ジョージ・クルーニー主演。
2005年のゴールデン・グローブ主演男優賞獲得作品。
予告を見ると・・・アラブの石油利権の話みたいだぞ。
公開初日のナイトショウで観てきました。
まあまあの入りでしょうか。
2005年製作のサスペンス・ドラマ、128分もの。
あらすじ
CIAの中東方面担当のベテラン特殊工作員のボブ(ジョージ・クルーニー)。
野心溢れる弁護士ベネットは巨大石油会社の合併に関わる調査を進める・・
エネルギー関係の投資信託アナリストのブライアン(マット・デイモン)・・
とある国の王子の相談役に抜擢される・・・
その王子の国に出稼ぎに来ていたパキスタン人青年ワシーム・・・
石油会社の合併のせいで、仕事は解雇・・・路頭に迷う・・・
ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
この作品でジョージ・クルーニーがアカデミー助演男優賞を受賞・・・おめでとう・・・って、
ひらりん、この作品見たのは公開初日の3/4の・・発表前だったけど、
書くのが延び延びになっちゃって、受賞後の加筆になってます。あしからず。
話は、ひらりん苦手な群像劇・・・いろんな話が同時進行してて絡み合う・・ってヤツ。
話がよく飛ぶし、ワシントン・ジュネーブ・ベイルート・・・場所もころころ移る。
アカデミー賞モノのCIA工作員ボブの話が一番良くわからなかったね。
ヘマして帰ってきて、息子と会って引退決意・・・
しかし、最後の仕事を任されて現地に行くと・・・
仲間だと思ってたヤツが裏切り者で逆に拉致されちゃう・・・
拷問で爪を剥がされるシーン・・・超怖かったぁ。←コレが受賞の決め手かも。
その後が???
帰国後、いろいろ調べモノするが、既にCIA内では不要人物化。
結局、王子の危機を知らせに言って、巻き添え死。
弁護士ベネットは、どうすれば国は巨大合併を認めてくれるか考える・・・
違法な事はしてないか・・・社内を調査し・・・
検察当局とも接触・・・一種の司法取引じゃないけど・・・
二人ほど逮捕者を用意して合併を承認してもらうようにする・・・
しかも、逮捕者の一人は自分の上司にするという、あざとい内容。
これで出世確実。
アナリストのブライアンは、仕事を取るために王子主催のパーティーに参加。
家族連れで行ったのはいいが、不幸にも子供がプールで感電死。
これがキッカケで、王子の投資関係の相談役に抜擢・・・
民間投資会社的経営感覚と王子の反大国主義の利害が一致。
(限りある石油資源を有効的に自国の利益にしたいと願う王子・・・)
しかし、国王はそんな事お構いなしで・・・
癒着してきた大国(アメリカ)に石油を売ればいいと考えてる・・・
ここで怖いのはCIAの追尾システム。
たぶん、スパイ衛星を使って行動を監視。
たぶん、遠隔操作で無人飛行機からミサイル発射。
間違いなく、世界中どこにいても抹殺可能では。
(あの精度だと尻の穴まで見られちゃうかも・・・だから「シリアナ」?)
最後は、職を解雇されたパキスタン人のワシーム。
彼のもとに近づいて来た青年は、神学校に来れば食べ物もあると・・・。
簡単な農作業に従事しながら、イスラムの教えなどを勉強・・・
しかし、実は自爆テロ養成施設みたいなもん。
先輩の遺書ビデオを見せられ、自分も遺書ビデオを撮影して・・・
ボブがミスって、テロの手に渡ったミサイルもろとも・・・
合併で巨大石油会社になった精製施設に突っ込んで行って・・・
自爆テロ決行。
この映画は、ほとんど強いもの(アメリカ)の都合に合わせている・・ってこと。
CIAは不要な工作員は処分しちゃってもokだし・・・
都合の悪いほうの王子はミサイル攻撃しちゃうし・・・
都合の悪いヤツを逮捕して、国益になる合併話にすれば承認しちゃうし・・・。
エネルギー問題は、中国の経済発展に伴って・・・
今一番ホット深刻な問題。
実際、未開発な土地でバンバン権利を買ってるのは中国。
さすがにアメリカの中堅石油会社は買収できなかったけど・・・
それくらい、アメリカにとっちゃ、石油資源確保は国益に左右されるという事。
ところで、マジシャン引田天功はアラブの国王から貰ったという油田・・・
まだ持ってるのかなぁ・・・なんてのん気な話を思い出すのはひらりんだけ??
