隣家に設置されたヒートポンプ式給湯器「エコキュート」の運転音で頭痛や不眠などの健康被害を受けたとして、所沢市に住む六十代の夫婦が十八日、給湯器メーカーと住宅メーカーに損害賠償などを求める訴訟をさいたま地裁川越支部に起こした。

 エコキュートは空気中の熱を利用する給湯器で、割安な夜間電力を使用することで電気代を節約できるのが特徴。複数のメーカーが製造しており、全国で普及が進んでいる。

 一方、機器の発する運転音が原因で健康被害を受けたとする訴訟が各地で相次いでいる。群馬県高崎市の男性が隣家のエコキュートの使用停止などを求めた訴訟では、二〇一三年に機器を撤去することなどで和解が成立した。

 この男性と妻は頭痛や不眠の症状を訴えており、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は二人の申し出を受け、エコキュートの影響を調査。昨年十二月に公表した報告書では、運転音に含まれる低周波音が症状発生に関与した可能性がある、と指摘した。

 所沢の夫婦の訴状などによると、昨年十二月に自宅の隣にエコキュートを備えた新築住宅が完成。翌年一月から夜間にエコキュートの室外機が発する低周波音で不眠や頭痛などの症状が出た。

 給湯器メーカーについては「(健康被害を防ぐ設置方法など)具体的な指示、警告を行っていない」、隣家を建てた住宅メーカーについては「原告と協議せずに設置した」などと主張。両社に対し使用停止を求めている(東京新聞)


低周波音での睡眠や頭痛を起こす事は、おぼろげに聞いて知ってはいるが、振動は含まれなのいだろうか。

小生は介護用寝台を使っているのだが、夜間2時前後から朝5時ころまでベットが振動することがあり、寝不足になっているから何とかならないかと、当市の環境課員に相談した。

係員はすぐ動いたものの、調査した結果「近辺にECO給湯を使用しているところは無い」と言う回答だけで「これ以上何ともならない、これ以上調査はしないし「震度計測器は無いし準備する事もない」という強弁を残して帰ってしまった事が有った。


この種の自称で、目に見えない現象が原因で、苦しんでいる人達が、不思議な考えられない現象がECOと称して増加して来る様な気がする。

ECO給湯器問題も見えない低周波公害で苦しんでいる人達と消費生活組合の協力で勇気をもって提訴をした事が想像される。

私人が勝てるか敗けるか分からない事で提訴するには勇気と費用が心配で提訴することなどできる筈もない・・・。

まして各家庭を回り、これがECO給湯・エアコンに似た室外機の様な器材の調査など役所以外出来る筈がない。

 
これからの市町村には低周波振動計等ぐらいの準備をし、見えない現象で苦しんでいる弱者を援助する事ぐらいの器材を準備し、病人等を助ける行政をおこなうこととなる事を望みたい・・

市役所に相談しても結論を出すのは係名は違っても、回答するのは同じ係りで、何も知らない同じ係りが処理だったなどは論外だろう・・・