北、午後遅く核申告 寧辺の冷却塔あす爆破(産経新聞) - goo ニュース
【北京=川越一】北朝鮮は26日、核計画の申告書を同日午後遅くに提出することを6カ国協議の議長国、中国に伝えた。
6カ国協議の米国首席代表、ヒル国務次官補が24日に明らかにしたところでは、核兵器に関する情報は含まれていないもようだ。
米政府は早急にテロ支援国家指定解除に向けた手続きに入る。解除通告から発効までの期限は45日間。その間に、申告内容に対する検証方法をまとめる方針だ。
一方、北朝鮮は核廃棄の意思を対外的にアピールするため、27日に寧辺の核施設にある原子炉の冷却塔の爆破を公開する。米国務省のソン・キム朝鮮部長、米国家安全保障会議(NSC)のポール・ヘンリー中国部長らが爆破の様子を視察するほか、米CNNテレビが生中継する予定という。
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6月27日
北朝鮮・寧辺の冷却塔を爆破 非核化進展をアピール(共同通信) - goo ニュース
平壌27日共同】北朝鮮・寧辺の核施設にある実験用黒鉛減速炉に付属する冷却塔を爆破する作業が27日夕、行われた。
既に使用されておらず、爆破は、核計画申告書の提出、テロ支援国家指定解除の決定に続き、6カ国協議の合意履行と非核化プロセスが進んでいることをアピール。
6カ国協議の米次席代表ソン・キム国務省朝鮮部長、ポール・ヘンリー国家安全保障会議中国部長も視察、米主導をうかがわせる。
のらりくらりと言いがかりを付けては、延ばしに延ばしてきた核廃棄が実現しそうだ。テロ支援国家指定解除しなければイラク攻撃の様相になる事の心配が除去され、各種支援が可能になる事を見越しての核廃絶する事を狙ったものと思われる。しかし、核兵器による情報が含まれていないと言うところが気にかかる。いままでの地下核実験成功までたどり着き、核弾頭の保有の有無・性能の状況は隠蔽されたままであり、日本の脅威は残ったままでのテロ支援国家指定解除が一番気になるところであろう。。
次は、日本の拉致問題の進展がどういう展開を見せるかが焦点になり、日本政府の制裁解除の手順が注目される。拉致問題が置き去りにされるのではないかと心配する拉致家族の気持ちが伝わってくる。
日本は、今後の経済援助だけが解決手段の鍵となるようだが、アメリカは余り当てにならない状況になった以上は、政府の外交手段だけが頼りになってくる。
北朝鮮は無理な支援を要求してくる事は見え見えである。ペースにはまる事の無いような解決を望みたい・・・・
・プルトニュウム30㎏ ・小型核弾頭30~40発保有すると思われるが、この検証が確実に行われるか、これからが本当の正念場だといわれる。
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