深愛

思い出を光にかえる

新葉

2017-06-30 10:56:55 | 思い

長男の小学校卒業を祝う会で、

音楽の先生が作曲した曲に合わせて、

「ゆずり葉」

という詩を有志のお母さんたちと読んだ。

ーーーーーーーー

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです。

こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずって――。

子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです。
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。

かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受け取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれど――。

世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造っています。

今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。

そしたら子供たちよ、
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見る時が来るでしょう。 

ーーーーーー

ちょうど小学校にゆずり葉の木があって、

この詩に出会ったとき、その木を眺めたものでした。

 

私は新緑の時期に生まれました。

新しい葉が出てきたから、そろそろ

古い葉を落とす時期がきたのかもしれません。

 

一度、彼を手放そうと思います。

忘れるのではありません。

彼への思いを意識の奥底に眠らせておくだけ。

ほんとのツインソウルであれば、また再開できるから。

それに、いま私がやろうとしていることは、

彼なしでは成し遂げられない。

彼の存在なしでは、かな?

だから、忘れることはないけれど、客観視する感じ。

彼への思いを手放そう。そう決めました。

 

そして、新しい自分を作っていく。

なんか、わくわくしてきたな。うん。


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