・さあゴルゴラルダ処刑場です。
プレイ中に「これ買ってよかった」と思わせしめるゲームなんて、私の人生でもかぞえるほどしかありません。聖剣1と2とLOMとロマサガ3と、えーウィズは違うな。まあロストした瞬間にはこれと同様のゾクゾクが背骨から尾骶骨へと走り抜けますが、思わず我に帰るシーンなんて、そうそう作れたものじゃないってことですね。
ゴルゴラルダ処刑場。
今まさに、ギロチンマシーンにかけられるオヴェリアが、さあザクリコロリされちゃいますよって所でアグリアスとラムザ隊一行が突入するわけです。「まて!」と威勢良く登場するも、「ふっふっふ…」突如聞こえ始める高笑い。
高笑いがあったかどうかは覚えていませんが、得意げなガフガリオンの台詞と同時に処刑執行人がバサァ!とマントを放り投げると、現れたその顔はまたお前かガフガリオン。オヴェリアも配下のナイトユニットだったりして、隠れていた敵ユニットがわらわらと登場します。
実はこの処刑もオトリだったのだ!
なんてこった!
そんな感じで怒りに燃えるラムザによってガフガリオンの逆処刑が始まります。
開始時から、部隊が2つに分かれます。A隊のラムザを除いて、それぞれ2ユニットずつを配分するわけですが、このステージでは開始時点でのこの編隊が最も重要です。
ステージはほぼ正方形型、中央にギロチンが据えられた処刑台(高台)があり、そしてその奥に、一面を占める巨大な城門があります。そしてゴルゴラルダでは、この城門が非常に厄介な場所となっています。開戦直後から時魔導師が二人も乗っかっていまして、上からスロウを投げまくってくるのです。こいつらをどう料理するかが攻略の鍵となりますか?で、この城門の真下がB隊の開始地点になります。他は、多少の高低差はありますが無視できる程度のものなので、まあ無視します。
A隊は、このやっかいな城門を右手に見たところから出撃するわけです。
A隊には竜騎士ラムザ、ムーブ+2の風水師+黒魔法と、アイテム要員に何故かムスタディオ。アイテム士は銃の装備ができるので、狙撃をちょっと期待しての配置です。
B隊は無慈悲な聖騎士アグリアス、あと忍者+戦技、という組み合わせ。
何度もリセットした結果、こういう具合に落ち着きました。
最初の一巡は以下。
まず風水師を右に走らせ、城門の上へ登らせます。このとき、焦って大きく動かしすぎると敵の弓兵や時魔導師にロックオンされてしまうので、段差の直前あたりで留めておきます。それをカバーするように、ラムザは城門側へと動きつつ、風水師にエールを投げます。ムスタディオは射程内のナイトあたりにてきとうにドンムブ。
最も速い忍者ですが、同時に最も打たれ弱いので、城門を背にするようにラムザへと近づきます。アグリアスは、前回からようやくゲストを卒業しましたので、ちょっと鍛えて新しい技を覚えています。作戦はもちろん、前進してぶっ放す。
「無双稲妻突き!」
ダメージはあんまり変わりませんが、効果範囲がちょと広いのです。
と、ここでラムザとガフガリオンの会話が始まりました。
「今ならまだ間に合う!戻って来い!」
前々回あたりの会話でラムザに同情したらしいガフガリオン、優しい言葉です。
しかし、北天騎士団を敵に回した時点でラムザの覚悟は決まっていました。
「僕はもう悪事に加担したりはしない!」
「悪事というのか!それを悪事というのか!」
ガフガリオンの言うことの意味も解かるのですが、それでもラムザは、実兄・ダイスダーグの行いを許すわけにはいかないのです。「仕方が無かった」なんて言えないティータの一件もありますが、なによりラムザは、ガフガリオンの言葉どおり「バルバネス・ベオルブの息子」なのです。
「そうだ、僕がティータを殺したんだ!僕はそれから逃げていた…」
いや、殺したのはゴなんとかです。それはさすがに責任感じすぎでは。
「ラムザ!お前はベオルブ家の人間なのか!」
突如、アグリアスから声が。
そういえばオヴェリア誘拐はラーグ公、つまりベオルブが画策したことでした。
つまり、彼女にとってはベオルブは敵です。
「僕はオヴェリアさまの誘拐の事なんか知らなかった!本当だ!」
ベオルブであるばかりにラムザ、なんか言い訳ばっかりの人生を送ってますね。
「いまさら疑うものか!私はお前を信じる!」
アグリアス!
