衆院予算委員会で30日、稲田朋美防衛相が民進党の辻元清美氏の追及に涙ぐむ一幕があった。
辻元氏は、稲田氏が8月中旬に自衛隊部隊の活動視察でアフリカ東部ジブチを訪問していたため、防衛相として8月15日の全国戦没者追悼式に出席しなかったことと、例年行っている靖国神社参拝を見送ったことを問題視した。
辻元氏は「あなたは『自国のために命をささげた方に感謝の心を表すことのできない国家であっては防衛は成り立ちません』と言っている。言行不一致ではないか」と迫った。
稲田氏が追悼式欠席について「大変残念だった」と答弁すると、辻元氏はさらに「あなたの『戦争でなくなった方々へ心をささげる』というのは、その程度だったのかと思われかねない」とたたみかけた。
すると稲田氏は目に涙をためながら「今までの私の発言…、読み上げられた通り」と言葉を詰まらせ、「今回本当に残念なことに出席できなかったが、指摘は指摘として受け止めたい」と答えるのが精いっぱいだった。
防衛長官は防衛の任務をしている命を懸けて奮闘している自衛官を激励のためアフリカまで訪問をしなければという思いから防衛長官としての視察をする想いと追悼式・参拝をしている出席出来なかった行動に、なぜ責めを受けなければならないのか不思議でならない。
辻元氏はなにを考え現行不一致とと言うが、この記念すべきに日に一生懸命異国の地で頑張っている自衛隊を訪問したこと事をなんら恥じる事はない。これ以上の現行一致はないはずだろう。どれ程長官は悔しかったか気持ちが手に取るように分かる・・
稲田防衛長官は現地から部下の自衛官と一緒にアフリカ東部ジブチから祭られている諸先輩の追悼を心から祈っていたと言う事を知るべきだ。
長官の涙はその悔しさからのものである事を察しるべきで、恥じるのは人の心を知らない辻元清美氏の失礼な質問でははなかったのではないか・・・・