買い物額743円。
財布の小銭743円。
ぴったりだった。
すごい!
助けてくれたあなただから
わかっているとは思うけど、
写真だけ送った。
ねぇ、見てるんでしょ。
あのときと同じように。
今はそれだけでいい。
ここではあまり人に会わないのに…と彼が言った。
「私、太陽と人を呼ぶんだよ」
「まじっすか。かっけぇー」
晴れ女。そして閑散とした店に入ればわんさか人が入ってくる、など数知れず。
富士山行直前まで台風やら長雨が続いた。
天気予報も雨。
でも、私は絶対に晴れると自信を持っていた。
予想通り晴天。天上はね。
雲海が広がっていたから下界は大変だろうなって思っていた。
下山後みんなから
「天気悪かったでしょう?」
って言われたけど、ぜーんぜん。日に焼けっちゃって大変なの!とケロリ。
下界が大変だからこんなにすてきな雲海が見れたんだ。
もっともっとすごい景色に出会いたい。
テン泊目指し、講習会なるものに参加した。
一歩ずつ展開していく。
頑張れ私。
彼くんより好きな人(?)できた。
富士山。
富士山への思いが止まらない。
どうしよう…
彼も山が大好きなんだよね。
山の中にずっといたい人なんだよね。
いつも山のことばかり考えてるんだよね。
同じだ。
仕事ないなら今すぐ行きたい。
思いは募るばかり。
あー、富士ちゃん、
今すぐあなたのもとに私をさらって…