22日、東京都・北硫黄島沖で観測された皆既日食(中央)。左右の写真は始
まりと終わりのダイヤモンドリング。
時間は左から午前11時26分、同27分、同33分
月が太陽を完全に覆い隠す皆既日食に向け22日、世界各地で太陽が欠け始め、インド北部のバラナシや中国の四川省などでは、あざやかなダイヤモンドリングも観測された。
日本列島南部は天候に恵まれなかったが、皆既日食を見ることができる鹿児島・奄美大島北部のあやまる岬では、雲の切れ間から、太陽が上部から欠けてゆくのがはっきり分かった。
日本の陸地で見ることができる皆既日食は、1963年7月21日の北海道以来、実に46年ぶりとなる。国立天文台によると、硫黄島(東京)付近の太平洋上の皆既継続時間は6分44秒で、今世紀に起きる皆既日食でも最長という。
人が住む場所で継続時間が最も長いのは、トカラ列島・悪石島の6分25秒だが、悪石島は無情の暴風にさらされ、屋内への避難呼びかけも出た。
太陽の一部が隠れる部分日食も国内各地で起き、国立天文台によると、太陽が最も深く欠ける割合を示す「最大食分」は札幌51%、仙台66%、東京75%、名古屋79%、大阪82%、福岡90%など。 【産経ニュース】
名 古 屋 香 港
悪 石 島
次回は26年後
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