ロシア貿易中・脱力進行中

以前のブログ「ロシア留学中・脱力進行中」のつづき。タイトルが嘘になってしまったので引越したが、内容は特に変わりなし。

交響曲(シンフォニー)

2010-12-27 02:56:51 | 10年9月 Las Vegas
10年9月 Las Vegas 旅行記⑦


6日目、9月16日(木)。
深夜未明、ワタルスキーはハワイへと旅立った。
今日からは一人の戦いだ!
早起きしたのでHarrah'sで1時間ほど朝クラップス。
いきなり200ドルの快勝で幸先良い滑り出し!今日は何かが起こる予感!

『Venetian 9月16日12時 参加費150ドル』参加総数110人。
フードコートで早めの飯を食い、10分前には着席。
ファイナル2テーブルまでテーブルブレイクの無い39番(だったかな?)の4番シート。
ちょ、これは・・・
前日、AAでQQのセットに飛ばされた場所じゃねーか!今日は何かが起こる予感・・・!?
1番シートには前日2位のイギリス人。見た目がすごくアルメニア人っぽい。
前日、ファイナルテーブルでワタルスキーを応援してた際に見た、
そいつのビッグブラフを褒めたら、嬉しそうな顔してた。

この日も序盤は完璧。順調にスタックを築く。
40人弱くらいになった中盤、3万点から2万点に落ち込んだあたりが非常に辛かった。
10番シートの老人は、ビッグハンドでオーバープレイ。
プレフロップやフロップですぐにオールインをするもんだから、
こっちが中間ハンドのラッキーキャッチを狙っていってもなかなかドローが追えない。
そんなこんなでスタックを徐々に削られていった時、この日の鍵となるハンド。
97ダイヤ持ちで、JT5(2枚ダイヤ)のフロップ。
フラッシュドロー+ベリーバスターストレートドロー。
このドローは行くべし、とポットの3/4ベット、に6番シートの相手はレイズ。強気なプレイだな!
此処で引いてはスタックは1万数千点となり、生き残りは非常に厳しくなる。
出した結論は、オールイン!約1万9千点のビッグベットだ。
相手、コールで見せたハンドはT7。セカンドペアで、良くコールできたな、おい!
素晴らしいプレイで、しかも7がドミネイト。
フラッシュかストレートを作るしか俺が生き残る道は無くなった。
ターンは、無限大を縦にした8!で俺にストレートが出来た、勝利!
スタックを4万点超えに復活させることが出来た。

中盤の終わり頃、レベル9の800/1600/A200の場面。
俺は5万点持ちでミドルポジションから2.5BBレイズ。ハンドはAQオフスート。
10番シートのアグレッシブ爺さんがBBかSBからコールでヘッズアップ。
フロップ、QQJ。素晴らしいQのトリップス。爺さんチェック。
俺はジーザスの教え通り、スロープレイせずに果敢にベット。爺さん、何とレイズ!?
俺は一瞬JJを疑った。が、この爺さんがプレフロップでJJを持ってたら、必ずリレイズしてくる。
そう読んだ俺は、ボードにクラブ2枚が見えたため、フラッシュドローと即断し、オールインリレイズ!
爺さん、ちょっと躊躇。しかし「お前はギャンブルが好きか?俺はギャンブルするぜ」と、
ブチャラティの「覚悟はいいか?俺はできてる」並みの台詞を発し、コール。
開いたハンドはフラッシュドローの無い、KTのオープンエンドストレートドロー。
しかしAが出れば俺にフルハウス完成なので、爺さんに残されたアウツは9の4枚のみ!
あるいはランナーランナーのKか。しかしさすがにそれは無いだろう!
ターン、T。危ねー、9と1つ違いだ!
リバー、ラグ。ほぼ同じだったスタックは、僅かながらに俺が爺さんをカバーしていたため、
爺さんは終了。俺は、10万点を超えてチップリーダーに!
と同時にファイナル2テーブルに統合、そして10分間休憩。
この休憩は、ラスベガスで最も緊張した10分間だった。
トーナメントに勝てる可能性のある現実的なスタック、その舞い上がった心を落ち着けようとする理性。
1位の賞金4,000ドルが嫌でもチラつく。

