深愛

思い出を光にかえる

心機一転

2018-09-27 16:13:52 | 思い
「このノートには、色んなことが書いてあるのね。
作品のこととか、私のこととかみんなのこととか。ごめん、結構色々書いてある。
で、これ読み直すとね、だいぶ遠くまで来たかんじがするの。
最初の方とか酷いよ。お前ら大丈夫か?ってかんじ。
でも、実は今もあんまり変わんないんだよね。
大丈夫か私たち、って思ってる。気づいたらずっとそう思ってる。
なんなんだろうね、この …不安感?
でね、思ったの。今日の授業中に。
私たちは、舞台の上でならどこまででも行ける。
想像するだけなら無限だよ。
でもね、でも私たちは、どこにも辿り着けないっていうか、
私たちが歩いた分だけ、いや、私たちより、
何倍も何十倍も速く、宇宙とか世界とかも広がってて、
どんなに遠くに来たつもりでも、そこはやっぱり、
どこでもないどこかでしかないんだなって。
辿り着けないんだ、宇宙の果てには。
それが不安ってことなんだなって。
私たちのことだなって。そう思いました。
最初は、ただもう必死で書いた、下手くそな台本だったけど、
みんなのこととか考えながら書いてるうちに、
ちゃんと、ちゃんと私たちのことが詰まってたんだなって。
だから、ここで辞めるわけにはいかない。
だってそれは、自分自身を辞めるってことだから。
私は続けます。
行こう、全国に」
(幕が上がるより)
 
 
ずっと使っていた手帳、手放すことに決めた。
思いをひたすら書き続けた手帳。
新年が始まればまた付け加えて使っていた手帳。
どっしりと重くなって、思いも重くなって。
自分を解放し、波動をさらに軽くするために。
 
そして新しい手帳を作った。
これは「山」と「夢」の手帳。
 
夢は見るのもではなく叶えるもの。
 
たくさんの思い出をありがとう。
これからは新しい思い出を作っていくんだ。
だって、始まったばかりだから。
 
そんなこと思っていたら、幕が上がるのセリフを思い出した。
 
私も行こう、未来に向かって。

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