



6.国際保健医療のキモはここ

2009-11-20 08:27:33 | 世界の問題を考えてみる
ターゲット6-a★2015年までにエイズの感染拡大を食い止め、その後減少させる。
ターゲット6-B★2010年までに誰もがエイズ治療へアクセスできるようにする。

タイムリーですね。

エイズ予防策が奏功して、新規感染者の増加率は減ってきているとのこと。
エイズは抗レトロウィルス治療が発達してHIV感染者の寿命が伸びてきていることから、感染者の絶対数はいまだ増加傾向です。

エイズって単に差別とか死んじゃうかもとかいう話ではない。
若い世代に感染が広がって、働き盛りや子育て真っ最中の世代が抜けてしまったら・・・。
バリバリ教育していた学校の先生がいなくなってしまったら・・・。

地域全体の人口構成が大きく変化する。
そうするとお金の流れも変わるし、親をなくしたエイズ孤児も増えてくる(現に増えている)。
感染者が若年層に多いがゆえ、いろいろな問題に発展していきます。

徹底した予防策と、検査・治療へのアクセス(受けたいときに受けられる環境)を整えられれば、現状は変えられるはずです。

ターゲット6-C★(主に)マラリアの蔓延をを2015年までに阻止、その後は減少させる。

マラリアもエイズと同じ。
予防策をとるのと、もしかかった場合は適切な治療を受けられるようにすることです。
マラリアは要は蚊にさされなければいい。マラリアを媒介するハマダラカは夜行性です。睡眠時に殺虫剤の練りこまれた線維でつくった蚊帳を正しくつかうことがかなり有効な予防策になるわけです。

「え?簡単じゃん!」って感じなのですが、感染経路を理解してもらい、蚊帳そのものを調達し、蚊帳の使い方を理解してもらい、、、
なかなか大変なのですね。

治療を受けるというのも実はなかなか大変なこと。
治療をうけるためには少なくとも①「やばい病院いかなきゃ」と気づけること、②いけるところに病院がちゃんとあること(病院が遠く、そこまでの交通費が惜しくて病院にいかないというケースもあるらしい)、③その病院のスタッフが的確に対応できること、④治療費が払えること、といった要素がなければならないわけです。

マラリア予防といえば、←Love is Freeキャンペーンサイト、覗いていただけましたか?
MISIAが立ち上げたChild AFRICAという団体が、マラウイに蚊帳を送る活動をしています。
ぜひ、アクセスしてみてください。そこにもMDGsの紹介がされています。

予告! 12月1日は・・・

2009-11-18 15:58:11 | 世界の問題を考えてみる
気づけば11月も後半です。
12月までもう2週間もないのですねー。早っ!

年末に向けて忘年会やらクリスマスやら忙しくなってくると思いますが、その前に。
12月1日、何の日だかご存知ですか?

答え。世界エイズデーです。
この時期になると盛んにレッドリボン運動のプロモーションが行われるので知っている方も多いでしょう。

レッドリボンの起源はヨーロッパの古い風習で、事故や病気で人生を全うできなかった人への追悼の意を表すものだったそう。
1980年代のアメリカで、このレッドリボンがエイズで亡くなる人への追悼の意を示すようになり、今ではグローバルアクションのシンボルマークとして使われるようになりました。

レッドリボンをつけること=「私はエイズ/HIVに対して偏見を持っていません」「エイズ/HIVとともに生きる人を差別しません」という意思表示となります。

実は日本ではHIV感染者が増えてきてます。
アメリカは80年代あたりにばーっとエイズが蔓延したけれど、その後予防策が徹底されてかなり感染者が抑えられてきているようです。
一方日本では感染者が増えてきている。たしか一日4人以上とか、それくらいのペースです。

唐突ですが、HIV検査受けたことありますか?
「えーそんなのないよ」「まさか感染してるわけないじゃん」
というのが大半の方の反応であるような気がしますが、、、。
世界エイズデーを機に、一度受けてみてはいかがでしょうか?

青年海外協力隊でマラウイの農業支援に行った山田耕平さんという方が、現地でエイズ予防啓発のために歌を作り、本来の要請+αの活動をした記録が本になって出ています。
その歌、ディマクコンダといいますが、ディマクコンダ=I love youという意味で、歌詞に「相手のためにHIV検査に行こう!」という内容が含まれています。
(ちなみにマラウイヒットチャート1位をとったそう!!)

