モンゴルで療養していた大相撲の横綱朝青龍(27)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、高砂部屋=が30日、成田空港着の航空機で再来日した。日本に戻ってくるのは3カ月ぶり。
東京・両国国技館に直行し、相撲診療所で主治医の高木洲一郎医師の診察を受けた後、師匠の高砂親方(元大関朝潮)とともに記者クラブ内で会見に臨んだ。
横綱は冒頭「皆様にご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げます」と謝罪。一連の騒動の引き金となったモンゴルでのサッカーについては「頼まれて出てしまった」と説明した。横綱としての品格が問われていることに対しては「足りない部分がある。一からやり直したい」と心機一転の意向を示した。引き続き臨時の横綱審議委員会に出席し、経過説明するとともに謝罪した。
着物姿の朝青龍は終始、落ち着いた表情で質問に受け答え、「自分に責任がある」「やり直したい」と反省の弁を繰り返した。社会的問題となった騒動への責任は痛感している様子。ただ、今後、再び問題を起こせば引退に結びつく状況にあり、横綱の言動への視線はより厳しくなる。同時に日本相撲協会や師匠の指導、監視にも注視しなければならない。(産経新聞)
朝青龍が「責任を痛感している]と謝罪している記者会見のTVを見ていた。その取材陣の質問内容にいささかヤキモキして聞いていた。
質問内容は意に反して体調とか・今までのモンゴルでの生活ぶりの質問ばかりに終始し・肝心の質問をしていないように感じたのは小生だけだっただろうか。
今まで、横綱には例がない謹慎処分に対する質問・横綱はどうあるべきか・日本の国技をどう考えているのか・日本の武士道と相撲の伝統等々の質問がなされると思っていたが一切聞かれなかったことが残念だった。
又TV局のアナウンサーがボクシングの亀田大毅の記者会見が同時どうのこうのと話していたが、全く次元が違うだろうと叫びたい心境だった。
横綱審議委員会の質問内容では、男生委員よりも某女性が強い口調で横綱の使命・品格7などを問うていたが、これが本当の指導というようものだろう。
結論は「今後の言動を注視する」で終結した事が残念でならない・・・・・・・。
これではただお帰りなさいの質問に過ぎなかったような気がする。相撲の最高位にある横綱が「相撲が好きだから帰ってきた」としか感じられないような謝罪に、何故強い言葉で、多くの記者団の中から質問が出なかったのか・・・・。