ヨハネによる福音書18章28~38節
真理の証し人
ローマ帝国から派遣された総督ピラトは、祭司長をはじめとするユダヤ人たちが、イエス様を訴えるために総督官邸にイエス様を連行してきたにもかかわらず、過ぎ越しの食事のために汚れてはならないと、中へ入ることをしなかったことにユダヤ人たちめ、と不快感を抱いたことでしょう。
しかし、ピラトは、自分の方からわざわざ外に出てきて、「どういう罪で . . . 本文を読む
II コリント8章1~15節
(説教要旨)
喜び、貧しさ、施す豊かさ
コリントの信徒への手紙第二の8章と9章ではエルサレム教会への献金の奨励がされています。エルサレム教会への献金は48年か49年頃の使徒会議で決められたことでした。パウロによる異邦人伝道と、このエルサレム教会への献金は一つに結び付けられていたといわれています。パウロは異邦人の土地で福音を宣べ伝えると同時に、宣教した先 . . . 本文を読む
イザヤ書56章1~8節
主が集められる礼拝
聖書教育で取り上げている聖書の箇所からほぼ毎週説教をしています。今月は、スチュワードシップがテーマになっています。スチュワードシップというのは、私たち一人ひとりが神様からいただいている恵みの賜物をどのように使うべきか、その賜物は主のために使う、そういった奉仕の心のことを述べているのです。
私たちに与えられている時間というのも、神様によって . . . 本文を読む
第一コリント3章1~9節
霊の人、神の畑、神の建物
今日の箇所からまず理解できることは、パウロは、コリントの教会の人々に霊の人になって欲しいと考えていることです。教会の群れができる前、パウロは、キリストとの関係でいうなら、はじめてイエス様の話を聞くコリントの人々に対して、固い物は与えられなかったので、乳飲み子に与えるように乳を与えた、話をしたと言っています。
ところが、コリントの教会の . . . 本文を読む