ビッグスタックを守り順調にファイナルテーブルへ。
俺は2番シートに座り現在13万点で2位。これでも3位とは数万点の差はあるはずだが、
1位は5番シートのメキシコ系の男で、1人25万点以上は持っている。ダントツリーダー。
レベル12の2000/4000/A500、1人飛んで9人の時、俺とそのリーダーがぶつかった。
俺はKKでカットオフから2.5BBレイズ。SBのチップリーダーはコール。
ボード、689レインボー。コネクティングしている非常に危険なボード。
リーダー、チェック。俺、14000点ベット。これが弱気に見えたのか。
リーダー、34000点にリレイズ。俺は死ぬほど考えた。このまま行けば全てのスタックを賭ける事になる。
57や7Tは無いとは思うが、89の2ペアや9Tのトップペア&ガッツショットドローは十分に有りえる。
プレフロップのレイズが十分ではなかった。
大きくレイズしすぎてスティールに終わるとしても良しとすべきだった。
考えれば考えるほど、負けている可能性が高い、
いや、現時点では勝っていてもバッドビートの可能性は残る。
自分は2番手のスタックを持っているが、ここで終わっては9位の賞金は微々たるものだ。
そんな理由でフォールドした。弱気なプレイだが、チップを集めるのに余分な危険は冒さない。

11万点弱に凹んだがまだ2番手のチップを持つ俺は、その後もショートすタックを順調に飛ばし、
ラストの3人へ。途中、前日のQQおやじも7位くらいで飛んでいった。今日もインマネとはやりおる。
最後3人になったとき、スタックはリーダーが50万点弱、俺が20万点、3位のおっさんが15万点だった。
このおっさんは、ファイナル2テーブルのときにAQオールイン後にディーラーに勝手にハンドをマックされ、
その後に控えていたAAに飛ばされる憂き目を見ずに済んだラッキーな男だ。
そのおっさんが、リーダー相手にオールインでダブルアップ。20万点超えに戻した。
一進一退の攻防はしばらく続き、俺が2ペアでリーダーからチップを奪い、30万点弱にしたところで、
おっさんからの提案。
「スタックも平均してきたし、さっきから3人で互角にやりあい勝負がつかない。賞金を分け合わないか?」
トーナメントディレクターの計算では、1人2700ドル強。単独2位の賞金より上なので、3人とも快諾した。
終了後、メキシコ人のチップリーダーにあの時どんなハンドを持っていたか聞いてみた。
JJだった。俺がKKを降りたことを教えたら、驚いていた。


賞金をすぐさまFlamingoの部屋へ持ち帰り、夕飯へ。
あまりにも神経を使ったせいか、腹も減っておらず、PHのEarl Of Sandwichへ。
旨いサンドイッチを食っていると、外からおっさんに声をかけられた。
片言の日本語でハワイ出身の日系2世だという。勝手に俺の席に着いてきて、やたら話しかけてくる。
自分はHarrah'sグループのカジノマネジャーで、PHだけでなくHarrah's系列全てのカジノを管理してると。
出るスロットがあるから、ぜひ教えてやる、俺は日本人には勝って欲しいんだ、と。
そんな巨大グループのカジノマネジャーが、ABCストアで買った貧相なパックの寿司を食うか!
面白いので着いて行ってみたら、カジノ内でしばらく待たせられた。
仲間のところに行ったのか、変な表を持ってきた。いかにも今日のスロット設定が書いてある風な感じだ。
ベガスのスロットは設定とかいじれないはずなのに。
ある一角を示され「ここは出るぞ、さぁ勝って頂戴」と言うので、
「俺はスロットやらないから」とさようなら。
おっさんは残念そうにしてたが、コレはどのようにして詐欺につなげるんだろう?
ちょっとでも勝ったら、教えてあげた代を払えって事かな?


「6日目」2,645ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
トーナメント:2,505ドル
その他:140ドル(クラップス、Harrah's=200ドル、PH=230ドル、Flamingo=-290ドル)

(写真はAQで爺さんを飛ばし、チップが10万点を超えたところ)

協奏曲(コンチェルト)

2010-12-22 01:56:10 | 10年9月 Las Vegas
10年9月 Las Vegas 旅行記⑥

5日目、9月15日(水)。この日はワタルスキーの実質最終日。
夜ベガスを発ち、一路ハワイへ友人の結婚式へ。
ベガス帰着は金曜夕方。そして土曜の早朝にモスクワに帰る予定だ。
ポーカーは金曜夜にでも楽しめるが、Venetianのトーナメントはもう出れない。
ベガスで初のIn the Moneyを目指すワタルスキーにとって、13日~14日と賞金直前で敗退し、
残されたチャンスはこの日が最後。重大な意味を持つ日であったのだ。


