いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

おわらコレクション 13-2

2008年12月09日 | 日記・エッセイ・コラム

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野積室牧お主とわたし
逢うて落合のオワラ夕涼み
小川千甕(画家)
(場所 西新町 西新町三差路)

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旅籠屋の古看板に吹雪して 飛騨街道をゆくひともなし
吉井 勇(歌人)
(場所 西町 宮田旅館前)
これだけは歌詞ではなく、短歌です。

昭和20年2月、吉井 勇は小杉放庵の紹介で八尾に疎開しました。
そのおよそ8か月の間、林 秋路らと交流しながら、七百余首の歌を作ったようです。
この他、城ケ山に歌碑がありますし、曳山会館前にも碑があります。

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わたしゃ野山の兎じゃないが 月夜月夜にオワラ逢いにくる
野口雨情(詩人)
(場所 諏訪町 諏訪町通り)

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恋の礫か窓打つ霰 開けりゃ身にしむオワラ夜半の風
水田竹圃(画家)
(場所 鏡町 中央公民館分館前)

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踊り踊るならしなよく踊れ おわら踊りのオワラしなのよさ
森田たま(随筆家)
(場所 鏡町 北吉前)



と、こんな感じで町内24ヶ所くらいにあるわけですが、私自身、未だそのすべてを確認していません。
機会があったら歌碑めぐりをして、全部写真に撮っておきたいと思います。

最後に番外編?

Owara_c027

『おわら歌碑めぐり』には掲載されていません。
場所は東町の玉旭酒造の敷地と思われます。

酔ふた身ぶりは踊りに見せぬ 酒も八尾のオワラ玉旭

と読めますが、どうでしょうか?
右側面に
小杉放庵 作 林 秋路 かく
と、読める文字が刻まれています。
商品名(玉旭)が入っているので、除外されているのでしょうか。
隠れキャラ的存在です。(笑)

コメント
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