今日の給食に出ている「わけぎあえ」は、香川県の郷土料理です。
昔から農家では、季節の野菜としてわけぎを栽培し、春先からのあえものとして旬の味を楽しみました。
わけぎは、ひな祭りの頃の3月が最もおいしく、あさりなどの貝やこうなごという小魚と和えました。あえ衣の酢味噌は、あんもち雑煮で使った甘い味の白みそを使ってつくりました。
子どもたちは、おうちであまり食べない料理ですが、香川県に伝わる郷土料理の味を知ってもらいたいと考えて、1年に1回給食に出しています。子どもたちは、「わけぎあえ」を、めずらしそうに食べていました。