天気になぁれ!

パテラ(膝蓋骨脱臼)持ちではあるものの、お腹を壊したことすらほとんどないほどずっと健康優良児だった姫様ですが、それは既に過去のこと。
今も普通に元気な毎日を送ってはいるのですが、実は2年前の春に脳関係、今年の春に肝臓と、この2年ちょっとの間に大学病院での全身麻酔による検査を2度も受けておるのですよ。σ(^_^;)
そしてその2年前の検査で判明したのが、現在毎日の投薬が必要となっている【軽度の脊髄空洞症 及び てんかん】。

病院でてんかんと言われたというワンちゃんも多いかと思いますが、実はてんかんというのは血液検査や脳関係など、可能性のある病気の検査を全て行った上で、それでも悪いところが見つからない、つまり原因不明の場合に【てんかん】という確定診断がなされるのだそうです。
(そういった検査をせずにてんかんと言われたというワンちゃんは、『恐らくてんかんだろう』ということらしいです。(^^;))

我が家の姫様の場合、CT検査で脊髄空洞症の状態であることははっきりと出ていたのですが、この病気特有の前足の横滑りなどはなく、出ている症状の全てが脊髄空洞症によるものだとは言い切れない、でも他に悪いところも見当たらないということで【軽度の脊髄空洞症 及び てんかん】という確定診断に。

因みにその時のCT画像がこちら↓。


赤丸で囲った部分の中心に写っている横線が脳脊髄液が流れているところで、脊髄空洞症特有の症状が出てしまっているような子はこの白い線がもっと太く、何も問題のない子であればうっすらと写るか写らないかくらいのはずなのだそうですが、細いけれどもハッキリと線が写っているチョコラはやはり脳脊髄液の流れが悪くなった脊髄空洞症の状態であるのだと。

そしてこれまた因みにという話になりますが、その時姫様に出ていた症状は眼球腫脹や軽い四肢麻痺(どちらも2~3分)、一瞬の頭揺れや体揺れ。
眼球腫脹と麻痺の方は稀に出る程度だったんですが、一瞬の頭揺れや体揺れの方は出始めてから日増しにどんどん多くなり、一番酷く出ていた頃は10秒と間を置かない程の頻度で症状が出るようになっていました。
そうですね。同じような症状で悩んでいる飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんので、その時の様子も載せておきましょうかね。
(外野の音声がごちゃごちゃと入っておりますので、音量を0にしての再生をお勧めします。(^.^;))



これは、恐らく麻痺が出ていたのではないかと思われる時の様子。
そして↓が頭揺れ。



飼い主でなければ気づかない程の一瞬の症状ですが、体揺れの方も同じような感じでした。
そして↓が一番酷かった頃。



起きている時にしか症状が出ることはなかったのですが、いつ目を覚ますか判らないので、この頃は全く目を離すことができない状態でした。

で、だいぶ話が逸れてしまいましたが、この2つの病気、どちらも天候の影響を受けやすいのですよねぇ。(;-_-) =3
なので、お薬でだいぶ抑えられてはいるものの、7月末から続くこのぐずぐず天気のせいで、この半月程はまた毎日数回は小さな頭揺れや体揺れが出てしまっておりまして。。。


姫様も少ししんどいのか、お年頃であるということを除いても寝てばかり。
まぁ、起きていると症状が出るのではないかと気が気ではないので、ママとしては寝ててくれた方が安心ではあるのですが。。。

あぁ~、もうホントっ
早く天気になぁれ!


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (みわ)
2017-08-18 22:45:28
チョコちゃん。。。そうだったのですね。

すごく貴重な動画でした。
発作がおきても、飼い主さんの言葉にちゃんと反応しているチョコちゃん。

本当に今年の夏、どうなっているんでしょうね(´∩`。)

お天気になりますように・・・祈ってます!!
 
 
 
RE:みわさん (み~にゃん)
2017-08-19 15:46:43
「長いおサボりの間中もずっと元気に過ごしておりました♪」とお伝えしたいところなのですが、実はこんな事にもなっていました。(^^;)
でも揺れが出たり少ししんどそうな様子は見られても、それなりに元気ではありますので心配しないでくださいね。(^^)
 
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