『Venetian 9月15日12時 参加費150ドル』参加総数89人。
開始から、着実にチップを増やして行く俺。
一方ワタルスキーも、序盤1時間で耐えるポーカーをしていたはずだが、
2回目の休憩では以外に盛り返し、俺と同じくらいのチップ量になっていた。
残り40人ほど、チップ量はアベレージの倍ほどある3万点。
ワタルスキーが隣のテーブルに移動してきて、横目で様子を見ながらのプレイ。
ブラインドは400/800/A75の第7レベルあたり。
Under the Gunのポジションで、AAが入った。リンプして、ミドル~レイトのレイズを待つ。
ミドルポジションのグラサンおやじが2400レイズ。
BBのおやじ(なんと、WSOPシニアのブレスレットウィナー)がコール。
俺、3万点オールイン。あまりにもオーバープレイ。
いかにも典型的なAAまたはKKのプレイですよ、って主張したつもりだったが・・・
グラサンおやじ、コール。WSOPおやじ、フォールド。
スタックはグラサンおやじがほんの僅かに俺をカバーする程度。このまま行けばWアップだ!
ハンドオープン、QQを持つグラサンおやじ、俺のAAを見て信じられない様子。
典型的なAAプレイだろ!ちょっとは考えろよ!
と思ったのも束の間、ターンで魔のQが・・・
一瞬でトーナメント敗退。痛い・・・
ワタルスキー、後は頼んだ。
俺はHarrah'sとFlamingoでCrapsをやるべくVenetianを後にした。

約3時間後、7時を回った頃だろうか。Venetianに戻るとファイナルテーブルに。
果たしてワタルスキーは残っていた!1人飛んで9人だったため、賞金確保!
その後、もう一人飛んで8位となったとき、ショートスタックのワタルスキーはAJでオールイン。
QQにコールされ、頼みのAはボードに落ちず、8位終了。
それでも8位で600ドル弱ゲット!よくやった~~~!!!
しかし、パスポートを持っていなかったため払い戻しが受けられず、
いちいちFlamingoの部屋に戻ってパスポートを持ち、再度Venetianへ。
ワタスルキー、ベガスのカジノはいつ何時でもパスポート携帯は必須だぞ。。。


この後、Harrah'sからシャトルバスに乗ってホテルRio All Suiteへ。
Village Seafood Buffetで、カニを食べまくった。
勝利の後の食事は格別な味がしたに違いない。
おめでとう、ワタルスキー!初In the Money at ラスベガス!


「5日目」+460ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
トーナメント:-150ドル
その他:610ドル(クラップス、Harrah's=+300ドル、Framingo=+310ドル)

砂の国の冒険

2010-11-30 02:14:31 | 10年9月 Las Vegas
10年9月 Las Vegas 旅行記⑤

4日目、9月14日(火)。この日は大自然観光だ!
朝9時起きで、Bellagioのダラーレンタカーに車を借りに行く。
初めてでレンタカーのシステムが良く分からないし、
受付のおばちゃんが早口で何を言っているか分からなかったが、
何とか車の場所も見つけることが出来た。
ワタルスキーの英語力、やるな。。。

10時過ぎ、ようやくBellagioを出発。ナビなし、地図なしで、
地球の歩き方の大雑把な地図とレンタカーでもらったベガス周辺道路図のみが頼り。
よくぞ無謀にもこれで出発したもんだ。
高速15号線に乗って快調に飛ばすも、西に向かう分かれ道の後で不吉な道路標識を発見し、
途中迷ったと思ってショッピングセンターに寄った。
雑貨屋で道を尋ねたら合っているらしかったので、そのまま近くのタコス屋で昼飯。
本当はRed Rockホテルあたりで豪華めな昼飯にしたかったが、
本線を外れて迷ったら元も子もないので自重。

昼飯を終えて西にしばらく走ると、やがて景色は雄大な荒野に。
見渡す限り荒涼とした山と野原で、道路と電線、車以外は人工物がほとんど見えないほど。
すれ違う車もまばらで、道は地平線まで一直線に伸びる。
アメリカンな音楽をかけて熱唱しながら80マイルくらい飛ばして素晴らしい気持ち。
そして午後1時半、ついに見えた「Death Valley National Park」の看板!

2人で記念撮影をして、374号線からついに死の谷深くへと進入。
この後しばらく運転してみたのは内緒の話だ。
遠くには塩の湖がキラキラ輝き、岩山と荒れた大地と車と道路と看板と俺たち以外は何もない!

