bon-momoの部屋

フルートと朗読、教会、信州で命の洗濯

ナブッコ

2013-05-30 22:46:08 | 日記
新国立劇場でのオペラ「ナブッコ」を観ました。
まったく新しい演出。
はじめから現代にあてはめての演出と言うのであまり期待しないで出かけたのですけれど・。
その演出は「終末が近い」というメッセージにあふれていました。
日本の国立劇場でこんなメッセージに出会えると思っていませんでした。

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 参考までに聖書マルコによる福音書13章
   終末の徴
    どんな徴があるのですか?
    私の名を名乗るものが大勢現れ「わたしがそれだ」と言って多くの人をまどわすだろう。
戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞いても、慌ててはいけない。そういうことは起こるにきまっているがまだ世の終わりではない。
    民は民に、国は国に敵対してたちあがり、方々に地震があり、飢きんが起こる・・・・・・
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「 演出者のノートから 」

 まず21世紀の今日、我々はどのような時に神からそっぽをむかれるでしょうか?私はそれを「人間がショッピングに走る時」でと感じています。物欲にまみれ、所有欲をあらわにする現代人のありさまは、私の頭の中では神の偉大さを忘れた古代の人々と結び付きます。・・・・
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ということで巨大なショッピングセンターが舞台の上にあり旧約聖書のエピソードが現代版として繰り広げられびっくりしました。
私も最近あまりにいろいろなことが起こるので聖書からいつ終末がきてもおかしくないような気がして・・すごいメッセージをもらったと思いました。
ただ神様をエホバの神と訳していて、今エホバは間違いということになっているのでちょっときになりました。○○○の証人と一緒にされたらこまります。


歌手はとても素晴らしく、音楽がきれいで楽しめました。
ナブッコ役のルチオ・ガッロ格好がいいのに、迷彩服のような格好でかわいそうでした。もっときれいな衣装を着せたかったです。
合唱が新国立劇場合唱団はいつ聴いても素晴らしいです。
ヘブライの捕虜の合唱はしばらく拍手がなりやみませんでした。

フルートの音とっても素敵でした。ソロがたくさんあります。

また東海林牧師のブログから

2013-05-28 18:33:12 | 日記
コンサートも終わりホッと一息。また東海林先生のブログを読んでいました。
そうだなっと感じたのでご紹介します。

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見分ける目

 良寛和尚が越後の人里離れた寂しい山奥の庵に住んでいた折、 長雨が続くと、 村人が同情して、 「毎日、 ひとりで雨ばかり見ていると、 さぞ退屈でしょうね」 と問うと、良寛和尚は笑いながら 「いやいや、 わしは 、ちっとも退屈しないよ。 こうして雨を見ていると、 だんだん面白さが分かって来る。 雨にはなあ、 さびしい雨もあれば、 悲しい雨もある。 喜ぶ雨もあれば、 怒る雨もある。 一日見ていても飽きないよ」 と答えたそうです。 感性の鋭さに驚きを覚えます。

 しかし分かることは、 どのような心で受け止めるかによって 、同じものでも違って見えるということです。 ルカによる福音書12章56節において、 「このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、 どうして今の時を見分けることを知らないのか。」 と主イエスが語られたことが記されておりますが、 見分ける目を持つならば、闇の中にも一条の光が必ず見えるはずです。

                                          埼大通り教会牧師   東海林昭雄

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コンサート(桜区での)終了しました

2013-05-26 20:08:02 | 日記
今日は桜区にある桜ホールでの演奏会の前に下のロビーにてプレコンサートをして下さいとの要請があって、準備をして来たコンサート本番でした。
区役所の前で図書館のがとなりにあり広いスペースに椅子が100席位用意されていました。
みんながびっくりしたのはその椅子の後ろに立て看板があり、入口から入るとぱっと目立つ位置です。
椅子にはプログラムとアンケートがおいてありました。
「うわぁーアンケートまで・・」

演奏が始まると椅子に座れない人たちが立ったまま、また二階からのぞきながらみんな集まってきて聞いてくれました。
あんなに大勢でもとっても静かに聞いてくれました。楽しい演奏会でした。
すべてと言いたいのですが私の司会メモが重なり見えずちょっともたついたか・・まあ合格点としてしまいます


拍手に応えてアンコール。
ヘンデルの「王宮の花火の音楽」から平和を演奏しました。

東海林昭雄牧師の元気の出る部屋から

2013-05-04 11:10:57 | 日記
ちょっと面白いなと思ったのでまたまた写しました。


はい、にこ、ぽん
‎2013‎年‎5‎月‎4‎日

あるエッセーに、人間関係をスムーズにする秘訣は 「はい、にこ、ぽん」であると書かれておりました。 すなわち 「はい」 と答えて、 「にこ」 とほほ笑み、「 ぽん」 と胸を叩いて立ち上がる訳です。 そこには言葉で表現するまでもなく、 邪念がまったくありません 。快く応えて行こうとする時に、 関係はスムーズに行くものです。 そうならない理由は明らかです。 利害関係で物事を捉えがちだからです。

 パウロは 「主において常に喜びなさい。 重ねて言います。 喜びなさい。 あなたがたの広い心すべてのが人に知られるようにしなさい。 主はすぐ近くにおられます。」(フィリピの信徒への手紙4~5節) と書いております。 喜べる前提が 「主において」となっています。 主の恵みを覚えるならば、 「はい、にこ、ぽん」 と応えて行く生き方ができるはずです。平和論を唱える人たちの中でも対立が生じることがしばしばありますが、 「はい、にこ、ぽん」 に学びたいものです。