三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

PENDULUM。

2017年08月17日 | ライヴ日記
昨年に引き続き
英語による日本音楽概論の講座で
ミニコンサートをしてきました。

海外からの受講者も結構いらっしゃる人気講座。
受講者の皆さん、
当然ながら日本音楽について
そこいらの日本人より詳しいわけで
そういう人たちを前に演奏するのは
また違った緊張感。

津軽三味線は
他のジャンルの三味線とは
明らかに違うのだけど、
何がそれを特徴づけるのか、と
改めて考えると…
何なんでしょう??

特殊なテクニックがあるわけではない。
スクイもハジキも、ごく普通にやる。
撥も駒も特に変わった形ではない。
むしろ義太夫の方が特殊だ。

速弾きといえばそうだけど、
長唄なんかでも速い曲はあるし、
私からすると、
むしろ長唄の速いやつの方が手が複雑に思える。

一の糸の連打は他にはあまりないと思うけど、
じょんから旧節なんかだと
そんな手は入らない、
でも、絶対的に津軽の唄なんだなぁ。

音階は近世邦楽とは違うけど、
それだけでは説明がつかないと思うし。

何でしょうね。

常日頃、笑いをとるMCを得意としてるから
真面目なお話しはなかなか頭が回りません。



本当は着物の方が喜ばれるのだろうけど、
諸事情から洋服。
津軽弾きなら、こんなロックの人みたいでも
許されるだろう(笑)。



恒例、お疲れさまのアイス。
ティラミス氷。
アイスと氷のシャリ感が絶妙なバランス。



コメント
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