そんなに時間も無いので、砂丘は横目に見ながら悪魔のゴルフコースへ。
ゴツゴツしててプラトーンがすげぇ痛い。
そして十分すごい景色だが、メインはここではない!
真のメインはそこから3~4マイル南、バッドウォーターだ!
ここは塩の大地に降り立てる。あたり一面塩だらけ。よくこんなに潮吹いたもんだ。
歩いて中心の方まで行くが、萎えたのは塩の上に落書きがしてある事。
なんでこんなトコでAKB48とかの落書き見て現実に引き戻されなあかんのだ。。。
しかしここは西半球の最低地点、海抜マイナス86m!下らん事は塩に流すぜ。
背後の岩山を良く見ると、上の方に何か看板のようなものが出ている。
カメラ最大望遠でよく見てみると、なんと「Sea Level」。
海面はあんなに高いところにあるのか!これは雨が降ったら人が死ぬわけだ・・・

夕方4時になったので、そして死ぬほど熱くて喉が渇いたので、帰路に就くことにする。
車内にある温度計は、華氏110度(摂氏だと43.3333度)。熱い・・・
帰路途中、Red Rockキャニオン近くを通ったので山が赤かった。
砂漠から、夕暮れのLas Vegasを遠くに発見したときは、とても愛おしかった。
Las Vegas 嗚呼Las Vegas Las Vegas(ヒロキアイス心の俳句)

夜は、一度ホテルに戻って休憩してから車でダウンタウンへ。
Freemont Street Experienceで、お目当てのAmerican Pieを観賞した後、
Golden Nuggetホテルのステーキハウス、Vic & Anthony'sへ。
ここは09年5月にワタルスキーと行った初のステーキハウスで、
しかも人生で最も旨い肉を食べた店だ。
2人でPoterHouseを頼み、ワタルスキーはFilet Mignonの柔らかさに感動しっぱなしだった。
Flamingoに帰った後、やる台やる台全てのテーブルで勝てたのは、
雄大なパワースポットのご利益のお陰だろうか。

「4日目」+480ドル12セント
その他:+480ドル(クラップス)
    +12セント(スロット)


ドライブ + 大自然 + American Pie + ステーキ = ナッツ

行進曲(マーチ)

2010-10-09 22:09:59 | 10年9月 Las Vegas
10年9月 Las Vegas 旅行記④

朝9時に起きPHをチェックアラウンド・・・じゃなかった、チェックアウト。
ちょっと贅沢だがタクシーでFlamingoへ。
予約はDeluxルームだが、1泊30ドルでGOルームへ昇格できるというので、
Caesarsヴューをリクエストしてイザ部屋へ。
と思いきや、まだチェックイン時間でないので入れない!
せっかく早めにホテル移動してFlamingoの素晴らしいプールを堪能しようと思ったのに。
しゃぁないので荷物を預けて昼飯へ。
確か、Harrah'sのバフェを食べた気がする。
まだ昼12時前なので、残念ながらカニは無かった気がする。


『Venetian 9月13日12時 参加費150ドル』参加総数118人。
前日の早トビを戒め慎重にスモールボールプレイ。
確か、終盤近くまでは常にアベレージを上回って、安定したスタックの推移だった気がする。
3回目の休憩では、ここが勝負どころとばかりにワタルスキーがEnergyドリンクを飲んでいた。
昨日一緒に買ったやつだ!俺は飲むのを忘れていたぜチキショー。
ワタルスキー、横でタバコを吸っていたアメリカ人に「それは効くのか?」と問われ「I hope so.」
ラスト20人、ファイナル2テーブルになり、なんとワタルスキーと一緒に。
この時点では2人ともアベレージはおろか、20BBを切るショートスタックだった。
15人目がトビ、運命のバブル14位は誰になるのか・・・
ここで、ワタルスキーが約2万点、僅か10BBまで減ったチップをオールイン!
1人、同じくショートがコール。ワタルスキーAJ、相手AT。キター!
と思ったのも束の間、フロップでTが落ちて万事休す。Energyドリンクの効き目もここまでだったか。
ワタルスキー、前日に引き続き賞金目前でのフィニッシュ・・・
悔しい気持ちは痛いほど分かるぞ、ワタルスキー。リベンジは必ずこの旅の中で!

