雑記帳

乳がん備忘録

病状説明(3月13日)

2015年03月13日 | 診断書
 「診断結果を書類で渡して無いですよね」と
K先生がおっしゃったので「ハイ」と返事をすると
今書くので待合室で待つようにとのこと
本を読んで待っていると意外と早く呼ばれ
手書きの「病状説明用紙」を2枚渡されて説明された。

左乳癌(浸潤癌、硬癌、T2 N0 M0 stage2a)

浸潤癌とは癌が乳管や小葉の中にとどまらず、近傍の組織に入り込んだり、血管・リンパ管から全身に移行するタイプで転移等を起こす可能性の有るタイプで全身の病気と考える

硬癌とは乳管の外側に砂をパラパラとまき散らしたように発育する癌で乳癌全体の40%がこのタイプ

T2 腫瘍の大きさ2cm~5cm
N0 臨床上はリンパ節転移無し
M0 遠隔転移なし

針生検・ ER+ Pgr+(ホルモン感受性)
     HER2(ハーツー)2+
(HER2はガン遺伝子で細胞の増殖に関わり、乳癌細胞のHER2タンパクの発現強度を-から3+まで4段階に分類 -陰性 1+微陽性 2+擬陽性 3+陽性
2+の場合はFISH検査を追加で行い遺伝子増幅の有無を確認) *術後 HER2 陰性という結果

マンモグラフィー、エコー・カテゴリー4のしこり
MRI・乳頭方向へ3カ所のしこり (19×23×17mmと10mm前後が2つ)
骨シンチ・明らかな骨転移はなし
腹部エコー/CT・肝のう胞、肝血管種 肺は炎症性変化


説明されてもちんぷんかんぷんだったが
本やネットで調べまくり、何とか。。。
なるほどなぁという感じまで到達!?

入院のための準備

2015年03月13日 | 入院準備
3月13日の外来外科でK先生から
検査結果と突然の入院、手術日を告げられて
そりゃ、早く手術してもらった方が良いのでお願いし
手術のために採血、心電図、胸部レントゲン、肺機能検査をその日の予約

看護師さんから「乳房の手術を受けられる方へ」という用紙を渡され説明を受ける

お昼を食べる暇なく検査室へ
肺機能検査は初めての経験
鼻をノーズクリップで止めて呼吸管を接続した
マウスピースを口にくわえて肺活量、努力性肺活量、%肺活量、残気量なんてものを調べるスパイロメーターという計測器での検査
何だか上手くできなくて何度もやり直しさせられた
ゼイゼイしちまった~(@@;)
手術時の麻酔に関係するらしい

検査終了後、病院内のコンビニでT字帯1枚と胸帯2枚購入


T字帯 432円  胸帯 3,672円
診察、検査料 17,650円



追記
コンビニで胸帯がなかなか見つけられなくて
レジも混雑していて店員さんにも聞けず(^-^;
やっと探し当てて買った
なのに…家に戻って気が付いた…サイズがXLだった
電話で確認して入院日に交換してもらうことに
サイズが違うと価格も違いレジの打ち直しや返金と
お手間をとらせてしまったm(__)m


腹部造影CT検査結果

2015年03月13日 | 検査結果
心配していた肝臓の影は肝嚢胞(かんのうほう)と
肝血管種だと判明

肝嚢胞は肝臓のなかに液体の袋ができる病気で
超音波検査で発見される
大きさは数センチから10センチを超えるものまで様々
50歳以上の女性に多くみられ5~20%発見される
ほとんど生まれつき(先天性)持っている嚢胞・・・らしい

肝血管種も良性の腫瘍で放って置いて良い・・・らしい

なので一安心

肺も炎症してる部分が有るらしい(^_^;
長年喫煙者だったので仕方ないのでしょう。

まだまだ先だと思っていた入院
3月19日に空きができたというので
急遽入院することになった。
・・・あたふた。

乳癌検査

2015年03月12日 | 検査
なんと30年前の検査方法も触診とマンモグラフィとエコー

医学の進歩の凄まじさに驚いているのに30年経っても同じ

マンモ検査はどうにかならないのだろうか?

人によっては失神するくらいの負担があるそうな

乳房をこれでもかというほどペッシャンコに挟むなんて

ちょっと拷問みたいだ

胸の豊かな人や若い女性は痛いに決まってるでしょ

他に方法はないんだろうか?


気になる肝臓

2015年03月12日 | B型肝炎キャリア
3月4日に言われた腹部エコーの検査結果で肝臓の影が写ってたこと

肝血管腫なら良いけど・・・私には気になる肝臓くん

なぜかというとB型肝炎キャリアなので肝臓がんになる確率が普通の人より高い

ずっとずっと気になってたB型肝炎キャリアという言葉

さかのぼること30年程前、長女が2歳の頃に第2子妊娠した時 

切迫流産で入院した病院でB型肝炎の保菌者だと言われた

当時は聞き慣れない言葉だったし保菌者だからといって特に何をするでもなく

お腹の子の心配でいっぱいだった 結局妊娠4か月で流産してしまった

その後長男を妊娠した時に産科の先生にB型肝炎キャリアだと告げるが

心配しなくて大丈夫、自分もそうだという

なので別に気にしなくても構わない事なんだと認識してしまった

なぜ肝炎にも罹ったことがないのに保菌者なんだろうと疑問に思いながらも

子育てや老人介護にあっという間に過ぎる歳月

その中でも熱を出して内科や肩関節炎で整形外科に行った時々に

それとなく聞いてみたりしたが時々検査してますか?くらいで

血液検査をしてもらっても肝機能は正常で感染力は低いという

まったく根本は何も知らないまま無知な私だった

今回、乳がんに罹って改めて自分の身体を意識することができた

まあ遅いかも・・だけど何事も遅すぎるという事は無い筈

幼いころの集団予防接種などで注射器の使い回しということも感染した原因のひとつらしい

7歳くらいまでに感染すると免疫力が弱くウイルスが敵だと認識しないまま肝臓に取り込まれてしまうらしい

(大人だったらウイルスをやっつけようと闘うので肝炎に罹り治療して治るとウイルスは消える)

60年も何も症状が無く過ぎてきたので無効症性B型肝炎? しかし沈黙の臓器である肝臓くん

B型肝炎キャリア→肝炎→肝硬変→肝癌の順番を飛び越えてある日突然、肝癌発症になることがあるということ

ネットという便利なものでわかった

ついでにB型肝炎訴訟なんていうのもちょっと調べた

母子手帳が残ってて集団予防接種をしてキャリアになったという証拠があれば

提訴して国から給付金が貰えるらしい

母子手帳がなくても予防接種跡が残ってて病院で証明してもらえれば それも有りとか

私の年代では母子感染では無いということも条件

あれこれ考えてみたが母子手帳は無いし母も亡くなって10年 

・・・まだ検査結果もわからないうちに悶々としてしまった

何気にストレスかかってるようで胃が重い日々だった

でも基本ポジティブ人 吹っ切れた 

くよくよ考えても成るように成るしかない