★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「マッチポイント」

2006-09-03 03:38:02 | 映画(ま行)
ウッディ・アレン監督の最新作。
ひらりん的には、ちょっと微妙な監督さん・・なんだけど、
注目度NO.1女優のスカーレット・ヨハンソンがでてるからねっ。
早いとこ、見とかなきゃ・・・です。

それにしても、チネチッタでの公開初日のナイトショウ(0:20~)・・・
カップル客が多そうな映画だと思ってたら・・・
なんと周りは、1人観の男ばっかり・・・まっひらりんも1人観の男だけど・・・
やっぱ、スカーレット嬢目当て・・・なのねっ。

2005年製作のラブ・サスペンス、124分もの。


あらすじ
テニス・プレーヤーを引退しクラブコーチになったクリス・ウィルトン。
そのクラブで金持ち一家のトム・ヒューイットと知り合う。
優雅な趣味と豪華なお屋敷・・・クリスとはかけ離れた世界だったが・・・
トムの妹クロエがクリスに一目惚れ・・・で、急接近・・・
ラブラブな毎日・・・仕事も彼女の父の会社に入れてもらえたし・・・
順風満帆・・・かと思ったら・・・

ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
ヒューイット家のお屋敷で美女発見っ。
ノラ・ライスというアメリカ女で、女優志望のセクシーねえちゃん。
トムの婚約者として家にはいるが・・酒癖悪いし・・・母親は猛反対・・・
その色気に撃沈のクリス・・・会うたびにノラが気になってしょうがない。
でも、このまま行けば・・金持ち一家の一員だぞーーーーっ。
ある時、トムの母親に罵倒され、家を飛び出したノラを見かけたクリス・・・
雨の中を追いかけ・・・草むらで激しい情事を達成っっっ。
それも原因でトムと別れ・・・身を引くノラ・・・
クリスは所在を探すが見つからず・・・結局、クロエと結婚・・・
やっと順風満帆かと思いきや・・・
街で偶然、ノラを見かけ、今度こそ急接近・・・
義理父の会社でいいポストもらってる仕事もそこそこに・・・
昼間っから情事・情事・・・
酒癖も悪いけど・・・かなり感情的なノラ・・・
そんなに好きなら奥さんと別れなさいよ・・・
なんて自宅とか、実家の屋敷まで電話してくる・・・コワーーーイッ。
もうこの頃になると、クリス夫妻はセックスレス・・・
クロエはしきりに子供を欲しがっていたが・・・
出来ちゃったのはノラのほうに・・・
妊娠すると強気になる・・・おんなっ。
早く奥さんに事実を言いなさいよ・・・自分で言えないなら私が言ってやる・・
なんつーーーーー事を言い放つノラ。
いよいよ追い詰められたクリスが取った行動は・・・
屋敷から猟銃をこっそり持ち出し・・・
ノラの住んでるアパートの大家のばあさんを射殺・・・
物取りの犯行に見せかけ・・・
ノラと約束した帰宅時間に、巻き添えを装って彼女も殺す・・・というモノ。
実際アリバイもあり、うまくいったが・・・
ノラの日記にクリスの名前がどっさり書いてあり、警察に事情聴取される・・・
単なる浮気相手だった・・・地位と名誉の為に大げさにしないで・・・
なーんて、殺人は知らぬ存ぜぬを通したクリス・・・。
夜中・・・眠れぬクリスに射殺されたノラとバアサンの幽霊が・・・
おいおい、ホラーもはいってるの????的展開。
アンタも、罪を背負うべきよ・・・なんていわれてびびるクリス。
翌朝、事情聴取した警部が・・クリス犯人説の夢を見たと、事実どおりの推論を話すが・・・
もう1人の捜査官がすぐさま否定・・
なんでも、同地区でまた殺人事件発生・・・
その麻薬犯罪多発地区で、バアサンのリングが見つかったとかで・・・

ネタバラしは・・・
クリスがバアサンの家に押し入って、家を荒らしたときに・・・
物取りの犯行に見せかけるときにいくつも小物を取って逃げた・・
その小物を川に投げ捨てたハズが、一つだけ欄干にぶつかって跳ね、手前に落ちた。
そのリングを拾った麻薬中毒者が、同じ地区で犯罪を起した・・・って事でした。

まっ、そんな偶然がなかったら、殺人犯になってたクリス。
最初に金持ち一家に会った時から、人生は運が大事・・・なんて事を言ってました。
疑いも晴れ、クリス夫妻には待望のベビーが生まれて・・・
運が向いてきて、後味は悪いけど、ハッピーエンド・・・というお話。