わしは、この後さしたるトピックスもなくファイナルテーブルへ。
2万点持ち、僅か5BBになり、UTG+1でオールインの用意をしていたら、UTGがオールイン!
マジかー!最初にオールインするのでなければ意味なかろう、と泣く泣くフォールド。。。
すると後ろでレイトポジションのセカンドチップリーダーがリレイズオールイン、BB悩んでコール。
3wayポットで、BBが99、UTGが66、セカンドチップリーダーがTT。ポケットペア祭りか!
結果は何もなくTTの勝ちで一気に2人トバし。
もし俺がコールしていれば。。。フロップに5が落ちて4倍アップだった。。。
ここで1人が8wayチョップを提案。そしてチップリーダー、セカンドリーダー含めて全員が承諾!!?
俺は普段はこんな早い段階でチョップは大嫌いだが、今は5BB持ちでしかも次のハンドがBB。
ほぼ8位確定の中で少しでも賞金が増えるなら、と喜んで承諾した。
普通であれば8位は510ドルだが、トーナメントディレクターの計算で出てきたオファーは、
なんと821ドル。増えすぎだろコレ!ビッグスタッカーたちは良く承諾したな。
ほぼ死に体だったのが、お陰で300ドルも増えた。


この後7時半でようやくチェックイン。
Flamingo22階GO Room、正面がCaesarsという素晴らしい眺め・・・
だが!バスタブがない!
Youtubeで見て心配していた通り、GOルームの2Queenベッドルームはバスタブ無しなのか。
あるいは部屋や階によって違うのか。ちと残念だった。眺めが最高なので良しとする。

晩飯も昼と同じくHarrah'sのMing's Table。
2人でスープ+2品+チャーハンがついて35ドルほどの素晴らしいセット。気に入った。
時間ギリギリで10時のCaesarsトーナメントへ。

『Caesars Palace 9月13日22時 参加費85ドル』参加総数52人。
賞金は6位からだが、バブルの7位終了で100ドル獲得。
途中結構ショートになったとき、BBでJ8スーテッド持ち。
UTGが2BBのミニマムレイズ、ミドルポジションが3BBに満たない額でオールイン、俺コール。
UTGオールイン宣告も、ミドルのオールインがミニマムレイズの額を満たしていないため、制止される。
UTGのおっさんは抗議したが、ルールなのでトーナメントディレクターから却下の裁定。
フロップJTラグ。俺チェック。UTGオールイン(てかほとんど俺のチェック前にオールインアクションしてた)
俺、トップヒットだしすでにショートなのでコール。相手は案の定AA。が!ターンでJが出てラッキー勝利。
UTGのおっさんは、なんでプリフロップオールインが認められないんだ、と未だにキレながら、
ティルトになってサクッと負けて何処かに去った。。。
これ以外のハンドは、トンだ時も含めて一切覚えてない・・・

「3日目」+665ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
トーナメント:650ドル(Venetian)
        15ドル(Caesars Palace)

夜明曲(オーバード)

2010-10-05 23:03:02 | 10年9月 Las Vegas
10年9月 Las Vegas 旅行記③

9月12日(日)。朝8時起きでEarl Of Sandwichで朝飯。
ここのサンドイッチは世界最高だ。だからPHが好きなんだ!
部屋に戻り着替えた後、PHのプールへ。
ちゃんと前日、ブラブラ買い物に行った時に海パン買っておいたのだ。
しかし!
ラスベガス大全のプール評価にある通り、広大な広場の北側と南側に小さなプールがあるだけ。
しかもBellagioヴューの北側はPleasure Poolで椅子その他が有料とな!
City Centerヴューの南側も、朝は東に立つ本館のお陰で日当たり悪し。
11時近くになってようやく日が当ってきた。北側は日が当るのがもっと遅いぞ!
計3~400メートルほど泳いでグロッキー。体力の衰えを痛感。
プール横にある温水ジャグジーがとっても気持ちよかったのは評価点。

10時過ぎには上がり、シャワーを浴び着替えて急いでVenetianへ。
昼飯にGland LUX Cafeに行く。ランチセットに本日のスパゲティ、みたいなやつを食べた。
意外と空いてたが、その割には出てくるのに時間がかかり、12時過ぎてまった。不覚!
トーナメントのレイトレジストレーションは、開始後1時間か1時間半まで認められるはずだが、
俺は開始からきっちりプレイしたいタイプなのだ。大会に臨む姿勢として。

『Venetian 9月12日12時 参加費150ドル』参加総数100人強。
5~10分ほど遅れて参加。お陰で開始1レベルでスタックの1/3を失う。
そしてその数手後に来たAAで、JJのセットに飛ばされ即死。ファック過ぎる。。。

その後Harrah'sによりCrapsに挑戦も、7アウトの嵐で400ドル負け。
PHに戻り再度Crapsに挑戦も、こちらも7アウトの嵐であれよあれよと300ドル負け。
失意の俺は、前日に勝った験の良いPokerRoomへ。200ドルBuy-In。
トーナメントとは違い快調、ライブで200ドルを700ドルまで増やす。
19時頃、惜しくもインマネ目前で飛んだワタルスキーが戻ってくる。
インマネは13位から。ワタルスキーは16位、これは悔しかろう・・・
-ワタルスキーは-
この日は2度とカジノへは戻らなかった・・・。
今回の旅の目標であるVegasu初インマネを逃した後、延々とMiracle Mile Shopsをさまよったのだ。
そして、土産を買いたいと思っても買えないので
-そのうちワタルスキーは、考えるのをやめた。

