あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

凛とした師匠の袖で桔梗咲き   あきオジ

2010-10-21 06:50:28 | 日記
デパートの生け花の展示会
高齢の師匠らしき女性があれこれ解説してました。
和装です。なかなかいいですね。
いいところのご婦人でしょうか。
季節に合わせた着物と帯でした。
さすがですね。

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けふまでは生きてきてへそをなでつつ  山頭火

木かげ涼しく石仏おはす  山頭火

(自由律俳句と言わず、短詩と言ったらどうかという意見もあったそうですが、今はどうなのでしょうかね。業界世界に疎いわたしにはさっぱり分かりません。きっと、細々とこだわりつつけている人もいたのでしょうね。異端は多いほどいい。一代で終わる。それもいいじゃありませんか。思えば、観念的で冷たい芭蕉の世界も緊張します。でも、山頭火に遭遇すると、温もりもあり、ときには体温も感じます。馴れると、山頭火のリズムは心地いいですね。きっと、山頭火をたくさん読んでいるうちに見えてくる世界があるのですね。俳句は単体では限界をもつ世界がある。形式をどうするかなど難しいことを考えずに、自分の表現スタイルを創り出せばいいのですね。そんな気がします。山頭火は日記が長歌であり、俳句が反歌なのです。俳句も齧りだすと面白いかもしれません。)

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楽しい友との語らいも慰め
美しいものを渡り歩くのも慰め

自分を自分で慰めることを覚えないと淋しい。

慰めるとは創り出すことである。
生み出すものである。
このごろ考えることです。

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