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ルードヴィッヒ革命

2006年03月10日 20時24分14秒 | おすすめ
ストーリー
一国の王子であるルードヴィッヒ(ルーイ)は、大変な女好き。
困り果てた父王は、彼に『花嫁探し』を命じます。
ルーイは理想の巨乳系美少女を探しに、従者ヴィルと旅に出るのでした。

白雪姫~ブランシュ~
王妃に妬まれ、ついに毒リンゴを口にして死んでしまったブランシュ姫。
ルーイは、眠るブランシュ(の死体)が理想とガチだったために、姫を城に持ち帰る。
躓いた拍子に目を覚ましたブランシュは・・・―

茨姫~フリーデリーケ~
トゲだらけの茨に閉ざされ100年もの沈黙を続けるフリーデリーケ(イーディケ)姫とお城。
夢を通じてイーディケとコンタクトを取ったルーイは、イーディケが眠りについたトリックを暴く。
王子のキスで目覚めたイーディケは・・・―

青髭~アマーリエ~
領主・青髭が求婚中の巨乳アマーリエを花嫁にすると決意したルーイは、アマーリエの代わりに彼女を迎えに来た馬車に乗り込む。
しかし、青髭に「」理想の女王様だ」と勘違いされたルーイは、屋敷に招かれてしまう・・・―

(番外)赤頭巾~リゼッテ~
子供の頃のお話。
お人好しのヴィルの幼馴染み・リゼッテ。
彼女を邪魔に思うルーイは、ある罠を仕掛ける・・・―

※~○○~の中の○○には、それぞれの話の中心にいる女の子の名前を入れてます。
 正式なサブタイトルとは違います


ココが語りたい
※ネタバレが含まれるので反転してます。
黒い話あり、純愛あり、コメディありの一冊です。
ルーイの強烈キャラと、それに負けない濃い性格のお姫様たちが出てきます。
作者曰く「影の薄いグリム童話の王子にスポットを当てた話」。
聞いたことある童話を、アレンジしています。

「父は生死は問わなかった」と言って死んだ姫を持ち帰ったり、魔女を拷問したり、胸パットを暴いたり・・・やってる事がハンパないルーイがステキ
姫さん達も負けてません。
美貌を利用して国を思うままに操る真っ黒な心を持ったブランシュ。七人の小人をおとりに暗殺者を返り討ちにする様なんてもう・・・
アマーリエも無駄毛のないツルツルな人が好み、とルーイにヴィルにあっちこっち。強欲なパパに使えないお兄様たちは笑えた
リゼッテはルーイの酷さが際立つ話。
リゼッテのかぶっていた灰色の頭巾は、自分が殺した親の血で真っ赤に・・・―
赤頭巾の由来がコレだなんてね
青髭の話に暗殺者として登場したときはカワイイ系のスナイパーになっていてヨカッタ

一番好きなのは、茨姫。
唯一の純愛っぽさがたまらん。
貧乳で暴力的・・・ルーイの理想と真逆なイーディケだけど、1番ルーイと対等だったからね。
あんな元気なルーイ、他の話じゃ見れないよ
キスで目覚めた直後に魔法が解けて、再び“本当の”眠りにつくイーディケ。

『永遠に幸せになりました』

っていうモノローグが悲しさ倍増。イーディケにとっては永遠だけどさ・・・ルーイの表情切ない

とりあえず全1巻で終わっていますが、作者はもしかしたら続きを書くかも、とのこと。
花嫁探しの旅も終わってないですからね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
次は (ゆっき)
2006-03-10 21:34:36
妖精標本も終わっちゃったから次にコミックスが

でるとしたら『0の奏香師』ですよね

ルーイ王子の話はフリーデリーケの話が好きです

この話のルーイ王子と

フリーデリーケが好きですね
そうですね (ひらりんこ/管理人)
2006-03-13 20:47:57
次のコミックス化は0の奏香師っぽいですね

2話目で話が広がりそうな感じだったので、どうなるか気になりますね



フリーデリーケ、良いですよね

青髭で1コマだけ出てきたときは思わず歓喜しました