工藤氏の“横浜監督”破談に仰天情報!選手年俸の要求もあった!?
現役引退を表明した工藤公康氏(48)が、25日のTBS「サンデーモーニング年末スペシャル」に出演。
ソフトバンクから巨人にフリーエージェント(FA)移籍した杉内俊哉投手(31)の“涙の記者会見”に言及し、
球団フロントを批判したことに「エールの喝」を入れた。
自らもソフトバンクの前身・ダイエーから巨人へFA移籍した経験があるだけに、愛ある一言となるのだろう。
だが「喝」が必要なのは、横浜DeNAの新監督をドタキャンされた工藤氏だ。
関係者の間で、破談の新説がささやかれている。
これまでは「ヘッドコーチに元広島監督の達川(光男)氏を招へいしようとした工藤氏とOBの山下(大輔)氏を考えていた
高田繁GMとの対立」が有力だった。
ところが、球界関係者が仰天情報を明かす。
「工藤が選手としての年俸も要求したというのだから、開いた口がふさがらない」
工藤氏は昨季終了後、古巣の西武から戦力外通告された。
その後も現役引退を表明しないまま評論活動を続け、DeNA監督の最有力候補に名前が挙がってからも、現役に未練をみせていた。
投手兼任の監督は2リーグ分立後、阪神・村山実監督しかいない。
工藤氏は横浜移籍1年目の07年こそ7勝6敗だったが、08年0勝2敗、09年2勝3敗。
そして西武に復帰した昨年は0勝2敗に終わっている。もし、来年現役なら1年間のブランクもある。
現役投手としての年俸を支払う球団などないだろう。
前出の球界関係者が「監督を白紙撤回されても自業自得」と憤慨するのも納得だ。
「信頼関係を築けなかったので交渉を打ち切った」という高田GM。
その裏で、本当に選手兼任料の要求があったのだとしたら、破談も仕方ない。
結局、工藤氏は破談後にブログで現役引退を発表している。
一方、代わって誕生した中畑清新監督は、あの手この手のパフォーマンスで12球団一の露出度。
「DeNAはもう元を取った」という球界OBまでいる。対して、新説通りなら舌禍で監督の座を失った工藤氏。
野球人生はどこで明暗を分けるかわからない。
(夕刊フジ編集委員・江尻良文)
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