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は
「華氏911」・・・大統領とアラブの王様・テロリストとの癒着のドキュメント
監督・脚本のスティーヴン・ギャガンの脚本「トラフィック」はオスカー4冠作品。
という事で今回は
国益度・・・
もう少し、限りある資源をグローバルに有効に使える手段を考えないと・・・
なーーんて、優等生的な発言をしてしまいました。
ところでひらりんも「人気ブログランキング(映画)」に参加しています。
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2005年のゴールデン・グローブ主演男優賞獲得作品。
予告を見ると・・・アラブの石油利権の話みたいだぞ。
公開初日のナイトショウで観てきました。
まあまあの入りでしょうか。
2005年製作のサスペンス・ドラマ、128分もの。
あらすじ
CIAの中東方面担当のベテラン特殊工作員のボブ(ジョージ・クルーニー)。
野心溢れる弁護士ベネットは巨大石油会社の合併に関わる調査を進める・・
エネルギー関係の投資信託アナリストのブライアン(マット・デイモン)・・
とある国の王子の相談役に抜擢される・・・
その王子の国に出稼ぎに来ていたパキスタン人青年ワシーム・・・
石油会社の合併のせいで、仕事は解雇・・・路頭に迷う・・・
ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
この作品でジョージ・クルーニーがアカデミー助演男優賞を受賞・・・おめでとう・・・って、
ひらりん、この作品見たのは公開初日の3/4の・・発表前だったけど、
書くのが延び延びになっちゃって、受賞後の加筆になってます。あしからず。
話は、ひらりん苦手な群像劇・・・いろんな話が同時進行してて絡み合う・・ってヤツ。
話がよく飛ぶし、ワシントン・ジュネーブ・ベイルート・・・場所もころころ移る。
アカデミー賞モノのCIA工作員ボブの話が一番良くわからなかったね。
ヘマして帰ってきて、息子と会って引退決意・・・
しかし、最後の仕事を任されて現地に行くと・・・
仲間だと思ってたヤツが裏切り者で逆に拉致されちゃう・・・
拷問で爪を剥がされるシーン・・・超怖かったぁ。←コレが受賞の決め手かも。
その後が???
帰国後、いろいろ調べモノするが、既にCIA内では不要人物化。
結局、王子の危機を知らせに言って、巻き添え死。
弁護士ベネットは、どうすれば国は巨大合併を認めてくれるか考える・・・
違法な事はしてないか・・・社内を調査し・・・
検察当局とも接触・・・一種の司法取引じゃないけど・・・
二人ほど逮捕者を用意して合併を承認してもらうようにする・・・
しかも、逮捕者の一人は自分の上司にするという、あざとい内容。
これで出世確実。
アナリストのブライアンは、仕事を取るために王子主催のパーティーに参加。
家族連れで行ったのはいいが、不幸にも子供がプールで感電死。
これがキッカケで、王子の投資関係の相談役に抜擢・・・
民間投資会社的経営感覚と王子の反大国主義の利害が一致。
(限りある石油資源を有効的に自国の利益にしたいと願う王子・・・)
しかし、国王はそんな事お構いなしで・・・
癒着してきた大国(アメリカ)に石油を売ればいいと考えてる・・・
ここで怖いのはCIAの追尾システム。
たぶん、スパイ衛星を使って行動を監視。
たぶん、遠隔操作で無人飛行機からミサイル発射。
間違いなく、世界中どこにいても抹殺可能では。
(あの精度だと尻の穴まで見られちゃうかも・・・だから「シリアナ」?)