そしてゲームは流れる、運気は交代する。俺は・・・!
せっかく買ってた700ドルを100ドルにまで転落させ、おまけにその100ドルをCrapsで失った。。。

「2日目」-1050ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
ライブ:-100ドル(PH=-100ドル)
トーナメント:-150ドル
その他:-800ドル(クラップス、Harrah's=-400ドル、PH=-400ドル)

序曲(オーバーチュア)

2010-10-04 01:39:43 | 10年9月 Las Vegas
10年9月 Las Vegas 旅行記②

9月11日(土)12時過ぎ、Las Vegas到着!
普段はLA経由だが、今回は初のDallas経由で非常に新鮮だった。
タクシーでPlanet Hollywoodに到着し、風呂に入って疲れを癒し、お出かけ。
残念ながらM&Msには目当てのお土産が無かったので、即PHのカジノへ。
Crapsでいきなり連戦連勝で575ドル勝ち、Pokerでもライブで155ドル勝ち、
ワタルスキーが到着する夕方6時過ぎには730ドルと、前回とは対照的な滑り出しとなった。

ワタルスキーと合流し、まずは腹ごしらえに。
Bill'sのカフェでプライムリブセットで、アメリカンなステーキを食って景気づけ。
そしてCaesarsのPokerRoomへ!
ライブでKKでセットにやられ、フラッシュにやられ300ドル負け。
『Caesars Palace 9月11日22時 参加費85ドル』参加総数50人。
今回初参加のトーナメントは即トビ。
ワタルスキーも後半まで残るも賞金まで辿りつけず。
初日は2人して結果を残せず、ホテルに帰って休むことに相成った。

「1日目」+325ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
ライブ:-145ドル(PH=+155ドル、Caesars Palace=-300ドル)
トーナメント:-85ドル
その他:+575ドル(クラップス)
    -25ドル(スロット)

(写真はPHの部屋。キアヌ・リーブス部屋で、壁にはスピードのジャケットが!)

まもなく出航

2010-09-30 01:40:37 | 10年9月 Las Vegas
10年9月 Las Vegas 旅行記①

9月11日~19日(20日帰国)の8泊10日で聖地Las Vegasに行ってきた。
11日(土) Planet Hollywood宿泊
12日(日) 同上
13日(月) Flamingo GOルーム宿泊
14日(火) 同上、デスバレーへドライブ
15日(水) 同上
16日(木) 同上、ワタルスキー、友人の結婚式でハワイへ
17日(金) 同上、
18日(土) 同上、ワタルスキー帰国
19日(日) 早朝Las Vegas発
20日(月) 帰国

入国は初めてのDallas経由。
上記の通り11日~15日は戦友ワタルスキーも一緒。


今回の目標はVenetian/Caesarsトーナメントでの優勝!
よっしゃいくぞ!!!
チャンピオンにおれはなる!!!!

裸百貫

2010-09-26 19:22:07 | 10年4-5月 Las Vegas
10年4-5月 Las Vegas 旅行記録


4月28日(水)~5月4日(日)まで、6泊8日の旅。

「Venetian結果」
土曜12時開始参加費340ドル 1回参加、敗退

12時開始参加費150ドル 4回参加、2回インマネ
-29日(木)156人中7位、賞金780ドル
-30日(金)180人中3位、賞金2164ドル

19時開始参加費120ドル 2回参加、全敗退

「Caesars結果」
19時開始参加費160ドル 2回参加、1度だけバブル180ドル
22時開始参加費70ドル 2回参加、全敗退

「Aria結果」
13時開始参加費120ドル 1回参加、敗退


渡航初日の26日。
Caesarsの19時開始160ドルトーナメントで、序盤10000点⇒3500点の急降下も
モンスタードローでダブルアップしたりと、約倍増の2万点弱まで到達。
第5レベルあたり、200/400/A50にてKKゲット。
同じくらいチップを持つアーリーポジションの3BBレイズに対し、
3700リレイズでビッグハンド主張。しかし相手AKでリレイズオールイン、俺当然コール。
リバーAで即死。フラストレーションのたまりまくる負け方だった。
これがいけなかったのか、この後引くに引けなくなりクラップスで連戦連敗。
BJも負け、初日で-1200ドルの大失態を犯してしまう。
あまりの負けに、その夜は開き直るしかなかった。
「なんのその 男は裸百貫の 波に向かって立つ 獅子であれ 」

