創世記28章10~22節
祝福のあるところ
ヤコブが、家を出ざるをえなくなったのは、表向きは母リベカの兄、ヤコブからすると伯父のラバンの娘たちの中から誰かを妻に迎えるためでした。それにあたっては、リベカが、エサウの妻たちのことで、生きているのが嫌になったと、また、ヤコブまでがヘト人の娘を妻に迎えたら、わたしは生きているかいがありません、とイサクに訴え出たことにありました。
これは . . . 本文を読む
創世記27章1~29節
神のくださる幸せ
イサクには、双子の息子たちがいました。兄エサウと弟ヤコブです。母リベカは、二人が胎内にいるときに、神様から「兄が弟に仕えるようになる」との御告げを受けました。そして、二人は、成長して、「エサウは、巧みな狩人で野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で天幕の周りで働くのを常とした」とあります。父イサクはエサウを愛しました。それはイサクが、「狩の獲物 . . . 本文を読む
創世記26章15~25節
平和の人
アブラハム、イサク、ヤコブといったいわゆる族長と言われる人々のうち、イサクほど影の薄い人もいません。イサクについての記述は、アブラハムや息子のヤコブと比べても極端に少ないのです。しかし、この3人のうち、彼は実に争いを好まない、平和の人でした。
自分の息子にイサクと名付けているキリスト者は、結構多いことに気づくでしょう。それは、日本名にしても、一 . . . 本文を読む