俺の○○

さようなら、キヨシロー。

近くの援助と遠くの募金のはざまで

2006年09月20日 | 疑問
会社帰り、地元の駅に降りたときに声は聞こえた。
「○○中学校です!世界の恵まれない子供たちのために募金をお願いします!」

私は駅構内の本屋に入った。
目当ての本を探した後、店から出るのをためらって棚の前をウロウロしていた。
店を出れば、あの中学校の生徒が募金箱を持って大勢並んでいるのだろう。

募金をするのが嫌なのではない…
ひとつの疑問を抱いているために、すんなり募金が出来ないでいたのだ。

その日の朝、私は勤務先の最寄り駅に着いたとき、長い階段を大きなスーツケースを
持って一人でウンウンと頑張って降りている私と同じくらい小柄な女の子を見た。
その駅はエスカレータがない不親切な造りだという事も、重い荷物を一人で運んでいる
時の辛さも私は身を持って知っているのに、知らん顔をして彼女を追い抜いていったのだ。
こんな冷たい世間で子供が産めるか、と思ってきたが、私自身が冷たい世間の
構成員であると実感した。

そんな私が世界の恵まれない子供たちのためにお金を差し出すこと…
目の前の困っている人を助けることはしなかったくせに、目に見えない遠くに
いる人のために気軽に出来る募金はするということ…
日本にも恵まれない子供がいること…
日本にも貧しい人がいること…

ここで募金をして、自分の中の解答をなげやりに隠してしまうことは出来ないと
決意し、財布をしまって本屋を出た。

中学生の声は聞こえていたが、我が出口とは逆の方に立っていたらしく遭遇しなかった。
心臓がドキドキして、息苦しく、早足で家路に着いた。

募金をするべきかしないべきか、目の前の人を助けるか助けないか。
今でもずっとやりきれない感情がこみ上げて、自分を嫌いになりそうだ。

誰かきいて~!!!

2006年09月15日 | 疑問
あーーー
今、気持ち悪いものを見てしまってどうにも立ち直れん。

山手線に渋谷から乗ってきた女が、座っている私に対して背を向けて立っていたの
だが、この涼しくなってきた気候に似合わず、唐突に背中、肩、丸出しの夏スタイル
ワンピースで、その服のワンピースの肩紐に全然隠れない位置に水色のブラジャーの
紐が2本見えていたのね。
なんか見慣れない光景というかな、暑くもないのに肌が見えていると違和感を感じる
ものですね。
あー、みっともないな。どうしてあんなにブラジャーの紐が最初から最後まで
見えているのだろう…

それから少しして、その女は空いた座席に座った。私と向い合わせになった。
大きな旅行かばんを床において、その中に入っている小さなバッグやら携帯やらを
探したりいじったりし始めた。
前かがみになってずっといじっている。
胸が丸見えなんじゃいーーーー!!!

ああ!教えたい!
かがんでいるせいか、しぼんだ洋梨のように乳が変形してしまって
まったく魅力的じゃない上に顔も○○だから、特に襲われる心配もなさそうだけど
(朝だし)
それでも、何でもいいから見たい男がいるのか?私の隣の男が凝視しているぞー!!
と、1分ぐらいは心配して見ていた私でしたが、段々怒りに変わってきた。
こいつも25年から30年ぐらいは生きていてるんだったら、かがんだら貧弱な
胸が見えてしまうことぐらい自分で分かってるはずだよな?
朝からこんな気持ち悪い乳ただで見せられるなんて。金くれ、金。
大体おめーの顔も気持ち悪いんだよ!吐きそうになるから肌を見せるな肌を!

あー10分ぐらいずっとたまらなく嫌だった。

*みなさんもお気をつけくださいね。私も気をつけます。
 男性は見ないようにがんばってくださいね。
 しかし、肌を見せて吐きそうになられる、なんてショックなことだよね。

またしても経験値は上がる

2006年09月05日 | その他
先週の土曜日、東京のレストランで披露宴をいたしました。
招待した人たちが本当に来てくれているのか、お互いの友人が勢揃いすることに
不思議な感覚を持っていたので、車で向う時も控え室にいる時も不安でした。
でもちゃんと披露宴は行われました。
夢のような時間は訳の分らないまま始まったのですが、入場すると、みんながいてくれました。
私達のためだけに!

集まった人々は、私と彼のために身支度をし、身体を動かしてここまで来てくれたんだ、
と思うと感激でたまらない気持ちでした。

一生に一度の晴れ舞台とはよく言ったものです。
結婚式と披露宴しか晴れ舞台のない人生ってなんなんだよ!って思っていましたが
あれだけの人数に自分たちだけが注目されるなんてことはやはりもうないことなのかもしれません。
凡人なんですから。

みなさんありがとうございました。
電報をくださった方々もありがとうございました。嬉しかったです。
この日のことは一生忘れません。