困ったときはVenetian!
29日12時開始150ドルトーナメント。156人参加。
前日の不運続きの影響からか、序盤は自信を失ったプレイで苦しんでいたが、
ロンドンにて奮闘するワタルスキーから勝利の報告が。
これに勇気付けられ、45でツーペアつくり相手のブラフに助けられダブルアップ。
A5対AKで、ボードがAK234という奇跡のホイールでサックアウトしたりと運にも助けられ、
インマネ目前で11万3000点とライブトーナメントでは過去最高のチップ保有。
しかし6~7万点まで減らしてしまいファイナルテーブルにはショートイン。
ほとんど何も出来ず、78ハートでチップリーダーのA4ハートに受けられ、
フロップは無常のAA4フルハウス。あえなく7位終了。
しかし、これで浮上のきっかけがつかめた!

30日12時開始150ドルトーナメント。180人参加。
序盤から浮き沈みの激しい戦い。7500点⇒11000点⇒8000点⇒20000点⇒10000点。
最初のテーブル移動の後、移った先で3万点ほど持つテーブルリーダーからチップを奪いまくり、
3~5万点前後のショートながらも18位インマネを達成。
その後も我慢のポーカーを続け、10万点弱でファイナルテーブルに。
44でセットを作ったりA5でA6に勝ったりとツキも見方をし、気がつけば残り3人。
この時点で約37万点保有と自己最高チップ額で、2位に躍り出る。
しかしここからがいけなかった。ブラインドは10000/20000/A4000あたり、
2000ドル超えの賞金に正気を失ったのか、3位の兄ちゃんにブラフを仕掛け、すべり、
15~18万点ほどまで大きくチップを減らす。
そのまま数ハンド後、同じ兄ちゃんのレイズにA6で約15万点ほどリレイズオールイン。
兄ちゃんクイックコールでAAを開く。ここにきてそれか。。。万事休す。
結果は3位の2164ドル。1位6000ドル、2位3600ドルは残り2人で分け合っていた。
賞金は自己最高額も、最後のプレイが無念すぎる。。。
ここでの後悔が、夏に活かせることになるとはこの時は知る由も無かったが。

この最後のプレイがたたったのか、調子に乗った俺への天誅か、それとも所詮これが実力か、
その後のトーナメントでは一度も勝てず、最終日のCaesars19時開始160ドルトーナメントで、
辛くもファイナルに残り10位バブルで180ドル(1人20ドル)を手にするのがやっとだった。


主にポーカー、クラップスでのGWギャンブル通算結果は、
「8日間通算」+291ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
ライブ:-140ドル
トーナメント:1364ドル
その他:-40ドル(BJ)
    -604(クラップス)
    -170ドル(スロット)
諸費用:-119ドル

初日の-1200ドルスタートから良く挽回したと思いたいが、
新年と同じく終盤に負けが込んだのが、勝つと調子に乗る悪い癖だ。

(写真はMirageホテルの火山。2日目の7位入賞後の鑑賞は格別だった)


未来へ届くように

2010-09-25 17:58:01 | 09年12月-10年1月 Las Vegas
09年12月-10年1月 Las Vegas 旅行記録


12月26日(土)~1月3日(日)まで、8泊10日の旅。

「Venetian結果」
12時開始参加費150ドル 6回参加、2回インマネ
-27日(日)122人中13位、賞金301ドル
-28日(月)120人中8位、賞金519ドル

19時開始参加費120ドル 4回参加、2回インマネ
-26日(土)109人中4位、賞金916ドル
-31日(木)30人中5位、賞金200ドル

「Caesars結果」
14時開始参加費235ドル 1回参加、敗退
19時開始参加費160ドル 3回参加、全敗退
22時/1時開始参加費70ドル 3回参加、全敗退

「Bellagio結果」
14時開始参加費330ドル 1回参加、敗退
サテライト参加費90ドル 1回参加、敗退

「Orleans結果」
19時開始参加費75ドル 1回参加、敗退


前々回5月、前回8月と歯牙にもかけて貰えなかったVenetian。
だが今回は、初日26日の19時でいきなりインマネ達成。
それから勢いを得て、夜・昼・昼と3日連続インマネも達成。
9月からのPokerStarsでの修行が非常に活きている事が実感できた。
ただ他のホテルで全くダメなのが気になるところだ。
対して異常にVenetianの入賞率が高い。
27日のVenetian13位は、ベストハンドがJJ(しかもプレフロップフォールド)の中、
苦労を重ねて辿り着いたギリギリのインマネ。
28日のVenetian8位は、寝坊で30分ほど遅れて参加、初手QQ。3倍レイズ。
BBの23にコールされ、リバーで3のトリップス作られワンハンドで7500点⇒650点に転落。
そこからの復活劇は、周りの皆にChip&Chairと讃えられた。
同卓からファイナルテーブルに3人も進んだのもまたすごいこと。

