あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

何もない空にいりたる夢をみた  あきオジ

2012-04-21 05:59:18 | 日記
色合いの美しい季節ですね。

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「山頭火」石寒太(文春文庫)を読んでいたら、俳句の潮流についてあれこれ説明がありました。
なるほどなと思いましたが、それだけでした。
潮流を変えようなどと思ったこともなく
結社の中で表現改革運動を起こすつもりもなく

好き勝手、自分だけ分かればいい。
そんなことがこだわりなのかもしれません・

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世の中には、何でも教えたがり、教えられたがる人がいるものです。
スポーツクラブの水泳教室は女性ばかりですし、カメラの講習会も大多数が女性です。
どうしてでしょうかね。
師匠とスタイルが同じになることが好きなのですね。
それもいいかもしれません。

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青柳の泥にしだるつ塩干かな  芭蕉

(素人の私があれこれいうつもりもありませんが、芭蕉の句の際立った特徴は、言葉にしたとき、言葉の流れが滑らかなのですね。ぎくしゃくしたところがありません。そこまで計算しているのでしょうか。もし、そうだとすれば、「なかなか」ですね。

菜畠に花見顔なる雀哉  芭蕉

山路来て何やらゆかしすみれ草  芭蕉

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じっとして菫めでる子のありて  あきオジ

菜の花のつづく河原でなくすずめ  あきオジ

これでおわりか櫻散る  あきオジ

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