検定試験の持ち物に
「文鎮」がある。
保護者の方から、どうしても必要ですか?と問い合わせがある。
そろばんでは文鎮をどのように使うか説明しよう。
その大きな理由は書道と同じである。
炭を含んだ筆で半紙に文字を書くとき、半紙が筆にひっついて
動いてしまうのを防止するために、文鎮で半紙を押さえる。
さて
そろばんでは、どんな場面で必要になるか?
かけ算、わり算では、そろばんの上下運動は1問ごとに数センチ
下がるだけだが、みとり算は、乗除とは比較にならないぐらい
下の方向にそろばんがスライドされる
そのとき、問題用紙が、そろばんと共に下にずれないために
文鎮が必要となる。
別に文鎮が無くとも計算は可能であるが
使う方が安定して断然「得」なのである。