この様にVenetianはドラマチックな内容に富む。
これが相性というものか。この相性の良さと大会規模により、
今後のLas Vegas旅行は全てVenetianトーナメントを中心に動くようになる。

主にポーカー、そしてクラップスを覚えたこの年末年始のギャンブル通算結果は、
「9日間通算」-89ドル
ポーカー、テキサス・ホールデム
ライブ:+321ドル
トーナメント:-864ドル
その他:-100ドル(ルーレット)
    -150ドル(BJ)
    +835ドル(クラップス)
    -10ドル(スロット)
諸費用:-121ドル

最終日、徹夜の中での-1365ドルが痛かった・・・

(写真は、人でごった返すHappy New Yearカウントダウン直前のCaesars前)

酒場の一件

2010-01-05 23:53:35 | PokerStars
12月25日(金)、この日はクリスマス・・・ではなく!
年末年始のLas Vegas旅行を控えた大事な前日だ。
そんな日に会社の先輩や同僚から忘年飲みでもと誘われ、
断りきれず仕方無しに付き合っていた。

10時過ぎ頃か。会社の後輩で2年目のT沼から電話があり、
PokerStarsでプレイしたいので30ドルほど借りで入金して欲しいと電話があった。
飲みも終わり11時半、帰宅してすぐにPokerStarsを起ち上げてT沼のアカウントに入金。
翌日のフライトは12時だ。
ここでPokerStarsを起ち上げて、やらないでいられようか、いやいられない。
ということで23:20開始の33.0ドルNLHold'emをプレイ。
参加者は449人。賞金総額USD13,470.0、45位から賞金圏内。

酒が少し入っているというのに、なぜか研ぎ澄まされたプレイ。
196ハンド目、約50人残りで平均スタック30000点前後、
SB/BB=700/1400、アンティ175の場面。
ボタンのポジションでQQが配られる最高のシチュエーション。
アンダーザガンのショートスタックが7315点オールイン。
これまた最高、ローリスクで奴のスタックが頂けるぜ。
ミドルポジションから21000点持ちがフラットコール。。。?
なにかおかしい。ここで俺は妙な違和感を感じ取った。
AKやミドルペア持ちなら、俺はここでは確実にレイズあるいはオールインし、
ショートスタックとの勝負を孤立化させ他のプレーヤーが入ってくるのを妨げる。
しかし、奴は21000点とそれほど多くないスタックでフラットコール。
これは他のプレーヤーが勝負に入ってくるのを誘っているのでは・・・?
そして俺はQQをプレフロップにフォールド。
ふたを開けてみると案の定、ミドルポジションのハンドはアメリカンエアラインだった。

他にもこんなハンド。
122ハンド目、約20000点持ちで、SB/BB=250/500、アンティ60の場面。
ミドルからPlayerAが1500点にレイズ。QQ持ちの俺コール。SBとBBもコール。
フロップJ、9、5。オーバーペア持ちの俺は「もらった!」と思った。
SBチェックの後、BBが4000点ベット。PlayerAが9585点のリレイズオールイン。
PlayerAはともかくBBは俺より持ち点が多い。こいつと勝負したら、
即トーナメントからはじき出される危険がある。
俺は自重しフォールドした。結局PlayerAとBBのオールイン対決になり、
開いたハンドはBB:J9(フロップツーペア)、PlayerA:AJ(トップペアトップキッカー)。
そしてこの対決はリバーでAを引き高ランクのツーペアを完成させたPlayerAの勝利となる。
ただし、おれはPlayerAにはもちろん、BBにもフロップ後の時点で負けていた。
相手はトップツーペア、俺はただのオーバーペア1つ。
普段なら喜んでオールインレイズするハンドだ。なぜここで踏み止まれたのか。
まさかカードが読める力の片鱗が、ついに俺にも・・・!

と、1月5日にここまで書いて、9月25日まで放っておいたのだが、
ふと更新する気になりとりあえずこの記事をアップする。
結果は、449人中2位で、賞金1953ドル。
翌日のLas Vegas入りに大きな弾みがついた。