北朝鮮が人工衛星の打ち上げと称してミサイルを発射する動きをみせていることに関し、日本政府がミサイル防衛(MD)システムで対抗する方針を固めていることに関し「賛成」が81.0%で、「反対」の13.3%を大きく上回った。
これは日本に被害が及びそうな場合についての賛否をきいたものだ。ミサイル発射については、「不安を覚える」と回答したのは83.2%に上った。
ミサイルが発射された場合、日本単独ででも北朝鮮への制裁を強化すべきかどうかの質問に対しては、すべきだと「思う」が69.9%、「思わない」が22.9%だった。
国連での制裁決議など、「国際的な圧力を強めるべきか」との問いには、「思う」が90.5%と圧倒的に多く、国民は外交努力による制裁決議の採択に強い期待感を持っていることを裏付けた。
MDについては、自民党支持層の88.7%が「賛成」と回答。民主支持層でも79.7%、公明支持層でも75.6%がそれぞれ賛成している。共産党支持層では、「反対」が35.0%で「賛成」は62.5%にとどまった。【産経FNN世論調査】【産経ニュース】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミサイル「見えたらおもしろい」
「そっち行ったらファーって感じ」
ミサイル発射で政府筋
北朝鮮が予告する「人工衛星」が発射された場合について、政府筋が30日、 「(ミサイルが飛ぶのは)高すぎてそもそも見えないから、国民からすると何が起きているかわからない」と述べたうえ、 「見えたらおもしろいけどな」と記者団に語っていたことがわかった。
同席した政府関係者によると、ミサイルをゴルフボールに例え、「そっち行ったら『ファー』(コースからそれて飛んでいくボールに注意するように呼びかける掛け声)っていう感じだ」とも述べたという。
この政府筋は23日、ミサイル迎撃について「鉄砲をバーンと撃った時にこっちからも鉄砲でバーンと撃って(弾と弾が)当たるか。当たらないと思う」と発言している。与党からも「緊張感が足りない」との批判が相次いだ。 【ASAHI COM】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
各地自冶体の対応訓練が、各所で行われている。
北ミサイル迎撃態勢に反対81%の国民が危機感を持っているのに対して、政府筋の中で「(ミサイルが飛ぶのは)高すぎてそもそも見えないから、国民からすると何が起きているかわからない」と述べたうえ、「見えたらおもしろいけどな」と平然と話しているといったと言う事に驚いた。
政府筋とは、誰が言っていたのかはっきりしないが、言った議員名を明確にして欲しかった。
日本上空を飛来する訳の分からない物体が通過するのに危機感を感じない議員がいるとすれば、有事の際、日本国民を本当に守ってくれる意思があるのか・出来るのかと心配になる・・・・
ほとんどの国民が危機感を持っているとき、こんな発言を許す政府筋の発言を許しておく麻生首相のリーダーシップにも疑問を感じるが・・・・・
幾ら国会で反対を決議したとて、北朝鮮に通じる国ではない事は承知のはずと思うのだが・・・・・・・