久しぶりのカルテット

先日の連休は、合奏団のメンバーで、グループホームへカルテットの演奏をしてきました。そういえば４重奏は、何時ぞやの結婚式仕事以来という久しぶりでした。

皆さんパリパリ弾く方ばかりなので、練習も効率よく楽しくできました。４０分位という依頼でしたが、１曲が短いので、１０曲位になり、昔の歌から、モーツァルト、チャイコフスキーと幅広い選曲になりました。１曲だけ、自作の曲を演奏して頂けることになり、元がピアノとバイオリン版なので、カルテット用に編曲しました。まだ演奏をきちんとしたことがない曲だったので、初演ということになりました。イメージして作ったものが音になるのは、どきどき嬉しいものです。巡る命を題材にした、秋らしい曲です。

本番の録音を聴くと、おばあちゃん達の素直でダイレクトな感想や反応が入っていて、とても面白いです。素敵ね～、気持ちいいね～、楽器が弾けていいわね～など、いろんなおしゃべり声が入っていました。演奏中でも大きな声で話すので、すぐ前で演奏していたＮさんは、集中するのが難しかったみたいでしたが・・。認知症の方が多いと聞いていましたが、皆さんお元気で、とても熱心に聴いて下さいました。

カルテットは１人１パート、音程から何までごまかしがきかないので、改めて難しいなと思いました。今回は、小品が多く、あまり突っ込んで練習しませんでしたが、きちんとクラシックの作品を演奏するとなると、相当練習しないとダメです。でも、楽しい経験となりました。

来月は、合奏団のコンサート。毎年恒例の地区センターのロビーコンサートです。隣で弾いているＫさんの提案で、先の自作曲をアンコールで弦楽合奏で演奏させて頂くことになりました。昨日の練習で音だしをしましたが、カルテットよりぐっと厚みや深みが出て、いいなあと感激でした。コンマスのＭ先生のメロディが素晴らしい・・。思い出に残るコンサートになりそうです。ソロもあるので練習頑張ります。

秋の気配

日中はまだ日差しが強いですが、夜はだいぶ過ごしやすい気温になってきました。ここからが危ない時で、うっかりすると体を冷やしてしまい、体調を崩すので気を付けたいところです。特に本番を控えているので、自己管理をしなければ・・。

先日は発表会後、初めてのアンサンブルレッスン、新曲を２曲譜読みしました。今回は生徒さんからのリクエストで、ゴスペルと、朝のドラマに使われていた爽やかな曲です。案外ポップスの譜読みは、タイやシンコペーションが多く、譜読みし辛いのですが、これも経験、みんなで歌ってから弾いていきました。聞き覚えで弾いた方が目が楽なのですが、新曲視奏の練習になります。ドラマの曲は、朝にはもってこいの曲で、きれいで目覚めます。バイオリンにはぴったりです。来月は、クラシックに戻り、サンサーンスの白鳥をやってみようかと思います。

無印のカフェでみんなで昼食を取り、Ｍさんのレッスンのため自宅へ。しばらく他の先生に習っていましたが、前注意されていたことを注意されなくなり不安になった、基礎がまだ不安定なのにどんどん進んでいくのに疑問を持ったということで、また指導させて頂くことになりました。手の使い方はまだ改善の余地があること、何より音程の取り方がよく分かっていないのが気になるところです。このまま次の巻に行くと大変になるのが目に見えるので、しばらく音の聴き方、取り方を学んでいってもらいます。弦楽器は共鳴音が聴こえるので、それを頼りに聴いていますが、慣れないとよく聴けないようです。特に訓練していなくても聴ける人もいれば、ほぼ分からないという人も・・。何が違うのだろうと思いますが、音に対する敏感な感受性を育てていくしかないのだろうなと思います。長くやっていく中で、だいぶ良くなった方もいました。ピアノ専門の友人は、聴音は私より抜群のはずでしたが、２人で歌ってはもらしている時に、合っていないよと言っても分からなくて、驚いたことがありました。音程を作らなければならない弦楽器奏者の耳は、普段から神経を使って音を聴いているので、敏感なんだろうなと思います。

その後は、フラワーアレンジをしに、ＦさんとＴさんが来ました。今月は、アイアンの５線譜、ト音記号、チェロを使ってのアレンジです。
チェロは表側が蓋になっていて、中に物が入るようになっています。私は楽器が目立つような配置にしてみましたが、お２人はもう少し自由な配置でアレンジを楽しんでいました。Ｔさんはチェロの中に鍵を入れたいと言っていましたが、どうも立てつけ悪い蓋だったようで、少し隙間が・・。鍵をなくさないといいですが。。
来月は、ツルで出来た小さなハート型を５つ位使って、自然素材のモビールを作る予定です。そろそろクリスマスの材料が並び始めるので、かわいい小物があれば使いたいなと思います。