私も協力隊の合格が決まってから受けましたよ。
保健所で、無料&匿名で受けることができます。
毎日やっているわけではないので、事前に確認してみるとよいと思います。
住んでいる地域の保健所でなくてもOK。
採血と結果を聞くのに2度足を運ぶ必要がありますが、一回の所用時間はそれほどかかりません。
ちなみに感染してから3ヶ月の間は、感染していたとしても検査結果に反映されないので、感染の機会が想定される場合はその3ヶ月後以降に検査を受けましょう。

今はいい薬ができてきているとはいえ、やはり基本は感染予防!
世界の問題は、実は自分の問題でもある。





5.お母さんを守れ

2009-11-17 07:46:33 | 世界の問題を考えてみる
MDGs特集第5弾。

ターゲット5-A★2015年までに妊産婦の死亡率を1990年の25%まで減らす。

日本では出産時にその道のプロ(助産師や産科医)が立ち会うことが常識ですが、
途上国では約6割のお母さんがそういう環境なく出産しているそうです。
それってつまり妊娠中のフォローも誰もしてないってことか!
大家族の経験値が出産を支えているのでしょうが、
母体や胎児に異常があるときを考えると非常にリスキーです。
実はこの目標、現在のところ25%どころか99%にまでしか減っていないそう。

その要因がはっきりわからないのですが、、、
助産師や産科医の絶対数自体が少ないとか、アクセスの問題だとか、でしょうか。
あとは妊産婦の意識や教育レベルの問題もあるかもしれません。

途上国の女性のほうが妊娠出産する機会が(今のところ)多いわけですからね。
なんとかしないとならない。

ターゲット5-B★誰もがリプロダクティブ・ヘルス関連のケアやサービスを受けられるようにする。

聞きなれない言葉ですね、リプロダクティブ・ヘルスなんて。
性と生殖に関する健康という意味で、具体的には妊産婦の健康や家族計画・母子保健・思春期保健・性感染症・不妊・性暴力などにまつわる健康全般ということのようです。
夫婦がいつ何人子どもを産んで、、と計画できるためには、当人の教育レベルや、物的人的な環境やジェンダーの問題などがいろいろと絡んでくる。
女性が望まない妊娠で母体が危険にさらされるということも往々にしてあるようです。
アフリカ特集の雑誌を読んでいたら9歳で嫁に出されたとか平気で書いてありましたけど、若すぎる母というのも一つの危険因子なんだそうですよ。


うーん、、日本のような人口減少も大変だと思うけれど、
やっぱり母が健康でないと次の世代に健康を引き継ぐことはできないような気がするなぁ。
世界中の母が安心して赤ちゃんを産める日、早くこい!

4.子どもが健やかに成長できる世の中に

2009-11-12 08:20:20 | 世界の問題を考えてみる
MDGs、4つめのゴール。将来のある子ども達が健康に育っていけるようにしよう、というものです。

ターゲット4-A★5歳未満児の死亡率を1990年時点の1/3まで減少させる。

具体的には全世界での5歳未満児死亡率を400万以下にするということ。
そんなにたくさんの子どもが亡くなっているんですね。
2007年時点ですでに900万くらいまで減ってきているそうですが、サブサハラでは悪化傾向。460万/900万がサブサハラの子どもたちです。

なんでそんなに死んでしまうんでしょう?
アフリカには未知の奇病が多いから?ではないですよね。
先進国で生まれたとしたら、みんな生き残っていけるわけです。

分娩時の技術の問題、栄養不良、感染症、はしか、マラリア、、。
適切な医療処置が行えれば救える命なのですが、何せ医療へのアクセスが悪い。
親の知識不足で適切な医療処置が受けられない、とかいった原因も考えられます。


特に1歳未満の赤ちゃんの死亡率を乳児死亡率といいますが、これはその国の保健医療の全般的な状況を表すといってもいいくらい、保健衛生状況が如実に反映される指標なんだそうです。

千分率で表しますが、100以上はかなり悪い、50~100で悪い、10~40になってくると改善傾向ということができ、10未満で良好とされています。

今、世界で最も乳児死亡率が高いのがアフガニスタンで106。
これは紛争の影響が大きそうですね。
2005年のサブサハラで101。
では逆に最も乳児死亡率が少ないのは、、、そう日本、3/1000となっています。

子どもには将来がある。可能性の塊、宝です。
生まれる場所は選べないですもんね。
生まれた場所に関わらず、適切なケアが受けられ成長していくことができる、そういう世界にしていきたいですね。


3.男も女もおんなじ人間だ

2009-11-11 19:56:59 | 世界の問題を考えてみる
MDGsのゴール3つ目は「ジェンダー平等と女性のエンパワメント推進」です。

ターゲット3-A★2005年までに初等・中等教育における男女格差を解消、2015年までにすべての教育レベルにおいて男女間格差を解消する。

ここでも具体的目標にされるのは「教育」なんですね。
女の子がしっかり学校に行けている。
知恵をつけて社会に意見を述べられる。
そういう社会を目指そう、ってことですね。
都市よりも農村で、裕福層よりも貧困層で、女子の就学率が低いという現実があるそうです。

日本でも女性国会議員は明らかに少ないですし、
お母さんが「男の子でしょ、泣くんじゃないの!」なんて叱ってますし、
相変わらず「男女共同参画」なんて言葉が堂々と社会に出回っていたりもします。
(男女平等が当たり前になったら、こんな言葉は消滅すると思うのですが)

もちろん、男性と女性は生物学的には異なりますから、それなりの役割分担があって然るべきだと思います。
ここで問題視しているのは性別(sex)の違いではなく社会的・文化的な男女の差異(gender)の話(これがややこしくて難しい、、)。
「女性だから」発言権がないとか、「女性だから」学校に通えないというのはおかしい!
逆もありでしょうね。「男だから」強くなきゃならない、とか。

男性も女性も、多くの人が意見を述べることが大事であるような気がします。
最近の座右の銘。
『みんなで動けば世界は変えられる』



2. みんな小学校に通いたい!

