★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」

2007-05-31 03:38:15 | 映画(ま行)
<2007/A99/S51>
主演・監督・製作がトミー・リー・ジョーンズ
最近じゃ、缶コーヒーのCMで、八代亜紀の演歌に涙したり・・・
ディープ・インパクトとも共演をしてます。
今回はカウボーイものなので、ディープとは馬繋がりだったのかなっ。
英題は「THE THREE BURIALS OF MELQUIADES ESTRADA」。
2005年製作の国境系ドラマ、122分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
タイトルになってるメルキアデス・エストラーダは、メキシコ人の名前。
アメリカに不法入国して、テキサス州でカウボーイの仕事をしてる。
彼を雇ってたのが、初老のカウボーイ、ピート・パーキンズ(T・L・ジョーンズ)。
真面目で働き者のメルキアデスとは、歳の差を越えての、信頼・友情があった。
そんなメルキアデスの死体が発見される。(埋められてた)
新任の国境警備隊員のマイクが犯人だと、知ったピートはマイクをとっ捕まえる。
それにしても、アメリカって国は、警察組織が沢山あって解りずらい。
今回も、州警察と国境警備隊が登場・・・。
ピートは、とっ捕まえたマイクを連れて、警察が埋葬したメルキアデスを掘り出させ・・・
死体を馬に乗っけて、旅立つ二人・・・
そう、生前、メルキアデスに、「もし死んだら、遺体は故郷のヒメネスに埋めてくれ・・・」と言われてたから。
ところで、国境警備隊員のマイク・・・
新任で、奥さんと確かカンサスあたりからやってきたばかり・・・
結構荒っぽい性格で、不法入国者にも手荒い所業・・・
でも、メルキアデスがコヨーテを追っ払おうと撃った銃声にビビって・・・
(仕事中に、ポルノ雑誌広げて、パンツ脱いでた最中だったのでーーーーー)
銃を撃ったら、見事命中・・・してしまったっ。
男気の塊・・・と化したピート。
拉致した男に馬で遺体を運ばせながら、国境越え・・・
途中、眼の不自由なひとり住まいの老人の家に立ち寄ったり・・・
かなりの難所の山越え・・・があったり・・・
マイクは、逃げようとするし・・・
遺体は、腐りはじめて、臭ってくるし・・・
いろいろありながらも、メキシコに入国・・・
しかし、町の人に聞いても、ヒメネス・・・という村は誰も知らない。
彼が持ってた写真に写ってた妻子とも面会するが、彼のことは知らなかった。
なんで・なんで・・・・。
それでも、約束を果たす為、ヒメネスを探すピート。
道順はメルキアデスから聞いていたので、その通りに捜し歩くと・・・
廃墟となった住居跡を発見。
そこにメルキアデスを埋葬・・・これが三回目の埋葬ですっ。
同行させてたマイクも、ここで解放・・・してあげて、終~~了。

まさに、骨太のカウボーイ魂を魅せつけたトミー・リー・ジョーンズでした。
メルキアデスみたいなヒスパニック系住民の人口が、今、急増してる米国。
不法入国者の取締りは重要なんでしょうが・・・
マイクが犯した罪を、被害者が不法入国者だからといって穏便に済ませようとしてた当局。
結果、国境警備隊員を拉致したので、警察に追われながら、国境越えをしてました。
そんな事より、親友との約束を果たすべく、前に進むピートの行動力。
さすが、このカウボーイには、八代亜紀の演歌が似合う気がしますっ。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
アメリカーメキシコ国境越え作品は・・・
バベル」・「トラフィック」などなど。
  

あっそうそう・・・ひらりんお好み女優のペネロペ・クルスが出てた「すべての美しい馬」。
マット・デイモン主演で、カウボーイが馬でメキシコに向かうお話でした。



という事で今回は
カウボーイ度・・・
通販で買った「ロデオボーイ」で、ダイエットしてる場合じゃ有りませーーん。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
八代亜紀。。。 (りら)
2007-06-10 12:40:38
こんにちは、ひらりんさん♪
八代亜紀 のところで思わず笑ってしまいました。
アノ缶コーヒーのCMですよね。
あのジョーンズとピートのギャップを考えると、可笑しくなっちゃいました。
返信する
トミー・リー・ジョーンズ (mugi)
2007-06-10 20:11:50
トミー・リー、渋くてかっこよかったですね。
友との約束を必ず守る無骨なほどの頑固親父。今時このようなタイプは映画でもあまり見かけない。
それにしても、メルキアデスの死体の防腐処置はちょっとビックリ。
返信する
トラックバック、ありがとうございます。 (冨田弘嗣)
2007-06-12 02:38:38
 トラックバック、ありがとうございます。ウェスタンが消えてしまって、こういう手があったか・・・劇場で唸った記憶があります。ロードの中で、出会う人、エピソードが冴えてる。男の為の男の映画(女性蔑視ではありませんが)という感じの映画でした。読ませてもらいました。ありがとうございます。  冨田弘嗣
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