最後は、職を解雇されたパキスタン人のワシーム。
彼のもとに近づいて来た青年は、神学校に来れば食べ物もあると・・・。
簡単な農作業に従事しながら、イスラムの教えなどを勉強・・・
しかし、実は自爆テロ養成施設みたいなもん。
先輩の遺書ビデオを見せられ、自分も遺書ビデオを撮影して・・・
ボブがミスって、テロの手に渡ったミサイルもろとも・・・
合併で巨大石油会社になった精製施設に突っ込んで行って・・・
自爆テロ決行。
この映画は、ほとんど強いもの(アメリカ)の都合に合わせている・・ってこと。
CIAは不要な工作員は処分しちゃってもokだし・・・
都合の悪いほうの王子はミサイル攻撃しちゃうし・・・
都合の悪いヤツを逮捕して、国益になる合併話にすれば承認しちゃうし・・・。
エネルギー問題は、中国の経済発展に伴って・・・
今一番ホット深刻な問題。
実際、未開発な土地でバンバン権利を買ってるのは中国。
さすがにアメリカの中堅石油会社は買収できなかったけど・・・
それくらい、アメリカにとっちゃ、石油資源確保は国益に左右されるという事。
ところで、マジシャン引田天功はアラブの国王から貰ったという油田・・・
まだ持ってるのかなぁ・・・なんてのん気な話を思い出すのはひらりんだけ??
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は
「華氏911」・・・大統領とアラブの王様・テロリストとの癒着のドキュメント
監督・脚本のスティーヴン・ギャガンの脚本「トラフィック」はオスカー4冠作品。
という事で今回は
国益度・・・
もう少し、限りある資源をグローバルに有効に使える手段を考えないと・・・
なーーんて、優等生的な発言をしてしまいました。
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そうです!中東の知識がない、公式HPで予習しなかった、原作も読んでない。全部僕が悪いんです・・・でも、よく解らんかった・・・
3つのストーリーが、どういう風に絡まったのかさえ解らない状態です(汗)
劇場予告観た時は、もうちょっとハラハラドキドキする映画だと思ったんだけど、淡々と進むのねぇ・・・
社会派映画好きなんですけどね~、いまひとつノリきれませんでした。
ジョージがオスカーを取ったのはめでたいですが、彼は「主演」じゃないの?
この映画の主演は誰なんでしょうか?
最近はどうもこういった傾向の作品が多く出ますよね・・。複雑すぎて勉強不足の私には難しかったです(^-^; 今度はロシア絡みも公開されるしついていけなさそうです(´・ω・`)ションボリ
なにがやりたいのか良く判らん映画でした。
内容が難しいとか言うよりも、まるで「1+1=2」という結果を導きだすのに、複雑な方程式を使ってるような作りの意図が判らず、ぶっちゃけただの整理不足のシナリオにしか見えませんでした。
トラックバックありがとうございます。
エネルギー問題、特にアメリカのやり方はハチャメチャですよね。その点、自国を批判したい本作。でもとってもとっても遠回しなアプローチ。ただストレート過ぎるのもいろいろ問題がありそうで。今になって何となく不親切な構成のゆえんも理解し始めました(^^ゞ
本当に難解な映画でした。もう少し明確な主人公を置くか、ナレーター的な説明役がいてくれれば
少しは楽しめたかもしれませんが・・・観客はほぼ置いてきぼり(^^;)
たんたんと事実を描くドキュメントでもないし、もちろん娯楽大作でもないし・・・結局、中途半端な印象だけが残った気がします。
群像劇は、人物が多いから、一回では難解ですね。
ガイ・リッチーの「スナッチ」「ロックストック~」なども、よく分からないまま放置してしまいました。。元CIAの暴露だから、内容はちゃんと理解したいと頑張りましたが、字幕を2度3度読むのに、疲れました~。
まずは「無知の知」ということで、知らないでは済まされないことじゃないかなと。
TBさせていただきます。
途中、展開が重たくて、眠たい部分ありました。
が、ジョージの力で、最後まで見終えました(笑!)
なぜに、助演?そりゃ、製作としてのジョージが、
主演だからです!(・・・って、こじつけ?)
ジョージ・クルーニーさん、取っちゃいましたね。
一杯飲み屋にいそうな中年のおっさんに成りきってましたもんね(笑)。
あのお腹のでっぷり感に僕からも助演男優賞を差し上げます!