*LITTLE WORLD*

小さな命たちとの生活の記録

食べちゃいたいくらい可愛い赤ちゃん

2014-05-18 | 番外編~その他の生き物のお話~
昨日の夕方 突然ちびゴジラが 晩御飯にアサリを食べたいと言い出しまして。
一緒にスーパーに行き 熊本産の活きアサリをGETしたまでは良かったんですが
持ち帰って砂抜きしようとパックを開けたところ



こぉーんな小さな蟹の赤ちゃんが隠れていました・・・!

足から足の横幅最大1cm足らずのちびちび

こんな小さいのに 当たり前だけど 細部まで完璧に蟹で(笑)
ちいさなちいさなハサミで威嚇しようとする姿は いたいけ過ぎる・・・

私は いっそ一思いに安楽死させて食べたらとしつこく勧めたのですが
ちびゴジラは 図書館から拝借中の「海の生き物の飼い方」をめくり 興味津津に蟹のページと付き合わせて

「磯ガニの仲間幼体

と 既に目がハート。。。

海の生き物なんて飼うの難しいんだよ!!
経験も知識もないのに 真綿で首を絞めるような飼育はしないよ!!!

私は飼育を断固拒否

可愛いのはよくわかるけど 既にかなり弱っている様子。
自然界でも 蟹の子が生き残る確立なんて 限りなく低いことだし
ここはいっそありがたくいただいてしまった方がいいよ と 重ねて説得したのですが・・・

勤務中の夫にも電話で訴えての話し合いの結果・・・

今朝近くの磯に 夫と息子とで逃がしに行くことに決定

朝まで生きてくれるかが問題 と 思ってたんですが
アサリの砂抜きした塩水(天然海塩)に浅く浸けていたところ
今朝見たら 昨夜よりだいぶ元気みたい・・・

リリースした途端天敵に食べられても悔いはないことを今一度ちびゴジラに確認。
朝早く 父子で 近くの海へと 出かけて行ったのでした。

蟹の赤ちゃん・・・・確かにちょ~~~可愛かったです
種類は違うけど カメコ♂の赤ちゃんの時のことや
生まれたてのちび太やココちゃんを保護した時のこと 思い出したなぁ・・・

生き物は全て 堅蜜に繋がり合って 種族を支えているそうです。
母なる地球が一つの大きな命で 私たち一人ひとりが その細胞みたいな感じなのかな。
だから 陸を汚して海を埋め立て 多くの命をないがしろにして ヒトだけ安全安泰ってことは あり得ないんですよね。

地球の仲間に感謝 日々の糧に感謝して
必要な分 手を合わせて余さずいただいたら
食べない命は極力殺さず共生する生き方をしたいなぁと思います。

・・・・・蟹は 食べちゃっても良かったんだけどね