2009-11-10 07:33:28 | 世界の問題を考えてみる
MDGsの2つ目のゴールは「誰もが小学校に通えるようにすること」です

ターゲット2-A★2015年までに世界中のすべてのこどもが男女の区別なく初等教育の全過程を修了できるようにする

「学校いきたくなーい」と連発していた記憶がある人、たくさんいますよね~?
(私もそのうちの一人)これまた実は贅沢な悩みだったのです。

今世界では10人に1人が学校に通えていない、サブサハラに限っては4人に1人。
労働力として使われるとか、少数民族で言語的にマイノリティなため学校の授業についていけないとか、理由はさまざまあるようです。

とくに、両親が初等教育を受けていないと、子どもの教育に対する理解が低い(=教育よりも目先の労働力として使ってしまう)だけでなく、そもそも子どもの死亡率も高くなるとのこと。
これ、負のスパイラルですね。

うちの祖母は、確か小学校教育までしか受けていません(中退したんだったかもしれない)。
長女である祖母は、兄弟の母代わりとして働いた。
祖母は字があまり書けません。

祖父が亡くなってから、ほんの少しの書き物をするようになりましたが、ひらがなやカタカナが混じり、漢字が間違っていたり送り仮名が間違っていたりします。
おまけに方言の音声そのままでメモするので、単語そのものが「??」ということもあり、祖母本人に意味を確認してようやく理解できるメモも少なくありません。

だから、種々の申請書などは家族が書きます。
どうしても本人署名でなければならないところがある書類に出くわしたとき、かなり一生懸命名前を練習したというようなことを言っていました。
昔は選挙も行ってなかった、というか行けなかった。

ちょっと字がかけないだけで、かなりのハンディキャップなのです。

機会があっても勉強しない人はそれでもいい、と私は思う。
でも機会は平等にあるべきです。
勉強したい人はできるようにすべきだし、そもそも勉強するネタを知る機会も平等であるべき!というのが私の意見。

(私も含め)学生の皆さん、ありがたく勉強しましょうね!




1.貧困と飢えをなくす!

2009-11-09 18:31:29 | 世界の問題を考えてみる
MDGsの達成目標1つ目は貧困撲滅!
具体的には3つの数値目標があげられています。

ターゲット1-A★2015年までに1日1ドル未満で生活する人の数を半減させる

さて、私達は一日暮らすのにいくら使っているでしょうか。
サハラ以南アフリカのことをサブサハラといいますが、サブサハラの人のなんと2人に1人が一日1.25ドル未満の生活を送っているんだそうです(2005年)。
この1.25ドルというのは、貧しさを図るための国際水準とされており、1.25ドル以下で生活する人々を貧困人口と呼びます。
1.25ドルで何ができるんだろうか、、、。
ゴハンも食べられない、清潔も保てない、勉強もできない、病気になっても病院にもかかれない。
これ、ちょっとほっとけなくないですか?

ターゲット1-B★働く意思と能力のある全ての人が、適正な賃金で適正な仕事につけるようにする

いわゆる「ワーキングプア」の問題で、これは日本も他人事ではないですね。
ただ、日本の場合はそれで食べて行けないということはない。
義務教育も病院へのアクセスも保障されています。
世界のワーキングプアは生死に関わっている。

ターゲット1-C★2015年までに飢餓に苦しむ人を半減させる

昨年の世界恐慌の影響で、実は今栄養失調者が増えているんだそうです。
世界の食料が人口に追いついていない、というわけではありません。
世界全体では今の全人口の2倍をまかなえるだけの穀物生産があるんですって。
要は分配の問題。
過剰供給されている場所ではメタボが蔓延し、不足している場所では飢餓が蔓延している。
もっと単純に考えれば解決できそうな気がするんですが。

こういう話は「キレイゴト」だと敬遠される節がありますけどね。
それに、なんでもかんでも助けりゃいいかっていうと必ずしもそうではないというのが私の意見。
ずるい人っていうのも世の中必ずいますし。

助ける対象と助ける方法はよくよく吟味する必要がある。
でも、助けが必要な人が確実に存在している。

具体的に私にできることって一体なんなんだろう??



ミレニアム開発目標 MDGs

2009-11-09 09:46:47 | 世界の問題を考えてみる
ミレニアム開発目標ってご存知ですか?
STAND UP TAKE ACTIONのときに、ここでもちらっと書いたのですが、白状すると私自身もつい最近知りました。

MILLENNIUM DEVELOPMENT GOALSを略してMDGsと表記されます。
2000年9月の国連ミレニアムサミットで採択されました。
2015年までに8つの目標の達成を目指すというものです。

これからその8つの目標を少しずつ紹介していきますのでお楽しみに!