ひまわりなお葬式・家族葬

お葬式・葬儀に関しての情報や考えていることをツラツラと書きます

ご遺体搬送とご遺体空輸

2007-03-12 16:04:04 | Weblog
年が開け忙しい日々が続き、ブログ更新が
疎かになり申し訳ございませんでした。
今年の年明けは、ご遺体の搬送とご遺体空輸の
ご依頼が大変多かったのに
びっくりです。


搬送の業務内容については ↓

http://www.funeral.co.jp/catalog/options/syaryou/hansou.html


家族葬が一般化してきたこの頃ですが、生まれ故郷に帰り、本当に偲んで
くださる方々に囲まれてのお葬式を望まれる方が増えてきたようです。
陸送で送った先が、目の前に田畑が広がるのどかな所だったときは、
どんな葬儀をおこなたのか見ることが出来ませんでしたが、
これが本当の家族葬なのでは?きっとこの田園風景の中、生まれ故郷に帰り
親戚や兄弟に見守れてのよいお葬式になるのだろうなぁ 
と本当の家族葬のあり方について考えさせられえました。

空輸と言うと、荷物と一緒にされるように思われる方もいらっしゃるようですが、
写真のように、ひとつのコンテナを貸切り、棺を大切にくるんでの移動と
なりますのでご心配の方はご連絡ください。詳しくご説明します。

メール info@funeral.co.jp TEL 03-3324-6774 FAX 03-3328-0126

以前、東京へ空輸されてきた方を受取り、ご葬儀を行ったことがありましたが、
発送してくださった葬儀社が空輸になれてなかったのか、棺の中で、ご遺体が
固定されてなく、飛行機の離発着の衝撃でドライアイスも隅っこに移動し
固まっている状態と言うことがありました。このような事がないように、
故人様には少々きつい思いをさせ申し訳ありませんが、棺の中で体と
ドライアイスが動かないようにパッキンで固定した後、真綿などで整えるなど
最低限のことを行っていただきたいものです。

先月では、飛行機に長時間乗るとかかる、エコノミー症候群で突然機内で
倒れた方のお迎えを致しました。大変元気で健康な方でもなるそうですので、
1~2時間に一回ぐらいの屈伸運動で防げる事を覚えておきましょう。

又、東京へ出稼ぎなどに来ている方々の搬送・空輸が多かったのも今年の
特徴でした。 どんな形でも、大切な方が亡くなり、その遺族とお話しする
機会が多いのが搬送業務で、車内では、これからの事や、どうしてこうなったか、
生前はどんな感じだったのか、等色々と涙ながらお話いただけ、
もらい泣きしそうになり、言葉に詰まることも多々ありました。
景気回復等とTVやニュースでは言ってますが、本当は貧富の差が激しくなった
だけでは? まじめに働いても働いても、働いても苦労し、生活苦の方々が
沢山いらしゃって、家族のために見知らぬ土地一生懸命働いた末に、
見知らぬ土地で、誰にも見取られる事なく命を落すなど、
なんとも言いようがありません。
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2 コメント

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勉強させてください (人材ひとり)
2007-03-13 02:54:50
Ishiさんお久しぶりです!?
貴殿はいろんな知識をお持ちで鬼に金棒、草履に編み笠です。当方空輸には全くの無縁ですが、いつそのようなケースにでくわすかわかりません。今度その手配方法を教えていただけませんでしょうか。勿論ただでとは言いません。おいしいラーメンにライスも付けちゃいます。さておいて、遠くまで搬送するときご家族もご一緒することがあるんですね。何時間も話をしていると、遠い親戚にでもなったようなきになったりして。やっと着いたときお別れ。その先の葬儀もやらせていただきたい気持ちになるのではないかなぁと拝察します。風習が違ったりして難しい面もありますけどね。大切な人が亡くなっているのに、私たちはその家族からお金を頂戴し、かつ感謝の気持ちまで頂く。尊いお仕事ですね。お互いがんばりましょう。
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ボスさんへ (ishiです)
2007-03-13 15:02:07
書き込み有難うございます。

いえいえ~ 知識だけが一人歩きし、なかなか行動と同調がとれないishiです(笑)
細部の一部分はよーくみえるのですが、終わってみてから初めて全体を確認できると言うタイムラグのある己に少々苛立ちを覚えるこの頃です。涙している方にお金の話をしなくてはならないきつーいお仕事、、
本当に、一家族・一家族の方々に対し感謝し、心のサービスに差がないようにし、常に初心を忘れないようにお互い戒めましょう!
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