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鏡の国のアリス:短評

鏡の国のアリスの本を読みながら短評をする

『セイウチと大工』①②:太陽が夜輝き月が怒る(GLASS4-11)

2008-05-22 22:39:10 | Weblog
 さてトイードルディーが『セイウチと大工』 The Walrus and the Carpenter の詩の暗唱を始めた。
 
 ①太陽が輝いている、海の上、輝いている、力の限りに
  彼はベストを尽くして変えた、大波をすべすべの光に
  そしてこれは奇妙だった、理由は時間で、夜の真っ盛りに

 ②月が輝いているむっつりと、理由は彼女の考えでは太陽なんて
  出る幕でない、一日が終わった後になんて
  「無作法すぎる太陽は」と月が言った、「現れて人の楽しみ駄目にするなんて!」

 PS1:太陽が真夜中に輝くのは確かに奇妙。そして月が怒る理由はもっともで、太陽は無作法である。
 PS2:脚韻は①では、限りに・光に・盛りに might, bright, night である。②では、太陽なんて・後になんて・するなんて sun, done, fun である。



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