帰還後もはやぶさ人気は衰えを見せない。
60億キロの旅を描いた映画「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」。上映するプラネタリウムは夏休みに入って入館者が増えている。
制作にも携わった大阪市立科学館には、九州から見に来る人もいる。「はやぶさと一緒に宇宙旅行をしてるみたい」「涙が出ました」。公開された昨春からの観覧者は今月、7万人を超えた。相模原市立博物館も夏休みに入って上映を毎日2回に増やしたが、連日ほぼ満席だ。
配給会社「リブラ」によると、現在18館が上映中で、十数館から問い合わせがあるという。田部一志社長は「ハレー彗星(すいせい)や流星群も盛り上がったが、一過性だった。これだけ人気が続くとは驚きだ」と話す。映画のDVDやブルーレイディスクは、科学映画としては異例の計1万枚を出荷した。制作会社「ライブ」には公民館や小中学校、大学などから上映の申し込みが相次ぐ。
6月には32分の1のプラモデルも発売され、「車やF1も含めた通常のヒット商品の5倍」の売り上げになった。制作元の青島文化教材社は、フィギュア「はやぶさたん」や日本の無人補給機「HTV」のプラモデル化も決定。担当者は「はやぶさが、宇宙機のプラモという新たなジャンルを開拓した」と話す。
はやぶさは、小惑星の砂を持ち帰るために「イトカワ」に着陸し、多くのトラブルを乗り越えて帰還した。
SF作家の野尻抱介さん(49)は「よちよち歩きの頼りない『初めてのお使い』というイメージは感情移入しやすい。
ツイッターや動画サイトを通じて反響が広まった。今後もカプセルの公開や砂の分析があり、人気は続くだろう」と分析する。 【asahicom】
続 報
はやぶさ見物、さらに過熱 4千人が列、最大4時間待ち
2010年7月31日19時15分
小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが31日、神奈川県の相模原市立博物館で30日に続いて公開され、約1万7千人が訪れた。31日は早朝から前日の倍の4千人が列を作った。博物館は開館時間を30分繰り上げて午前9時から公開を開始。昼前には順番待ちの列が4時間待ちまで延びた。2日間の入館者は計3万人だった。
【asahi comf抜粋】
益々人気が出るのは何でだろう・・・・・・
苦労と逆境を乗り越え戻ってきた事が人間の姿・生活に置き換えて見えるのだろうか・・・戻れる事が出来きるか出来ないかの時の不安を乗り換えた時に置き換えて見えるのだろう・・・
2010年7月31日
小さいロケットの偉大さが子供達の夏休みもあり、向学心を誘っているようだ