ラムザにここまで言う人物がこのゲームでいままで、どれほど登場したでしょうか。アルマ一人?これだけ。
親友であるはずのディリータまでも離れていったラムザにとって、この一言は…。
うむ。
感動に打ち震えたところで、とっととガフガリオン倒しましょう。
風水師が動けるようになったら、たとえ詠唱中であろうがなんだろうが、城門上の時魔導師に「風水」。なんか突風だかカマイタチだかが、時魔導師を血祭りにします。手傷を負った敵ユニットは次の行動で、ひたすらこちらから離れようとします。ので、殺しましょう。風水は射程範囲広いので、ムーブ値低い魔導師系はサックリ殺せます。
敵の弓兵がチャージ2をビシビシ当ててきますが、無視できるダメージなので放っておきましょう。それよりもナイトの装備破壊が恐ろしい。アグリアスが攻撃したナイトめがけて走る忍者、後ろに回りこんで確実に止めを刺します。
ドンムブ状態のナイトは、ラムザが跳んで殺。しかし、瀕死で粘られました。
アグリアス「無双稲妻突き!」
死に損ねたナイトは、やはりお星様になりました。
ムスタディオは暇なので忍者にハイポーション投げます。
やはりレベル上げすぎです。
取り囲まれたガフガリオンは、ブラッドソードですかね吸収剣の回復力も追いつかずに哀れお星様に。「覚えてろよ!」やっぱり逃げました。HPが間違いなく一桁なのに、あんな俊敏に動けるものですか。年寄りだと馬鹿にできませんね。
あとは、放っておいた弓兵を殺しつつ、風水師の独壇場こと城門上から逃げてきた黒焦げナイトを「ドンムブ」-「無双稲妻突き!」-「ジャンプ」で殺しつつ、クリスタル回収してクリア。
ここに居ないということはオヴェリア、まだドラクロアの手の内にいるということです。「まだ」ってのがミソで、こういう展開だと十中八九間に合わずに死んでたりするんですよね経験上。
間に合わないと分かっていても、ラムザらは一縷の望みを捨てずにライラライ城へと向かいます。
ってことで、また長くなったので次回。
クライマックスですが、クライマックスらしくというか、マップに帰れない連続ステージだったのです。
言え?そういうのはセーブ上書きしちゃう前に先に言え?
プレイ中に「これ買ってよかった」と思わせしめるゲームなんて、私の人生でもかぞえるほどしかありません。聖剣1と2とLOMとロマサガ3と、えーウィズは違うな。まあロストした瞬間にはこれと同様のゾクゾクが背骨から尾骶骨へと走り抜けますが、思わず我に帰るシーンなんて、そうそう作れたものじゃないってことですね。
ゴルゴラルダ処刑場。
今まさに、ギロチンマシーンにかけられるオヴェリアが、さあザクリコロリされちゃいますよって所でアグリアスとラムザ隊一行が突入するわけです。「まて!」と威勢良く登場するも、「ふっふっふ…」突如聞こえ始める高笑い。
高笑いがあったかどうかは覚えていませんが、得意げなガフガリオンの台詞と同時に処刑執行人がバサァ!とマントを放り投げると、現れたその顔はまたお前かガフガリオン。オヴェリアも配下のナイトユニットだったりして、隠れていた敵ユニットがわらわらと登場します。
実はこの処刑もオトリだったのだ!
なんてこった!
