
前日までの雨が嘘のようにあがり、真夏を思わせる太陽が照りつける中、午前8時第8回ひろきと歩こうはスタートしました。
子どもたちはスタートと同時に駆け足!
「道路に出たらダメよ!!」
後ろからお母さんたちがコントロール。
すでに額にはじんわりと汗がにじみながらも、ほのぼのとした風景に満面の笑みと共に私も歩き出しました。
黙々と歩き、郵便受けを見つけると磁石で吸い付けられるようにポスティング。
今回も歩いている途中で、素敵な出会いがありました。
ある家の家庭菜園でせっせせっせと野菜の収穫をされているおばあちゃんがいらっしゃいました。
「おはようございます。きれいに手入れされていますね!」
と挨拶をさせていただくと、
「自分で食べる野菜は自分で作るようにしているんですよ。最近野菜は高いからねぇ。見てくれは良くないけど美味しいんですよ。私は一人暮らしですから、ぼちぼち野菜を作るのが楽しみなんですよ。お宅はどこから来なさったと?え~川原ねぇ。あっこはいいとこですがねぇ。昔は道が細くて不便やったけど、今はきれいな道ができたんですよね。え~それはわざわざありがとうございます。今は老眼鏡がないからあとでゆっくり見させてもらうわね・・・」
ふぞろいな野菜たちに囲まれて、しばしの間太陽に見守られながらの立ち話でした。
ずんずん歩き、ポロシャツの色が汗ですっかり変わるころ、出発地点に帰って来ました。
すると先に着いていた子どもたちが走り寄ってきて
「おばちゃんから、おじぎ草の種をもらったよ!」
まるで宝石でも包んでいるかのような両手をゆっくり開いて見せてくれました。
すると後ろからお母さんが
「その方は、その場でひろき通信を開いて読んでくれましたよ。」
と笑顔を見せてくれました。
汗だくで歩き疲れているのもかかわらず、自分のことのように喜んでくれる姿に心から手を合わせていました。
休日の貴重な時間にお手伝いいただき、ありがとうございました。
また頑張れます!