クリス役のジョナサン・リス・マイヤーズ・・・
苦労したテニス界からビジネス界に転身する役とはいえ・・・ちょっと、役不足かなっ。
唯一、日本企業との打ち合わせで、「ありがとございましっ」は気が利いてました。
ノラ役のスカーレット・ヨハンソン・・・官能的で・・気性が激しく・・飲んだくれ・・・
なーんて役も出来ちゃうんですね・・・
露出は少ないけど・・・なかなか荒々しい絡み・・シーンでした。
オット忘れてた、ウッディ・アレン監督・・・
いつものニューヨーク中心の映画とうって変わって、イギリスが舞台の映画。
ロンドンというと・・・霧の街・・・うす暗い空が思い浮かんじゃうけど・・・
かなり綺麗に撮れてましたね。
上流社会に憧れる男の運命を、上流社会のスポーツ、テニスの決勝点(
マッチポイント)に見立てて作ったんですね。
普通は、相手のコートにボールが落ちれば、グッドラックなんだけど・・
今作は、欄干の手前にリングが落ちたのが、彼のグッドラックになった・・
というお茶目な結果。
運命なんて、どっちに転んだらグッドラックかなんて・・わからないよーーー
・・・・って事なんでしょうかねぇ。

ここまでネタバレ注意↑
 
ひらりん的この映画の関連作は
スカーレット・ヨハンソン・・・「 理想の女(ひと)」では純情セレブの役やってます。
ジョナサン・リス=マイヤーズ・・・「M:i:III 」で、トム・クルーズの仲間役で活躍。
ウッディ・アレン監督・・・「さよなら、さよならハリウッド」がひらりんは好き。
まだまだ未見の作品が多数なので、オススメのアレン作品があったら教えてくださーーーーい。
そうそう、ロンドン・・テニス・・・とくれば、「ウィンブルドン」って映画もありました。
スポーツ系ラブ・コメですが。

という事で今回は
スカーレッ度・・・
どちらかというと、メインが男のほうだったのが良くないね。
それと、ウッディ・アレンが出てないのに、今気づいた。
もしかして出たがりっぽいから・・・
気づかないところで、ちょびっと出てたのかも???
どうだろ? 

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9 コメント

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はじめまして♪ (こべに)
2006-09-06 11:07:06
ひらりんさんと同時刻の同劇場で観てました(^^;

ワタシもちょっと苦手な監督さんだったのですが、この作品は楽しめてしまいました♪

また記事を読みにお伺いしますね☆
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Unknown (玉姫殿ジョイ子)
2006-09-09 07:49:15
TBありがとうございました!

スカーレット色っぽかったですね~。

あの唇がたまりませんっ!!

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TBありがとうございました! (Ken)
2006-09-10 01:12:27
こんばんは!

スカーレット・ヨハンソンは、そこにいるだけで絵になる、という昨今では珍しい雰囲気のある女優さんですよね。

作品によって雰囲気をがらりと変える女優さんが多い中、『ゴーストワールド』から一貫して同じようなキャラクターを演じているのがまた潔い。

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Unknown (やちこ)
2006-09-13 21:14:35
いつもTBお世話になってます~。

ウディ・アレン作品は初めて観たんですけど結構おもしろかったです。



なんたって主演のジョナサン・リース・マイヤーズのスーツ姿にメロメロでしたから(笑)

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運命は不明 (マダム・クニコ)
2006-09-19 15:43:41
おっしゃるように、予測不可能な試練の人生を送ることこそ、人間の使命である、いう深いテーマが底流にあるので、多くの人々の共感を呼ぶのでしょうね。



TBに感謝!
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アレン (kimion20002000)
2007-02-14 20:46:57
TBありがとう。
今回は、ウディは劇中には出ていませんね。
しばらく、ヨハンソンにウディは首っ丈になるかも。
次回作もそうだし・・・。
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TB&コメント、ありがとうございました (kiyokamomo)
2007-04-28 16:14:06
同性なのに、ヨハンソンの唇とGパンの腰からこぼれた お肉が印象的でした。色っぽいですね~
この映画、面白かったです~
世の中に こうゆう事って 結構ありえちゃうんでしょうね~
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マッチポイント (なな)
2007-10-13 10:32:17
ヨハンソンがセクシーでしたが
なかなかお馬鹿で可哀想な役まわりでもありました。
私もアレン監督はあまり好みではありませんが
これはいろんな意味で面白かったですね。
英国上流階級の雰囲気も,なかなか興味深かったです。
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TBさせていただきまいした。 (タウム)
2007-10-30 20:34:32
TBさせていただきました。

何よりも、スカーレット・ヨハンソンがとても魅力的で印象に残りました。
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