そんな感じで怒りに燃えるラムザによってガフガリオンの逆処刑が始まります。
開始時から、部隊が2つに分かれます。A隊のラムザを除いて、それぞれ2ユニットずつを配分するわけですが、このステージでは開始時点でのこの編隊が最も重要です。
ステージはほぼ正方形型、中央にギロチンが据えられた処刑台(高台)があり、そしてその奥に、一面を占める巨大な城門があります。そしてゴルゴラルダでは、この城門が非常に厄介な場所となっています。開戦直後から時魔導師が二人も乗っかっていまして、上からスロウを投げまくってくるのです。こいつらをどう料理するかが攻略の鍵となりますか?で、この城門の真下がB隊の開始地点になります。他は、多少の高低差はありますが無視できる程度のものなので、まあ無視します。
A隊は、このやっかいな城門を右手に見たところから出撃するわけです。
A隊には竜騎士ラムザ、ムーブ+2の風水師+黒魔法と、アイテム要員に何故かムスタディオ。アイテム士は銃の装備ができるので、狙撃をちょっと期待しての配置です。
B隊は無慈悲な聖騎士アグリアス、あと忍者+戦技、という組み合わせ。
何度もリセットした結果、こういう具合に落ち着きました。
最初の一巡は以下。
まず風水師を右に走らせ、城門の上へ登らせます。このとき、焦って大きく動かしすぎると敵の弓兵や時魔導師にロックオンされてしまうので、段差の直前あたりで留めておきます。それをカバーするように、ラムザは城門側へと動きつつ、風水師にエールを投げます。ムスタディオは射程内のナイトあたりにてきとうにドンムブ。
最も速い忍者ですが、同時に最も打たれ弱いので、城門を背にするようにラムザへと近づきます。アグリアスは、前回からようやくゲストを卒業しましたので、ちょっと鍛えて新しい技を覚えています。作戦はもちろん、前進してぶっ放す。
「無双稲妻突き!」
ダメージはあんまり変わりませんが、効果範囲がちょと広いのです。
と、ここでラムザとガフガリオンの会話が始まりました。
「今ならまだ間に合う!戻って来い!」
前々回あたりの会話でラムザに同情したらしいガフガリオン、優しい言葉です。
しかし、北天騎士団を敵に回した時点でラムザの覚悟は決まっていました。
「僕はもう悪事に加担したりはしない!」
「悪事というのか!それを悪事というのか!」
ガフガリオンの言うことの意味も解かるのですが、それでもラムザは、実兄・ダイスダーグの行いを許すわけにはいかないのです。「仕方が無かった」なんて言えないティータの一件もありますが、なによりラムザは、ガフガリオンの言葉どおり「バルバネス・ベオルブの息子」なのです。
「そうだ、僕がティータを殺したんだ!僕はそれから逃げていた…」
いや、殺したのはゴなんとかです。それはさすがに責任感じすぎでは。
「ラムザ!お前はベオルブ家の人間なのか!」
突如、アグリアスから声が。
そういえばオヴェリア誘拐はラーグ公、つまりベオルブが画策したことでした。
つまり、彼女にとってはベオルブは敵です。
「僕はオヴェリアさまの誘拐の事なんか知らなかった!本当だ!」
ベオルブであるばかりにラムザ、なんか言い訳ばっかりの人生を送ってますね。
「いまさら疑うものか!私はお前を信じる!」
アグリアス!
ラムザにここまで言う人物がこのゲームでいままで、どれほど登場したでしょうか。アルマ一人?これだけ。
親友であるはずのディリータまでも離れていったラムザにとって、この一言は…。
うむ。
感動に打ち震えたところで、とっととガフガリオン倒しましょう。
風水師が動けるようになったら、たとえ詠唱中であろうがなんだろうが、城門上の時魔導師に「風水」。なんか突風だかカマイタチだかが、時魔導師を血祭りにします。手傷を負った敵ユニットは次の行動で、ひたすらこちらから離れようとします。ので、殺しましょう。風水は射程範囲広いので、ムーブ値低い魔導師系はサックリ殺せます。
敵の弓兵がチャージ2をビシビシ当ててきますが、無視できるダメージなので放っておきましょう。それよりもナイトの装備破壊が恐ろしい。アグリアスが攻撃したナイトめがけて走る忍者、後ろに回りこんで確実に止めを刺します。
ドンムブ状態のナイトは、ラムザが跳んで殺。しかし、瀕死で粘られました。
アグリアス「無双稲妻突き!」
死に損ねたナイトは、やはりお星様になりました。
ムスタディオは暇なので忍者にハイポーション投げます。
やはりレベル上げすぎです。
取り囲まれたガフガリオンは、ブラッドソードですかね吸収剣の回復力も追いつかずに哀れお星様に。「覚えてろよ!」やっぱり逃げました。HPが間違いなく一桁なのに、あんな俊敏に動けるものですか。年寄りだと馬鹿にできませんね。
あとは、放っておいた弓兵を殺しつつ、風水師の独壇場こと城門上から逃げてきた黒焦げナイトを「ドンムブ」-「無双稲妻突き!」-「ジャンプ」で殺しつつ、クリスタル回収してクリア。
ここに居ないということはオヴェリア、まだドラクロアの手の内にいるということです。「まだ」ってのがミソで、こういう展開だと十中八九間に合わずに死んでたりするんですよね経験上。
間に合わないと分かっていても、ラムザらは一縷の望みを捨てずにライラライ城へと向かいます。
ってことで、また長くなったので次回。
クライマックスですが、クライマックスらしくというか、マップに帰れない連続ステージだったのです。
言え?そういうのはセーブ上書きしちゃう前に先に言え?